夫と「雨に唄えば」を観劇。阪急交通社で抽選もなく普通にチケット購入。こんなこともたまには?ある。2階の一列目下手。
ミュージカルの古典?的な作品で、宝塚では三度目とか。宙組のものをスカステで見たことがあるが、リナ役の北翔さんが強烈な印象だった。今回も注目は輝月ゆうまのリナというところ。
全体的に明るいムードの作品で珠城りょうの「いい人感」が活きていたと思う。美弥ちゃんはあまりこういう普通の役には映えない気がする。ビジュアルがビジュアルなだけに、少し大袈裟なくらいの極端なキャラが似合うように思う。リナ役のまゆぽんは、やはり出色だったが、いくらなんでもでかすぎないか?!あらゆる意味で目立っていた。そうそう、さくらちゃんを初めてじっくり見て、歌や芝居には問題ないが、やはりちゃぴのあとのトップ娘役としたら今の時点ではちょっと華に欠けるかな~?今後のブラッシュアップに期待する。
ところでラスパもそうだが、ミュージカルというには歌が少なくて、歌好きの私としてはやや物足りない気がした。ロミジュリ、エリザ、1789、ひかりふるなど昨今の作品の、全編楽曲といったものに慣れてるせいかもしれない。
夫を観劇に誘うのは年に三回ほどだが、ショーよりも芝居が好き、しかも日本ものでなく、明るい作品でという希望に沿うものを選んで、オソルオソル誘っている。今日帰宅してから、「私が宝塚に誘う前は、何か演劇を観に行こうとか、言われたことはなかったね」と言うと、「自分は『宝塚』という文化が好きなのだ、宝塚でなかったら特に行きたくはない」と、わかったようなわからないような答え。何はともあれ、どうやら喜んで観てくれているらしいから、いいとするか。