背後に口マンスの神様 | 部屋とYセツとジョリーンと権乃助

背後に口マンスの神様


部屋とYセツとジョリーンと権乃助


17:30。

待合わせの場所に到着した私。


とりあえず

待ち合わせ時間にはまだ20分もある。


私は心を落ち着かせるべく

最寄りのトイレに駆け込み、用を足す。




・・・。

ふう。



恐ろしいほどの緊張感が私を襲う。


それもそのはず。

私v.s.例の家族との闘いが待っているからだ。




話は1か月前にさかのぼる。


例の一族と行った野球観戦の帰りに

例の家族と食事に行ったわけなのだが

その時の店のメニューにモツ鍋があった。


それを見て私は

”そういや僕、おいしいモツ鍋屋を知ってるんスよ。

 時間があえば行きますかね?” と発言した。


邪な気持ちなど全くなく

流れにそって発言したので

酒の席ではあるし

どうせ本気には取らないだろうなぁと思っていた。



だが

その2週間後に

たまたま母親とお会いした際

”権乃助さん、モツ鍋屋はいつ頃行きますか?” と

母親の方からにじり寄られた。



うわっ、やべっ、本気にしてる!



とりあえず私は

”あ、ああ、では再来週にでも行きましょう” と返答し

すぐにモツ鍋屋探しを始める。


この時の話に出た

昔行きつけにしていた店を探したのだが

以前もネタにしたように

その店はすでに潰れていた。


なので

急きょイチからモツ鍋屋を探し

予約を取るべく奔走したのだが

美味しいお店はすでに予約でいっぱい。


なんとか店と交渉に交渉を重ね

やっとこさ

広島で2番目にオイシイと言われるモツ鍋屋の座席確保に性交

いや成功した。



部屋とYセツとジョリーンと権乃助


また

基本的にどこでも迷子になり得る私は

案内するときに迷わないように

その前日に

実際に歩いてこの店へのアクセスを確認。


且つ

いろいろな話題が出ても返答できるように

この店の写真化されたメニューや

話のネタなどをまとめたファイルを用意した。


実際にこれらのプリントを使用するかどうかはわからないが

あればあったで

正露丸と同じように

それが心のよりどころとなる。


また

この日

そば祭りに赴いていた私は

手土産として

打ちたてのそばとせんべいを購入している。




この接待が失敗すると

私に浮上の目はまずない。


とりあえず

私が思いつく限りの準備はしたつもりなのだが・・・。


あとは家族がやってくるのを待つばかり…。




…来た。


横断歩道の向こうから

母親が一生懸命手を振っている。



さて、どう攻めようか。



私の勝負が

始まった。





くそ、モツ鍋屋め!

土曜日は予約する人間が多いファック!

結構人気店ファック!

でもたしかに言われるだけあってうまかったぜ!