なぜか通りすがりにカシューナッツを投げつけられる | 部屋とYセツとジョリーンと権乃助

なぜか通りすがりにカシューナッツを投げつけられる


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普通なら

こないだの日曜の状況を報告するところであるのだが

それよりなにより

ショックな情報が耳に飛び込んできた。



それは昨日の晩のこと。



私がいつものように徹夜でお仕事をしていると

普段鳴らない私のケータイがブルブル震えだした。


これが家であるのなら

パッとケータイを取って

メールなり電話なりするのだが

いかんせん仕事中なので携帯は使えない。


なので

ひと段落がついた深夜

改めて私はケータイを開く。


発信源は2人の友人からで

それぞれ着信履歴とメールが届いていた。


そのメールを開くと…。






”○○(私の学生時代の盟友)がクスリで逮捕されたらしいぜ” 






私はまさに驚愕し

腰を抜かしてへなへなと椅子の上でうなだれてしまった。





彼は私から見ると

まさに天才型で

雲の上の存在だった。


いつも自信にあふれており

キラキラしていた。


また話術が巧みなので

おのずと人望もあり

彼の周りにはいつも女性が集まっていた。



私にはないものをたくさん持っていた。



一時期、

というか1年半くらい

彼と一緒に学校の運営に関わる仕事をしたことがあったのだが

イベントがあるたびに

いつも彼の発想力と行動力には驚かされていた。


彼の能力がうらやましいと思う反面

いつかこいつを超える存在になってやろう、と

彼をライバル視していた。


今思えば

ある種のジェラシーだlったと思う。


彼が正攻法で目立つのなら

私は邪道な方法で目立とう。


そういう精神で私は学生時代を過ごした。



それは

私の中では

びーとるずにおける

ぽーる と れのん のような立ち位置で

奴がれのん、私がぽーるとして

メラメラと対抗意識を燃やしていた。



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結局のところ

アクの強すぎる私と切れ者すぎる彼の間には

当たり前だが溝ができ

それがいつしか思想の違いにもなり

組織の中で私一人が浮いた存在となってしまったので

自然と私はケンカ別れのような感じで

彼から離れる形となってしまった。





卒業してからは全く会ってはいない。





たまに入る風のウワサでは

彼はとある分野で成功したようで

その能力を生かしていろいろな方面で頑張っている、ということを聞いていた。


私はそういう成功の話を聞くたびに

なにくそ、と思い

努力に努力を重ねて

懸命に自分の道を突き詰めていった。




三十路になり

ある程度自分の仕事における立ち位置がわかりはじめ

やっと彼に追いついたかな、と思っていた矢先の出来事。




私がひそかに目標としていた彼が

クスリに逃げるとは思いもしなかった。


私も仕事や女性関係で精神状態はあまり芳しくないが

クスリで現実逃避しようと思ったことは一度もない。


まさかこんなカタチで

彼と形勢が逆転するとは・・・。





もし許されるのならば

彼に会い

話がしてみたい。


クスリの話抜きで

彼が今何を思い

何を考えているのか、

今後についてどう考えているのか知りたい。


偉大すぎる彼の幻影を必死に追っていた一人として

何が真実なのか聞いてみたい。




昔の同志がこんなカタチで逮捕されてしまい

より精神状態が不安定になった私であった。





くそ、昔の友め!

非常にショックファック!

いまだに信じられないファック!

クスリによって積み重ねられた実績がすべて崩壊する現実は悲しすぎる・・・。