はじめての伊勢参り~その3~(博物館&神宮会館編) | ~【自反尽己】日々是精進~ 

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「自反尽己(じはんじんこ)」自反とは指を相手に向けるのではなく、自分に向ける。すべてを自分の責任と捉え、自分の全力を尽くすことである。

お待たせしました。伊勢参りの「その3」です。
こちらでは、初日(1/20)の午後に訪れた史料博物館(徴古館・美術館・農業館)倭姫宮についてと、宿泊した神宮会館、夜の内宮などについてご紹介したいと思います。




その2で書いたように、伊勢うどんでお腹を満たした後は、運動を兼ねて歩いて神宮関連の博物館のあるエリアへ・・・。

実は外宮周辺から博物館のある辺りを廻るバスも、ちゃんとあります。
それでも敢えて徒歩を選びましたが、個人的にはオススメしませんw
(でも、バスも高いっちゃ高い・・・かも)

伊勢神宮の博物館(文化施設)には、その2で紹介した「せんぐう館」以外にも、徴古館(ちょうこかん)・美術館・農業館・神宮文庫などがありますが、今回入館できたのは文庫以外の3館でした。
2年前に訪れた高野山の際に、霊宝館という文化財を展示している施設を見学し、強く感動した経験があるだけに、今回の伊勢の際にも、是非ともこうした文化施設に足を運びたいと思っていました。


※神宮徴古館などについては、こちらを是非ごらんください。


始めに向かったのは、徴古館です。
申し訳ありませんが外観の写真はありません。訪れた際に、何か別の写真会?みたいなのをしていたもので、遠慮してしまいました。

神宮徴古館は、なんと日本最初の私立博物館だそうで。中の展示も大変多く、絵画だけに留まらず内宮の模型や需要文化財の太刀などもございました。
伊勢参りをされる予定の方で、お時間の都合のつく方は、ぜひ訪れていただきたいなと思います。

その後は、向かいにある美術館へ。

神宮美術館

※神宮美術館について → こちら

神宮農業館

美術館の前(徴古館の横)には、↑の農業館が。
農業館という史料館は個人的には初めて聞きましたが、この神宮の周辺にこうした史料館があることで、いかに日本という国が稲作・農業と昔から深く関わり生活してきたかということが、感じられます。



博物館巡りをした後、徴古館前にあります倭姫宮(内宮の別宮)へ参拝に。

※倭姫宮(やまとひめのみや)について → こちら

倭姫宮

博物館のある辺り自体、内宮・外宮ほど人が訪れる場ではないこともあり、この倭姫宮もほとんど人はいませんでした。
ゆっくりと参拝させていただきましたが、↓の写真や(他の参拝者の)参考動画のように、とても美しい参道でございました。


内宮別宮 倭姫宮



倭姫宮の参道。素敵な空間でした。

↑ずっとここにいたいなあ・・・と思ってしまうくらい癒されました。

倭姫宮の参道に射し込む日の光。

↑実際、とても美しかったですよ、日の光。

※私、こちらの倭姫宮については、逆から入ってしまいました。特に決まりがあるのかはわかりませんが、上記にある参考動画のように本来の入り口から参拝された方がよろしいかと思います。


その後、やや歩き疲れた私は、さすがに徒歩で移動する気がなく、バスで外宮周辺へ。
伊勢市駅のコインロッカーで預けていた荷物を背負い、再度バスに乗車して内宮方面へ・・・。

今回の伊勢神宮参拝の旅で宿泊させていただいたのが、こちらの「神宮会館」さんでございます。

今回の宿、神宮会館。内宮から徒歩圏内にあります。

神宮会館 ロビー



※神宮会館については → こちら

神宮会館は、内宮から徒歩数分の所にある旅館で、なんと宿泊客向けに内宮の早朝参拝案内もされております。
調べてみたら、とても人気の宿なんですね。なかなか週末などは予約も取りにくいのだそうで。
じゃらんなどでチェックしてみると、クチコミ評価がすこぶる高く、予約とれないのではないかと思いましたが、日月での一泊でしたのでラッキーでした。
高評価なのは、立地が良いということもありますが、決してそれだけではなく、実際に泊まってみて確かに親切丁寧で気持ちのよいお宿でございました。


会館前にはこんなノボリも。

会館前は↑こんな感じ。

エレベーター前にはこんなポスターが。

↑エレベーター前にはこんなポスターが。

会館内の廊下。神宮の歴史や祭事を展示。

私が泊まったのは別館。風呂トイレなしのため本館より安いです。その本館からの廊下には、↑のように神宮の歴史・祭事を展示しています。

部屋の中。翌朝の写真のため散らかってますがw

↑部屋の中。ちなみに写真は翌朝のものゆえ、布団が散らかってますw

神宮会館には聖書ならぬ古事記が。

↑部屋の中には、聖書ならぬ古事記が。さすがは、神宮会館です。

外宮近くの赤福で買いました。

↑ 「その2」で触れた外宮前の赤福で購入した「赤福」。おいしくいただきました。



部屋で少しだけノンビリンコした後、宿の向かいにあります「おはらい町」へ。

昨年、「黄金伝説」で『ごめんねごめんね~』のU字工事が、伊勢の赤福の朔日餅の行列に並んだりしてましたが、その赤福本店があるのが、この「おはらい町」です。
(さらに細かくいうと、その中にある「おかげ横丁」です)


※おはらい町・おかげ横丁 → こちら

おはらい町




※おまけ
伊勢の猫団子(おはらい町で検索したら出てきたw)



うは(^O^) 猫かわいすぎだろw



神宮会館で夕食が用意されてるにも関わらず、やはり目の前に食べ物屋さんがこれでもかとあれば、さすがに誘惑に負けてしまいますw
牡蠣の串揚げとかお肉、和歌山のみかんジュースなどで満足したはずだったんですが、伊勢の名物の一つという「てこね寿し」の文字を見てしまうと、気になってしまい、やはり誘惑に負けてしまったのでありましたw

てこね寿司。海老丸さんにて。

↑こちらが、てこね寿司。海老丸さんにて。

※すし久さんが有名なようで。→ すし久


余は満足じゃ~
そんな満腹感なまま、宿に戻って・・・といきたいところでしたが、すぐ近くに内宮が。
少しでもお腹を減らす意味でも、ここは歩いてちょっと行ってみよう!ってことで、夕方日暮れ時の内宮に向かいました。




日の入り前の内宮。宇治橋鳥居。




ついに。
ついに、一番来たかった、内宮に着きました。
翌朝、一人で暗い中参拝する予定ではあったんですが、でもやはり前日にも来ておいてよかったです。

ちなみに、この宇治橋の鳥居
「せんぐう館」でお話した係の方によると、昭和48年の時の遷宮の際に外宮の御正宮の棟持柱として使われたものを、この鳥居として再利用しているのだそうで。
学年でいけば昭和48年組の私としては、それを聞いてちょっと感動しまして、それだけにこの鳥居を目の前で見た時は、何か来るものがありましたね。

宇治橋から五十鈴川を。真ん中にあるのは木除け杭。

↑ 宇治橋から五十鈴川を眺めます。真ん中に見えるのは、木除け杭といって、流木などが橋脚に直に当たるのを防ぐためにあるとのこと。先人の知恵ですね。

神苑。日の入り前。

↑鳥居を渡り、神苑へ。神聖な気持ちになりました。
このまま火除橋や五十鈴川の御手洗場まで歩きましたが、内宮の参拝時間、ならびに宿の食事の予定時刻が迫ってきたので、ここでこの日は退却。


宿に戻ると、食堂にと案内されおいしい御飯をいただきました。

神宮会館での夜御飯

↑ 本当はもっとお腹すいた状態で食べたかったですねw
あと、隣に座った若い親子連れのヤンママさんが、終始子供を叱ってて気になっちゃいました。
(神宮会館では、食事なしのコースもあります。食事ありだと、食堂での食事となるそうです。)


以上、長くなりましたが、初日の午後~夜でした。
(長すぎだろ!)

次は、いよいよ内宮の早朝参拝ですが、それは「その4」にてまた(申し訳ありません!)・・・。


※その4のup時期は未定ですが、極力早めにお届けしたいと思います(滝汗)。