マルハバキラキラキラキラ

 

 

昨日に続き、ご報告。

 

 

12月18日(月)に、

日高総合福祉センター「高麗の郷」にて

『ガーダ パレスチナの詩」を

上映いたしました。

 



 

パレスチナのドキュメンタリー映画を撮る

古居みずえ監督の2本目の映画上映。

 

 

ガーダという女性を12年間追い続けた

ドキュメンタリー映画。

 

 

ガザという閉ざされたエリアの中で

珍しく非常に自立した考えを持つガーダ。

彼女が古居監督に出会い、

自身もジャーナリストとして

1948年イスラエル建国により土地を追われた

パレスチナ人たちの過酷な人生を

記録しようとたくさんの人達に出会っていきます。

 

 

その中で始まるイスラエルによる攻撃。

鳴りやまない銃声を背景に、

ただ時間が過ぎるのを待つ姿。

土地を奪われ、畑を壊され、家屋を崩壊され、

それでも命だけ残された人たち。

 

 

イスラエルに対する憎しみの言葉を吐きながらも、

かつて幸せだったころを思い出して涙しながらも、

それでも歌って踊って楽しい時間を過ごそうと

お互いを鼓舞しあって支えあって生きている

パレスチナ人たち。

 

 

映画の中に出てきた人たちは、

今、ガザで生きているのでしょうか。

映画を観ながらそんなことを

考えてしまいました。

 

 

ガザの12年間が非常に良く分かる

丁寧なドキュメンタリーでした。

 

 

ゲストスピーカーには

元フォトジャーナリストで

私の父でもある押原譲を

招いてお話をしてもらいました。

 



 

父は2004年にガザに滞在しており、

「五月のガザ」という本を出版しています。

 

 

そもそもなぜパレスチナで

あんな戦争が起きているのか。

何が始まりだったのか。

そして、

今後この戦争はどうなってしまうのか。

 

 

そんな話を、紐解くように

丁寧に説明してもらいました。

 

 

2004年に父が撮ってきた写真を

何枚かスライドで見せてくれたのですが、

状況は今とあまり変わらず。

 



 

瓦礫の周りをさまよう人。

家を壊され、家族を失い、途方に暮れる人。

 

 

殉職者を称えるお葬式の列。

 

 

父が言っていました。

「ずっと不思議だった。

 なぜイスラエルは子どもを殺すのか。

 なぜ学校を狙うのか。

 なぜこんな酷いことをするのか、

 当時は理解できなかった。

 

 でもあとになってやっと分かった。

 次の世代を作らないため。」

 

 

パレスチナ系ヨルダン人の夫サーメルの

おじい様おばあ様の時代に、

1948年にパレスチナのビサンという街から

ヨルダンへ難民となりました。

 

 

物心ついたころから、

パレスチナ人としてのアイデンティティを持ち、

そして祖国への想いを歳を重ねるごとに

強くしています。

 

 

そして、サーメルが言っていました。

目の前で親を殺された子どもたち。

目の前で大切な家族を殺された子どもたち。

彼らがこの先恐れることなんてあるだろうか。

これ以上恐ろしいことなんてない。

死ぬことなんて彼らにとってなんともない。

家族のところに行かれるのだから。

だから、命かけて祖国を守ろうと戦える。

 

 

次の世代を作らせない??

次の世代が少なくなろうとも、

次の世代のイスラエルへの憎悪は

倍増していくんだ。

 

 

これから本当にどうなってしまうのでしょうか。

イスラエルがしている行為は

完全に虐殺です。

民族浄化です。

 

 

人が人の命を奪っていいと

どの宗教が言っていますか?

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地である

パレスチナの地で、

こんな残虐な戦争を続けてはいけない。

 

 

映画上映に関して、

ご協力してくださいました皆様、

お集りいただきました方々、

そして募金をしてくださった方々、

本当にありがとうございます。

 

 

みなさまの温かいお気持ちは

すべてこの映画を無料で提供してくださった

NPO法人パレスチナ子どものキャンペーンへ

寄付させていただきます。

 

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

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