マルハバ
オリーブオイルを販売するにあたって、
お客さまからたくさんのご質問をいただきます。
正直、私はオリーブオイルについての
専門知識があるわけではなく、
ただ、ヨルダンで搾ったままの
オリーブオイルがあまりに美味しかったので、
それを日本の方々に届けたい。
ついでに、ヨルダンの貧困に苦しむ方々を
このビジネスに巻き込み、
彼らの未来を明るいものにしていかれたら・・・
なんて思いから、このプロジェクトを
始めました。
しかし、
世間から見たら、私たちは
『オリーブオイル屋さん』。
ある程度の知識を持っておかないと
いけないものです。
今のところ、全てのご質問に
お答えすることはできておりますが、
今後特殊な、博士レベルのご質問を
受けたらどうしよう、と
びくびくすることもございます。
さて、様々なご質問をいただく中で、
「これは！！！」というものを
シェアさせていただきます。
【質問１】
『アルベッラオリーブオイル』の酸度は？
【答え】
なぜ、オリーブオイルに酸度が重要視されているかというと、
IOC（国際オリーブオイル協会、国連下）にて、
酸度が低ければ低いほど、
良質なオリーブオイルと定義されており、
0.8度以下を『エキストラバージン』と
呼ぶことができます。
そして、その酸度というのは、
どれだけ「酸化」が進んでいるか、という目安にもなります。
収穫してすぐに搾油した一番搾りのものほど、
酸度は低くなり、その後の保存方法（密封、遮光ビンなど）により、
酸化を防ぐことができます。
ちなみに、私たちが販売する
『アルベッラオリーブオイル』は、
自家栽培、自家搾油しているわけではないので、
都度都度、酸度を測り、ヨルダン政府に提出してから
輸入手続きをしております。
２０２０年度（２０１９年搾油）・・・ ０．７％
２０２１年度（２０２０年搾油）・・・ ０．８％
これはどちらも、ヨルダン輸出時の酸度なので、
その後充填作業をする際に、
一斗缶を開け、沈殿している澱（おり）を均等に
混ぜてから、ボトルに充填しているという作業が
ありますので、酸度は少しだけ変わっている
可能性もあります。
【質問２】
テレビで、監視局の人が犬を連れて、
食品の持込を規制している番組をよくやってるが、
カナンズランドは、法に触れることなく、
食品であるオリーブオイルを持ってきているのか。
また、生で食べても平気なものなのか。
【答え】
もちろん、正規の「食品輸入」の方法にて、
「食品監視課」→「税関」を通して、
「販売目的」という許可を政府から得て、
輸入手続きをしております。
ご関心のある方は、
過去のブログをご参考にして
いただければ幸いです。
【質問３】
賞味期限はどれくらいですか？
【答え】
ボトルには、賞味期限を、
最後に空気に触れた時、
つまり上記にもありますが、
充填時から、１８カ月として
記載させていただいております。
しかし、一度空気に触れると、
酸化は進んでしまうものです。
酸化すると、オリーブ独自の
あの香りがなくなり、
油っぽい、くさいオイルになってしまいます。
そのため、私たちは一度開栓したら、
２カ月以内に使い切ることを推奨しています。
しかし、比較的酸化しにくいと言われている
オリーブオイルです。
２カ月という目安に縛られることなく、
お客様のペースでご利用いただければ、と
思っております。
【質問４】
オリーブオイルのサイズは２００ｍｌだけなのか。
【答え】
はい。今のところ２００ｍｌのみで
販売させていただいております。
理由といたしまして、【質問３】の答えにも
書かせていただきました通り、
なるべく２カ月以内でご利用いただきたいので、
あまり大きすぎるボトルを販売し、
酸化して味が変わったものを
ご利用いただきたくないからです。
「もったいないから」と
少しずつ使われている方もいらっしゃるようですが、
ぜひ、開栓したての、風味豊かな
『アルベッラオリーブオイル』を
お早目にお使いになっていただきたく
お願い致します。
他、みなさまにシェアできるような
ご質問がありましたら、
今後もご紹介していきたいと思います。
どんなご質問でも構いません。
疑問に思うようなことがありましたら、
なんでもお問合せくださいませ。
私たちも、みなさまからの
ご質問によって、
オリーブオイルの知識を付けさせて
いただいております。
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