1日1回のランキング投票にご協力お願いします。
↓クリックで投票完了↓

にほんブログ村 為替ブログへ

 

 

僕らを負けさせるノイズの正体

 

相場の格言で「ノイズを制するものが、トレードを制する」という言葉がある。

 

1年以上の相場歴があるトレーダーであれば、ほぼ間違いなく「ノイズに振り回されて負けてしまった。」という経験を持つだろう。

 

ノイズを見分けられないと、揉み合いに巻き込まれポジションの長期保有をせざる追えなかったり、ストップロスに連続して引っ掛かってしまう。逆にノイズを見分けられると、エントリーから利確まで狙い通りトレードをすることができる。


ノイズとは、そもそもなんだろうか?

 

ノイズ自体には、日本語に訳すと雑音であり、精選版 日本国語大辞典によると「(比喩的に) 有意味な情報に混入してそれをかき乱す、意味とは無関係な要素。無意味な情報。」という意味だそうだ。

 

 

 
 

相場においてのノイズとは、主に、騙しあげ(フェイクブレイク)や揉み合いなどのことを総称したものである。

 

手法が十人十色であるように、ノイズの定義というのも十人十色であり、画一的な正解があるわけではない。

 

私なりのノイズを定義するのであれば、

  1. 方向感がはっきりしない
  2. 規則性がない

ノイズとは、上記2つを満たした値動きのことである。

 

 

 

【トレードにおけるノイズの一例】

  • レンジ上限をブレイクした後に騙し上げ(フェイクブレイク)で再びレンジに回帰した
  • 価格が上昇し、ターゲットプライス(TP)に向かう際に下落と上昇を繰り返し、うねりながら動いた
  • 前回高値更新をしたのちに、大きく下落した。
 

 

 

 

(たまに自分の思い通りに行かない相場をなんでもかんでもノイズと判断してしまうトレーダーを見かけるが、どんなに綺麗な上げシグナルのチャートパターンが形成されていて大衆心理が買いだとしても、誰か1人の大口が逆をかいて強烈な売り注文をいれたら、価格は下落する。相場に絶対はない。セオリー通りに相場が動かないことは、十分ありうる。単にセオリー通りにいかないことと相場のノイズを混同してはならないので注意しよう。)

 

ノイズに振り回されない方法

 


ノイズに振り回されない方法は、2つある。

 

1つ目はノイズの事前排除

2つ目はノイズを前提とした「withノイズのトレード」である

 

1つ目のノイズの事前排除は、すでにノイズに巻き込まれる可能性がわかりきっている、すでにノイズが発生している相場環境ではエントリーを控えるという方法だ。

 

例えば、ノイズが発生している相場の代表例として拡散型レンジ相場(Y波動)が挙げられる。

 


 

 

拡散型レンジ相場とは高値の切り上がりと同時に安値を切り下げている相場環境のことを指す。

 

方向感がなく、規則性を持たないため、サイクルが定まりにくく

ロングしたとしても、ショートしたとしても損大利小に終わりやすい。

 

バイナリーの場合も「ローソク足1本単位の値動きを負わなくてはならない」という取引の性質上、値動きの軸を捉えづらいので向かない。

 

最初からノイズの多い相場は避ける。

シンプルであり、最も効果のあるノイズ回避法である。

 

 

次に「withノイズトレード」についてだが、

withノイズトレードとは、ノイズの発生を前提とした利確幅、損切り幅を持つことである。

 

 

 

 

 

例えば、ボックスレンジブレイクアウト戦略においては、損切り幅を割と広く持ってあげて、レンジ幅の20%程度に設定することが望ましい。

 

これは、レンジ上限、下限付近においては「レンジを死守したい層」と「レンジをブレイクさせたい層」が攻防を起こし、揉み合いを起こしやすいという性質があるからである。

 

ノイズがあらかじめ発生することを前提に損切り幅を設定しているのだ。

 

前日高値安値、何度も反発しているラインなど意識される価格の付近は、ノイズが発生しやすく、揉み合いやすい傾向がある。

 

だから、最初からノイズありきで、ノイズが長引いたとしてもそれに耐えうるだけの箇所にストップロスを設定し、ストップロスを広めにとったとしてもマイナスにならないような利確幅を設定する。
 
まさしくこれが「With ノイズのトレード」である。

 

 

 

今日はここまで

 

 

・直通LINE→@dbf7741w
・公式インスタグラム→@saikix_
・公式サイト→サイキックスの気絶級バイナリー
・2022年最先端BOツール→「Benefit Duo」

 

サイキックスのブログ検索

1年以上前の記事等を検索することができます。「プライスアクション」「チャート」など知りたいワードで検索してみてください