新しい年がスタートしました。
新年1発目ということで、今年1年のトレードの利益を最大化させるための「考え方」について少しお話ししようかと。
結論から言うと、
「トレードをビジネスとして捉えること」
これができたときに、精神的にかなり安定したトレードを行え、良いパフォーマンスへ繋がるのではないかと思います。
ビジネスとしてトレードを捉えるためには【相場には「変化する部分」と「変化しない部分」があることを知り、それぞれ適切な処理をしてあげること】が一番手っ取り早いです。
■相場の変わる部分
わかりやすくタピオカ屋で話を例えましょう。
「2018年→2019年にかけてタピオカが爆発的に流行りましたね」
今どうなってるか?
「タピオカバブル」は終息へ向かっており、バンバンタピオカ屋が潰れている
2015年にクレープ屋が流行りましたが、今はかなり数が減っています。
私はよく「2019年オシレーター使えない」と言うことを言いますが、これは「今から4年前流行ったにクレープ屋始める」のと同じようなものだと思っているからです。
【参考】
▶︎▶︎時代による相場の変化
■変わらない部分
この間東京・千代田区のオープンしたばかりのタピオカ屋にいきましたが、かなり多くの人で賑わっていました。
なんでも「まだタピオカを飲んだことないオフィスワーカー層」にウケているのだとか。
タピオカ激戦時代でも「立地、回転率、原価率」など飲食店の「変わらない原理原則」となる部分を抑えれば、ビジネスを成立させることができます。
トレードでも同様に...
オシレーターを使っても勝ている人はいます。が、彼らはオシレーターに完全に従ってはおらず、「変わらない原理原則への見方」が優れています。
トレードで言うところの変わらない部分は「相場心理」であり、プライスアクションからある程度、読み取ることができます。
私はシステムエンジニアであると共に、裁量トレーダーでもあります。
- 「変わる部分に対しては数字」
- 「変わらない部分に関しては自分の相場観」
を用いて徹底的アプローチをしています。
この「変化する部分」と「変化しない部分」を捉えてあげ、ビジネスと同じように考えてあげる。
この考え方を取り入れることで「今何やっていいかわからない」「何から学んでいいかわからない」という状態であっても、
ある程度「進むべき道」が見えてくるのでないでしょうか。
特に年をとればとるほど、変化する部分への嗅覚は鈍くなります。
変化する部分に関しては、自動売買やインジケーターに任せ、まずは変化しない部分を身につけていくのが、一番手っ取り早いと思います。
今日はここまで。