サイキックスです。

今回は「Turbo取引の性質」を解説していこうと思います。

 

Turbo取引はバイナリーをやる上で切っても切れない縁にあります。

 

「Turbo取引」とは、HighLow社で取り扱っている取引の種類を指し、30秒取引、1分取引、3分取引、5分取引から構成され「エントリー時間に応じてイグジット(判定時刻)が変わる」タイプの取引

 

巷で発売されているシグナルツール等にも多く採用されていますね。

 

あくまで個人的な意見ですが、

Turbo取引やってる奴は「99%負け組トレーダー」

特に販売されているTurboのシグナルツールは99%勝てない。

(※99%と言っているのはシステム系のキワモノ系ツールが稀にあるから)

 

 

■ターボ取引の性質

 

①エントリーに応じて判定時刻が変わる

手法のエントリー条件に満たした際やシグナルツールでシグナルが点灯する際にエントリーに1秒でも遅れると「手法本来の勝率」と「実際の勝率」に乖離が起きてしまう

 

2019年現在ターボ取引を行うと

  • 業者側の約定拒否
  • エントリーボタンを押してから実際に約定されるまでのタイムラグ

 

この2点がかなりの確率で起こります。

 

つまり、Turbo取引を継続的に行う場合は、いくら手法が良くても実際のエントリーだと

 

②超短期取引で期待値崩壊

Turbo取引の最もヤバイ場所は、「実践時の期待値」がブレブレなのにかかわらず、0.1pips単位のせめぎ合いをせざる負えない部分。

 

「30秒取引」「1分取引」の場合は、どんな手法であっても0.1pipsのギリギリ勝ち/負けが起こり、0.1pips単位の細かい利幅狙っていかざるおえません

 

元からシステム上仕方がない期待値の乖離に加え、30秒、1分という短い時間で判定時刻になるため、

 

もはや本来の手法でエントリーするべきだった場所から

1秒以上遅れるともはや全く別のロジックになってしまいます。

 

特に矢印の出るタイプのシグナルツールなんかはサインが出た時点から「エントリーの出遅れ」が始まっているので目も当てられない惨状。

 

どんなに優れた手法でも実践で使えないと何も意味がありません。

 

■なぜTurbo取引が人気なのか?

バイナリーオプション取引はエントリーの選択肢にハイかローしかありません。理論上は2分の1のため、コイントスと同じで、たまたま当たることは絶対にある。

 

コイントスでも3回連続「表」の時もあれば、3回連続「裏」の時もあります。

 

このお金が簡単に短期間で増えたり減ったりするギャンブル要素が大量のドーパミン放出につながり、脳の報酬回路をおかしくしてしまい、理性的な判断をできなくさせ、クセにさせてしまう。

 

バイナリーがコイントスと違うのは、構造上 胴元であるバイナリー業社が圧倒的に有利だということ。

 

ペイアウト率、約定拒否、エントリー遅延、スプレッド、引き分け負け判定、etc...

 

向こうは基本的に儲けるために広告費やサーバー代を払いやっているのだから、

ユーザーに負けていただくことを前提で作られてます。

 

ギャンブルするならカジノやパチンコの方がまだマシ。

 

ターボ取引を行うと、今はたまたま勝っていたとしても、長期的にみると確率収縮し、期待値が低いロジック(勝率が損益分岐点を下回っているもの)でエントリーし続ければ、お金を失い続けます。

 

パチンコやスロットで例えるなら、

最も期待値の低い「設定1」をずっと回しているのと変わらない状態。

 

Turboの方が心理的負担(ドキドキする時間が短い)、短時間で何回もエントリーできることから、初心者はやりがちですが

 

現状ロクに勝てていない場合、ターボは絶対にオススメしません。

 

どのみちエントリー額が増えていくにあたって、連打する必要があるのでHighLow取引をせざるおえなくなります。

 

とっとと目を覚ましましょう。

 

今日はここまで。

 

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