こんにちは。
関西で大家業と子育てに精を出す佐山 潤(さやま じゅん)です。

 

突然ですが、カバー写真の件、
今回は自分で撮った写真を載せました。
このエビス、私と妻が飲んだものですが、左と右の違いわかりますか?
右のラベル恵比須様ですが、後ろの籠に鯛がもう一匹入っているのです。^^

コアラのマーチにいわゆるレアコアラとか言われる、
「眉毛」や「鼻血」のコアラが入っていればラッキー、
というのがあるみたいですが、あれと同じようなやつらしいです。
(ただ、コアラのマーチは実は全種類均等に作られているので、後付けだ、という話もあるみたいですが笑)

 

私たち夫婦は蕎麦屋の昼酒、が大好きで、子供を連れてよく昼蕎麦酒を愉しみます。
(子供たちはもちろんお酒は飲みませんが、私たちの影響を受けて、
すっかりそば好きになり、店に行くことを今の所楽しんでくれています。)

関西はまだまだ、蕎麦屋はすすって帰るだけのところ、
みたいに思っている人が多いので、
それに適応しているお店がそこまで多くないのですが、
幸運なことに割と近所に
私たち家族が行きつけで関西でもピカイチのそばを出す
老舗の蕎麦屋さんがあり、
そこで飲んで食べて締めに香り、のど越し、つゆ、と
すべて素晴らしいおそばをいただくのですが、
そこの女将さんが
「佐山さんたちならこれ見たら喜んでくれるかと思って」
とわざわざ私たちが来店するまで取っておいてくれたらしいのです。

 

、、、こんなこと言われたらまた来ちゃいますよね笑

こういう、友達や家族でない相手に対し、


「こうすればこの人が喜んでくれる」
 

「相手にとって必要な、ハッピーになる要素は何か」
 

っていうことを想像して、実際に行動してくれる。

っていう事ができる人は本当に素晴らしいと思います。

こういう事ができる人は何をやっても成功するんだろうな、
と思います。

 

実は私はこれに若干の苦手意識をかつて持っていて、
そんなこと考えなくてもお金が入ってくる仕組みがないか、
とかいろいろ考えて大家業に行き着いたのですが、
ところがどっこい、大家業にしても、
様々な業者さんや管理会社との折衝、
直接話すことはなくとも、こちらのふるまい次第で、
入居者の物件に対する印象が変わったり、
あと銀行員とのやり取りに至るまで、

結局「相手が必要とするものは何か」
を意識して対応しないと、たちまち話がこじれたり、
下手をすると不要な出費を伴います。

 

以前、保有物件の居室内で水漏れがあった際に、
たまたま業者さんの予定が合わず、
工事対応が2日ほど遅れたことがありました。
この入居者さんはなんと20年以上物件に住んで下さっている超古株で、
当時だとこの物件もまだ築浅、ということで、
ほかの入居者さんより高めの家賃のまま、ずっと住んで下さっている方。
連絡を受けて、あとは業者さんに対応任せていたのですが、
対応が上記の通り遅れてしまい、

 

「何年も住んでて問題も起こしたことないのに、ずっとほったらかしか!」

 

と怒られました。(直接怒られたのは管理会社ですが)

そうなんです。連絡もらって、こちらから管理会社通じてでも、
 

「業者の予定が詰まっているので、お待ちいただく」
 

という事を丁寧に説明すればいいのですが、
それを怠ったので、怒らせてしまった。

 

結局「相手にとって何が必要か」
を考えることが、お金をいただく、っていう行為と、
ゆるく結びついているんだろうなと思い、
苦手意識を取り払うようにしています。

 

いい飲食店に行くと、このあたりがとても勉強になります。
いいお店でおいしいものを食べるのが、人生を豊かにする、
ってよく聞きますが、感覚的にはわかってても、
具体的に「なぜ?」がうまく説明できないなあ、
と思ってましたが、このエビスビールを通じて、
それを勉強させてもらいました。ありがとうございます。

 

本日もお読みくださり、ありがとうございます。