おはようございます。
関西を中心に4棟55部屋の大家をしている、
じゅん@子育て奮闘サラリーマン大家です。

お水にまつわる怪奇現象を体験してしまいました。

 

先日突然管理会社より連絡があり、
「貯水槽から水が流れてきています」
と連絡があり、すぐに調査をさせた所、
ボールタップ、という止水弁が壊れて、
水がじゃじゃ漏れ状態になっているとの事。

なにそれ?
と思いとりあえず、修繕業者を手配。
「2日後くらいに行きますね。工事費まあ3~4万くらいですね」
と言われたので、ひとまず安心。
当然工事は無事に終了し、症状はストップしました。

あーよかったよかった。
と余裕をぶっこいていると、また管理会社から電話。
「あのー、水道局から共用部の水道代請求来たんですけど」
声色で悪い知らせとわかります。
いつもは数千円の請求なのですが、水がじゃじゃ漏れだったなら、
まあ、、、最悪5万くらいは覚悟しなければ、、、
と思い、「でいくら?」と聞いてみると、、、

「37万でして」

 

「はあ!?」

 

今年一番の大声だったかもしれないです。あの「はあ!?」
たった数日の水漏れで37万請求来るって、、、滝か!
まあ、管理会社もすぐ対応した、みたいな雰囲気出していましたが、
実際はすぐに発見できていなかったのかもしれません。

それにしても、改めて賃貸物件経営の落とし穴の多さに驚きます。
止水弁一つで大体ハワイ一週間滞在分の費用が吹っ飛ぶ事になります。

「そんなもん払えるわけないやん」
と、一応文句を言ってみます。もちろん管理会社にいう文句ではない事は百も承知ですが。
すると、管理会社から
「なんか水道局に聞いたら減額申請っていうのがあるらしくて、、、」
話を聞くと、ボールタップ修繕をした業者が申請用紙の一部を記入し、
『設備不良によるやむをえない水使用』
という事で水道代金を減額してもらえる、
という制度が各自治体であるみたいです。

 

注意点は
・各自治体の認証を受けた工事業者を使う事
・非認証の業者である場合、別途の申請が必要
・割引率は自治体によって異なる

ようです。

 

業者さんに連絡すると、何回も対応した事あるみたいで、
「ああ、わかりました。その自治体の認証も持ってるんで、やりますよ」
助かった。で、やっぱこれが気になるんで聞いてみたんですが、
「どれくらい割引になるかわかります?」
「さあ、8割くらいちゃいますかね?自治体によるんでなんとも」

おお!8割?今回だと請求大体40万なので、
32万引きで実負担は8万円か!
と一安心。で、数日後、水道局から手紙が来ました。

 

画像
 


211,943円。。。。
結局半額にもなりませんでした。
ハワイ一週間滞在が、東南アジア4日滞在になった感じでしょうか。
どっちにしてもキツイ出費です。

支払については一括でも可能でしたが、
どうしようかちょっと考えた結果、水道局の人と話して、
とりあえず分割にして月々のキャッシュフローを優先する事にしました。

それにしても、、、

 

 

「さあ、8割くらいちゃいますかね?」

多分なんとなくの記憶で言っただけなんでしょうけど、
改めて、賃貸業を営むうえで関割ってくる業者・会社には、
テキトーな方が多い事を痛感。
この人たちからもたらされる情報は本当にテキトーなものが多い
ので、結局は自分で調べたり、自分で責任を負う覚悟で、
何事も取り組まないと最終的に痛い目を見るのは自分。

、、、なんですがそうは言っても今回は


・減免できるという管理会社からの情報提供
・情報自体はテキトーでもしっかり申請に動いてくれた業者さん
・話をして分割に応じてくれた水道局

 

といろんな方の協力と動きがあって、どうにか収まりました。
ありがとうございます。

 

改めて、自分が家賃収入を得ながら賃貸経営する、
というミルキーウェイといばらの道を行ったり来たりしながら、
毎日奮闘しているんだなと実感しました。

今回も勉強になりました。