【内容】 世界金融危機 前夜。日本のマーケットに絶望し、表舞台から姿を消した天才ファンドマネージャー・鷲津の元に、かつての盟友・芝野が現れる。中国系巨大ファンドが買収に乗り出した、大手自動車メーカー「アカマ自動車」を危機から救ってほしい、というのだ。日本を代表する大企業「アカマ」の前に突如現れたのは、“赤いハゲタカ”こと劉一華(リュウ・イーファ)。豊富な資金を背景に、鷲津を圧倒し続ける劉ら中国ファンドの真の目的とは!?(goo映画より)【感想・評価】
大好きな「ハゲタカ」の映画とあって、レンタル開始をとっても楽しみに待っていました。
早速観てみましたが、期待を裏切らない展開でした。
ドラマの時は、ライブドアとかファンドなどが一世を風靡した時代を背景に展開しましたが、今回の映画は最近の経済状況を背景に展開されていたのがとても興味深かったです。
特に面白かったのは、追い込まれた鷲津の反撃・・・ ドバイの王子と手を組むところから、あの展開は想像できませんでした。全く予想できない動き(対抗手段?)に出た鷲津に焦る柴野。その柴野の質問に「想定の範囲内だ」と答える鷲津・・・ 思わずニヤリとしてしまいました。どこぞで聞いたセリフですよね。
特に面白かったのは、追い込まれた鷲津の反撃・・・ ドバイの王子と手を組むところから、あの展開は想像できませんでした。全く予想できない動き(対抗手段?)に出た鷲津に焦る柴野。その柴野の質問に「想定の範囲内だ」と答える鷲津・・・ 思わずニヤリとしてしまいました。どこぞで聞いたセリフですよね。
また、鷲津の対抗手段が、なんと現実世界のリーマンショックの引き金となるような展開に、見ているこちら側も「ん~ なるほど」とうなるばかり。サブプライムの金融商品が200億円売られる展開は、まさに現在の金融危機を招いた原因を見事に映画に取り入れており、スケールの大きな映画に仕上がってると思いますね!
そして、「赤いハゲタカ」として中国からやってきた劉・・・ 最後まで得体の知れない人物でした、貧しい過去を背負っているだけに、後半は見ていて切ない気持ちになったのも事実です。最後は、劉ははたしてアカマを買収後どうするつもりだったのかも なぞになった感じで そこもまた切なかったですね。
それにしても、表向きの争いの裏で重要なのはやはり情報!突破口を切り開いたのも情報。情報って重要ですよね!
ということで、個人的にはとても興味深く見ることが出来た映画でした。でも評価となると・・・ まず、経済や社会状況に関心がない人だと この映画の面白さを半分も理解できない気がします。その辺が理解できないと、展開される人間ドラマも若干わかりづらいかもしれません。それでも「4」を上げたいと思います。というのは、できれば多くの人に見てもらいたいからです。娯楽作品もいいですが、たまにはこういう社会派映画を見て、今後の日本を・・・その中に生きる自分達の生活を・・・ 考えてみてはいかがでしょうか!
誰かが言った 人生の悲劇は2つしかない ひとつは、金のない悲劇 もうひとつは、金のある悲劇 世の中は金だ 金が悲劇を生む