【全日本大学野球選手権】大阪商業大の真鍋が先制打!来年のドラフト候補が完封劇 | ジョン斉藤の世界

ジョン斉藤の世界

あなたを、妄想かつ奇妙な世界にお連れします。
当ブログは、相撲関係の情報に特化したものを目指しています。
しかし、ソフトバンクホークスの世界、お笑いの世界、ありえない不可思議な世界、恐怖の世界、歴史の世界、ミステリの世界等にもご招待しますよ~。

関西六大学野球代表の大阪商業大が千葉県大学野球連盟代表の中央学院大相手に1対0で勝利。先発の鈴木 豪太(3年=東海大静岡翔洋)が2安打1四球9奪三振で完封勝利を収めた。 大阪商業大に唯一の得点をもたらしたのが5番指名打者で出場した真鍋 慧(1年=広陵)だ。1回裏、二死一、二塁のチャンスで打席が回ると、「食らいついていくぞという気持ちで打席に入りました」と2ボール2ストライクから低めの変化球をライト前に運び、二塁走者が生還。「先発の鈴木さんを楽にしたかったので、良い形で打てて良かったです」と頷いた。 広陵時代からスラッガーとして名を馳せた真鍋は大阪商業大でも1年春からレギュラーに定着。春のリーグ戦では打率.317、1本塁打、7打点と結果を残して、指名打者でベストナインを受賞している。全国の舞台でもいきなり結果を残し、「持ってるものがあるんでしょうね」と富山 陽一監督も感心していた。 今秋のドラフト上位候補に挙がっている渡部 聖弥(4年=広陵)は厳しい変化球攻めに遭って、第3打席まで凡退。「打ち取られていた球は全部変化球だったので、最後も変化球で来ると思っていました」と8回裏の第4打席でスライダーをレフト前に弾き返して、何とか面目を保った。

 「リーグ戦から真っすぐがなかなかストライクゾーンに来ないというところで、絞り球をなかなか絞れなかったです。もっと早い段階から変化球をしっかり狙っていけば良いところを少し真っすぐを張っていたところがあったので、そういうところを素早く切り替えて、臨機応変に対応できるように明日から挑んでいきたいです」と反省した渡部。春のリーグ戦も打率.220と苦戦したが、そろそろ本領発揮と行きたいところだ。 打線がなかなか点を取れない中で奮闘したのが春のリーグ戦で防御率0.00の鈴木だった。右横手投げから140キロ台前半の力強いストレートを投げ込み、4回二死まで無安打投球。5回表には二死から連打と四球で満塁のピンチ招いたが、ここをセカンドゴロで凌ぐと、6回以降は一人も走者を許さなかった。

 「前半は(ストレートで)押し込めていたんですけど、後半は捉えられることも多かったので、そこをもっとレベルアップしていけたら良いと思います」と話した鈴木。5回まではストレート中心だったが、6回以降はカットボールやフォークでカウントを取る配球に変えるなど、臨機応変な組み立ても見事だった。

 2回戦では東京六大学野球連盟代表の早稲田大と対戦する。「東京六大学とか関係なく一対戦相手と見て、一戦必勝で頑張っていきたいと思います」と抱負を語った真鍋。関西六大学の王者が優勝候補相手に一泡吹かせるか。

 

真鍋は間違いなく広島が生んだ最強の打者です。来年のドラフトもいいのですが、大学を4年間貫いてその後プロになってもよいと思います。同学年の佐々木麟太郎をしのぐ打者になるかも。