連休一日目は山登り突撃ー! | 人生満喫航海記

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いつしかアラフィフに突入した変なオズサンの 日常、仕事、趣味、感じた事など広いジャンルを備忘録がてら記事にしてるブログです( •̀ᴗ•́ )/





ども〜( ̄O ̄)/






年々体力の低下を実感してます派

ジョニー月賦です

'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ 
とくに足骨折してからかな






皆さん、GWは満喫出来ましたかぁ〜?

o(〃^▽^〃)o 


こちら(東北地方北部)では安定した晴天が続き、絶好の行楽ウィークとなりましたね〜♪

(((o(*゚▽゚*)o)))


ジョニーも例年通り たったの 2日間の連休となりましたので、とくに需要も無いんでしょうけどご紹介します笑

( •̀ᴗ•́ )/




5月4日(土)


ホントはこんなコトしてるバヤイじゃないんですが、「息抜き」を兼ねて今年一発目の山へGO!

ε===(っ≧ω≦)っ


(でもすぐに着く笑)



麓の駐車場🅿️はもうけっこう埋まっていました



ジョニーはいつもの3合目の「しるし平駐車場」から





ココからだと無理のないゆっくりペースでも頂上までだいたい一時間なのでジョニーにはちょうどいいのだ


((((((っ´・ω・`)っ

トコトコ



そしてココから登るもう一つの大きな理由は…トクサやニリンソウの群生地があるから!



(手前ニリンソウ、奥トクサ)



このニリンソウはアイヌ語で


オハウ キナ

(汁物の草)


と言われるように食用の山菜らしいので、いつか食べてみたいと思う


(๑´ڡ`๑)



ただし、どこのニリンソウ群生地でも共通の注意事項⚠️として、葉っぱの形が似ている猛毒のトリカブトが混ざっている事が多いらしいので気をつけなきゃね


(ง •̀_•́)ง

おすっ



もちろんココでも当然混ざって生えています





トリカブトの種類にもよるんでしょうが、ココのヤツは葉っぱが細っこいし、飛び抜けて背が高いからすぐに判別出来ます


(-_☆) 

言うほど難しくないゾ




あと今回はタイミング良くニリンソウ群生地のところどころに隠れるようにカタクリが咲いているとゆー新発見もあったゼィ♪




( ᵒ̴̶̷̤໐ᵒ̴̶̷̤ )





この辺り、めっちゃ登山道の分岐があるんだけど




(たぶん5ルートくらいに分かれる)



毎回このルートを選ぶ理由は、この植生豊かなお花畑の中を歩きたいからなのだ♪


╰(*´︶`*)╯





頂上までの最短ルートとかは前半薄暗い杉林だから絶対にイヤなんじゃ!


(>ω<)ノシ))




それに比べこのルートは少なくとも「衣」に関わる、繊維質が樹皮から取れるオヒョウニレやシナノキがたくさん生えてますし



「食」に関する植物の生育も幾つか認められる大変興味深い土地でもあるからです



ただの推測ですが、先住民であるこの辺りのエミシやその祖先であろう縄文人は少なくとも夏場にはこの辺に住んだり、植物の採取に訪れていたんじゃないかな?とか想像が膨らみます(この山では珍しい平坦地あるし)


o(^-^o)(o^-^)o





この日咲いていた花たち



キクザキイチゲ(右上)は9号目付近にだけ咲く



↑左下のオオカメノキの花は階上岳全体的にどこでも満開だったしとても多かったヨ〜


ヾ(・o・*) 




↓エンレイソウ(右上)も山全体でたくさん見かける



エンゴサク(右下)とっても可愛い。妖精みたいだ♪


(⸝⸝⸝⁼̴́◡⁼̴̀⸝⸝⸝)




このシーズンはまだ木の葉っぱはそんなに出てないので、登山道は明るくて周囲の見通しもグーです気持ちイイ♪



(*˘︶˘人)




やはり久しぶりの登山なので疲れまくり、休み休み登って1時間と10分も掛かってようやく山頂へ到着


(〃´o`)=3

はふーっ



残念ながら霞が強くて下北半島とかは全然見えません(黄砂かな?)


p(`ε´q)ブーブー





西には故郷の名久井岳が


(「゚ー゚)ドレドレ



ココより150m以上も低い。見下すとか変なキモチだ


(^▽^;)





帰りは西登山道へ進む


((((((ノ゚⊿゚)ノ




山頂からは八戸市方面(北側)しか見渡せなくて少し物足りないんですが、西登山道の途中から南東方面が見晴らせるポイントがあったヨ




写真右下には久慈平岳(706m)が見えました。すぐお隣の山なのに見えるポイントが無いのが不思議だと思ってたんだけど…ココにあったよ!(本来ならあって当然)


オオーw(*゚o゚*)w



左奥は久慈市方面になりますが、霞がキツすぎて太平洋もイマイチ見えませんね


c(゚^ ゚ ;)ウーン・・・ちょっと残念



でもイイ場所見つけたナ♪


( ´ ▽ ` )ノ




ちなみにココ階上岳は、ちょうど青森県と岩手県の県境になっている山なんですが、主な登山口やキャンプ場などの設備は青森県側になっているため「青森県の山」みたいな認識となっているようだ





ジョニーが持っている昔の地図(30年前くらい前)を見ると「階上岳(種市岳)」と2つ表記されております


( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!

め、珍しいね



その表記の通り、青森県階上町と岩手県種市町(現在は洋野町)に半分ずつ跨る山なので、それぞれの側からの呼び名があったんだと想像出来ますね


 d(⌒ー⌒)



ただ、青森県側にはすぐ近くに八戸市とゆー都市があるので、割合的にはこちら側からの呼び方である「階上岳」が圧倒的多数であり、逆に少数派である「種市岳」が淘汰され自然に消えてしまったんじゃないかと推測しま〜す


_φ( ̄◯ ̄ )



まぁその他にも様々な事情があったのかもとは思うんだけど、アイヌ語を元に地名を研究している歴19年のジョニーから言わせてもらいますと…



元々「種市岳」…の「種市(たねいち)」の部分が原名だったと推測されます(「岳」は和語だから外します)



この階上岳は




八戸市から見ても「山」と言うよりは、どこが頂上なのかハッキリしない「横長の峰」に見えます


(「゚ー゚)



その見た目をアイヌ語で言い表わすと「タンネ・エトゥ」となります



「タンネ」は長いと言う意味ですが=和語の漢字で当て字をした結果が「種」



「エトゥ」は…はチョット一筋縄では行きません。何しろ先住民語から和語に移行したと言ってもこちらには標準語などではなく「東北訛り」とゆー強力なツール(笑)があります


(^▽^;)



もちろんジョニーもその「使い手」ですので訛りの事は良く分かります


(*>∀<)ノ))☆



いくらその地の住民が、徐々に先住民語から和語に移行したとしても、その先住民語がそのまま正確に発音される事はけっこう珍しいケースだと思っています



元々の「エミシ語地名」が最終的に地図に表記される明治時代〜昭和初期の時点で、この辺りの東北訛りにて変化してしまった発音の方に、漢字で「当て字」をしてしまった…がジョニー個人の調べではけっこうあって、今回もそのケースに当たると思う



「エトゥ(峰、嶺、元々は鼻…の意)」ですが、現代ではともかく、とりあえず昔の和語には「トゥ」の発音は日本人にはまだ無くて、文字に書くと「ト」または「ツ」として表記されているようです



しかも「ツ」は「チ」との中間の発音をするのがコッチの訛りの王道でもあるので、どちらに表記するかはマジその当時の「言った人、聞いて書き取った人次第」となるワケです



さらに「エトゥ」の「エ」はこっちの訛りでは「イ」と同義なのです。ほんの一例を挙げると



「家に帰る」(標準語)はこちらのネイティブな言い方では


①「イさ帰る」


②「エさ帰る」


のどちらでもOK(意味が通じる)となります



ですのでタンネエトゥ」「タンネイチ=種市」と表記された事も不思議ではありませんね



旧種市町は太平洋側にあり、ジョニーも大好きな(昨年も一人で行ったほど)「種市海浜公園」もあるのですが



語源を深く追求してみると実は種市岳…山の名前な可能性が極めて高い結果なります


(;・∀・)



逆に現行の名前である「階上岳」の「はしかみ」の部分は、アイヌ語を元に訳してみますと


ハシカプ(ハスカップ)=ハマナス+イ(所)


ハシカピとなります。アイヌ語では濁音、半濁音の区別はありませんので「ハシカビ」でも全然OK



そして説明難しいですが「ビ」と「ミ」は和語ではほぼ同音です。例えば「ミ」を、風邪や鼻炎なんかで鼻が詰まった人が発音すると簡単に「ビ」となりますね


 d(⌒ー⌒)



ですので「階上(ハシカミ)」はアイヌ語を元にして解読してみますと「ハマナスの所」と考える事が出来、現在の山の名前とは裏腹に、元々は海辺の地名であったかもな事が分かります



たぶん青森県側からすると単純に、階上町にある山だから「階上岳」でいいだろう…とゆー事なんだと思います



何故なら、八戸市博物館にて見た南部藩時代(江戸時代)の地図には階上岳に「鳥屋部岳」と表記されていました


( ✧д✧)



これは単に、階上町が出来たのはジョニーが誕生した辺りの時代で、その前には道仏村、赤保内村、角柄折村、鳥屋部村、金山沢村、平内村、晴山沢村などに分かれており(ちなみに半数以上が先住民語の名称である可能性大)



たまたまその中の鳥屋部村に山の登山口があったので「鳥屋部岳」と呼んでいたに過ぎない、ごく単純なネーミングだと分かります



その後、それらの村が合併して「階上町」が誕生したので、またもや単純に、階上町にある山だから「階上岳」でいいじゃ〜ん♪…とゆー軽いノリだったんだと思っています笑



重ねて言いますがジョニー論では現階上岳は元々先住民達からは「タンネエトゥ」と呼ばれていたに違いない説!(19年の調べと考察から)



十中八九間違いない!千円賭けてもいいゾ笑笑


(ノ∀≦。)ノ




あ、また悪い癖で地名考察が長くなってしまいました。たぶんほとんどの人にとっては全くどーでもいい事だし、上の説明しても単に「思い込みの激しいヤツ」と片付けられるんでしょうね


(;¬_¬)


(実際過去に言われた経験アリ)



でもでも凹まないもんね〜!証拠が無いだろう!…って言う事なんだろうけど、証拠なんかあったらさ…あったら誰も苦労しないし、その証拠を元にとっくに誰かが発表してるっつーの!


(*>∀<)ノ))☆



過去に戻ってその呼称を最初に文書に書き残した人…でその人が現地で聴き取り調査した時にその呼称を言った原住民…



にはもう会う事は不可能なのだから、証拠は永遠に出ませんっ。でもその時のバックグラウンドを考慮しつつ納得の行く「根拠」を挙げるプロファイリングする事は可能です



証拠が無いなら新説は唱えるな!…と言うならそれはもはや逆に学問に対する冒涜だと思う


p(`ε´q)ブーブー



「正解ありき」な暗記型の勉強の事を「学問」だと勘違いしてる人らがたくさん居る事も理解はしているので、そんな人達は放っといて、自分の頭で考え、己の信じた説は発信して行きたいと思います


( •̀ᴗ•́ )/



なぜなら「正解の証拠」も無い代わりにまた「間違いの証拠」もこの世には存在しないジャンルの学問だからね〜


(ノ∀≦。)ノ

ぶはははは♪




ただ、こんな難しい地名の事考えたり、大昔の衣食住に関わる植生を調べながら登山する変人は、たぶん日本にはジョニーくらいのモンじゃないでしょうか


ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

オッス!オラ変人





さて話を登山に戻しますが、今回は登っている途中に同年代くらいだと思われる男性2人に抜かれました(見た目は明らかに向こうが歳上だが苦笑(^▽^;))



そのうちの一人と話が出来たんだけど、その人はどうやら今流行りの「トレイルランナー」らしく、軽装で走って登ってきました


\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/

エーッ!?



なんでもそれまでは暴飲暴食のメタボ系だったらしいんですが、5年ほど前に酒やタバコをやめ現在のこの体力になったそうだ…


(;・∀・)



ジョニーも前にブログで書きましたが、その男性もやはり「酒は思考力を下げる」と申しておりましたこんな所で意気投合相手に会ったデス笑


(=´∀`)人(´∀`=)

おーオラもそう思う〜



それプラス、間違いなく酒(とくに缶チューハイや発泡酒などの安酒)は関節にヒッジョーによく無ぇしっ!


( ・`ω・´)キリ

自身の長い経験則から



…と楽しい出会いになったんだけど、一番驚いたのがその男性いわく「走って登るなら岩手山くらいがちょうどいい」だそうだ


( ºΔº )〣ガ-ン

階上岳じゃ物足りないのぉーっ!?




2011年…ジョニー41歳の時に初めて登り、その後一週間ほどまともに歩くのも困難になったほどキツかった山なのに…ちょうどいいだとぅ!?


 Σ ゚ロ゚≡(   ノ)ノ エェェ!?




酒断ちって…なんかスゴイんだね


y( ꒪◊꒪)y




ジョニーは美味いビールを飲んで「カーッ!うめぇっ♪(*>∀<)ノ))☆」のために仕事してるようなモンなんで…スゴイのは理解したが、自分には出来そうもないな…


σ( ̄∇ ̄;)

ハ、ハハ




でも、その階上岳程度でも今年一発目登山だったので、昨日丸一日は廃人同然となっていたジョニーでした


(꒪⌓꒪)

し。死ぬぅ〜






途中見掛けた変な巻き方した樹木






み、幹の途中に割れ目がある!?Σ( ̄ロ ̄lll)



その中をヤマブドウの蔓が通ってるーっ!


〣( ºΔº )〣

なんだかヒーッ!







気持ちE〜登山であった♪

(身体中痛いけど)


(*˘▿˘✽)







P.S.



身体中痛くなった原因は、帰宅してからの作業にもあるんだけど



それはまた次回アップします


(・_・;)










あでゅ(´・ω・`)/