八戸公園の樹木図鑑(その1) | 人生満喫航海記

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いつしかアラフィフに突入した変なオズサンの 日常、仕事、趣味、感じた事など広いジャンルを備忘録がてら記事にしてるブログです( •̀ᴗ•́ )/

ども〜( ̄O ̄)/









知りたい事、まだまだたくさんあるぞ派っ!


ジョニー月賦です

o(^-^o)(o^-^)o







前々回の「平庭高原」の記事で 木々の名前のアイヌ語訳の大切さを痛感したんで


毎週訪れてる八戸公園に植えられてある たくさんの種類の樹木それぞれに対応するアイヌ語での呼び名を


分かった分だけまとめてみました

( •̀ᴗ•́ )/
しゅた



しかしあくまで自分のための資料用として…ですが笑

 σ( ̄▽ ̄;) 



興味無い方はスルーでお願いします

m(_ _)m


興味ある方は役立ててもらえれば嬉しいかな〜?

(゜▽゜) ♪





あ、最初に断っときますが、これから紹介するアイヌ語での名称は あくまで代表的な呼び名です


何故かと言えば、アイヌ民族は「国家」を形成する文化ではないので 基本的にさまざまな呼び名を「統一」する術が無かったためですね


なので、その地方地方、さらには部族ごとに呼び方が違ってきて当たり前体操な感じです

( ゚ー゚)( 。_。)



北海道全域で同じ呼び方…はかなり少ないのではないでしょうか


そして、あまりにも呼び名の種類が多いヤツは 代表的なものを数個だけ掲載しますのであしからず

m(_ _)m
ペコリ





では参りますぜっ!

(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑



(通り雨で樹皮が濡れていたんで ほとんどが通常より黒っぽく写っちゃっていますが)

(T▽T;)









イチイ
(イチイ、温故の木)

アイヌ語名【クネ二、ララマニ、ラルマニ】



もっ、もしかしてだけど 葉っぱの形状を【眉毛】に例えてるのかい?

(;・∀・)
剛毛だな


クネ二「弓になる木」の意味だそうです🏹


確かに ク(弓) ネ(のような) 二(木)って読めるのう

( ゚ー゚)( 。_。)


イチイの赤い実も食用にしていたかもね


あ!うちにあるこの木(。-∀-)ニヒ♪  弓作ってみよ笑






ヤマザクラ(山桜、や他の桜類)

アイヌ語名【カリンパ二】



樹皮は 弓に巻くなどの使用目的で採取されていたみたい







ハルニレ

アイヌ語名【チキサニ】


これはたぶんある程度有名なネーミング

チ(我々) キサ(擦る) ニ(木) とあるように火起こしに良く利用されているみたい

知里真志保氏が40年以上前に出版した本の中にも書いてあったョ(゜o゜) 

それが一般的な正解の訳として広く浸透したのかなとゆー印象

火起こし体験は一戸と八戸の縄文館で体験したけど、使用している木は何だったべ? いつか聞いてみよう

( ゚ー゚)( 。_。)







シラカバ
(白樺、シラカンバ)


アイヌ語名【タッ(樺の木)、レタッタッ二(白い樺の木)



コレ見たらもう反射的に富良野+田中邦衛+さだまさしの曲…とセットで連想するかも(^▽^;) な北国を代表するような木だよね笑

樹皮は焚き付けなどに使えるし、樹液も飲用していたみたい(•'╻'• )ᵎᵎᵎ

北海道なイメージがあるけど 前々回書いた通り日本一の群生地は岩手県北の平庭高原です意外だった( ̄◇ ̄;)







ダケカンバ

アイヌ語名【タ二、カムイタッ二】


白くない方の樺の木

階上岳にもフツーに生えてます以上っ!

(→o←)ゞ
雑っ笑っ♪








ミズキ

アイヌ語名【イナウニ、イナウニニ、ウトゥカンニ】


イナウ(木幣)の材料には主にこのミズキが使われていたみたい

(ネットからの拝借画像)

イナウとは、アイヌの祭具で「削りかけ」とゆー意味らしい

一本の枝を削り切らず途中で止め 先っちょのフサフサした幣部分を作るのだそうです

ちょうど神社の神主さんがバサッバサッとふる幣に似せてあるんでしょうか

(゜o゜) ?








シナノキ(科の木、榀の木)

アイヌ語名【ニペシニ】


樹皮が丈夫な繊維質なため 縄などを作るために利用されていたみたい

繊維を取るための木は主に このシナノキとアッ二(おひょうニレ)の2種類だけなのかな?

葉っぱは大きめのハート型♡になってます








ハリギリ(針桐)
(別名 センノキ)

アイヌ語名【アユシニ、アユシュニ】


ラッキーな事に葉が一枚だけ落ちてた

大っきいよね?天狗のうちわを連想しちゃった(^▽^;)


ay(トゲ) us(付き) ni(木) の名の通りトゲトゲしてるらしいですが 樹高が高過ぎて確認出来ず (´-ω-`)

ちなみにトゲ付きの幹や枝で有名な山菜の「タラの芽」が採れるタラの木もこの木と同じくアユシニ、アユシュニと呼びます

チプ(丸木舟)の材料として使われていたもよう






ホオノキ(朴の木)

アイヌ語名【プシニ】


葉っぱ…大っきいっすね!

オオーw(*゚o゚*)w

放射状に6枚葉が付くようです。遠目にもハッキリ分かる大きさ。厚みもありツヤツヤした葉の表面ですね

和文化では朴葉焼きで良くテレビ等で見かけますが ジョニーはまだ未体験

σ(^_^;)

アイヌ文化的には樹皮や実を食用?薬用?にしていたようです






トチノキ(栃の木)

アイヌ語名【トチ二】


ん〜…チョー珍しいコトに和名とアイヌ語名が同んなじですΣ( ̄ロ ̄lll)  どちらが先なんでしょうね?(๑˙―˙๑)?

ホオノキみたいに大型の葉っぱですが 薄くてツヤは無いですね。こちらは放射状ではなくカエデ状?に葉が7枚広がってます(真ん中が一番大きく脇に行くほど小さい)

お馴染みのトチの実

(拾い画像)

トチ餅などにして食していたようです

たぶんだけど縄文時代から続く伝統の食物

( •̀∀•́ )b


なお、トチノキの北限は札幌と小樽の間に位置する銭函なんだそうです

(あーっ!20歳の時泳ぎに行ったよ〜(๑´ㅂ`๑)ノ)







カツラ(桂の木)

アイヌ語名【ランコニ】


材として非常に軽いらしく アイヌはこの木の幹で ヅラを作っていた 丸木舟を作っていたようです

新しい枝から生えた葉は楕円形になるみたいですが、通常は丸っこくて可愛らしいハート型♡だよね (上の写真ではラッキーにも両方の葉の形が撮影でけた)

秋には銀杏の木みたいに いち早く黄色く紅葉する事でもお馴染みかと

 d(⌒ー⌒)








ナナカマド(七竈)

アイヌ語名【キキンニ、イワキキンニ、アペニ、イナウニ】


お馴染み過ぎる街路樹の定番で 紅葉も綺麗な木ですよね〜♪

え〜と和名の由来では確か「7回カマドにくべても燃えにくい木」とゆー事でしたね

キキン二とは魔を追っ払う木とゆー意味になるらしく、アイヌ語名の中にミズキと同じくイナウニとゆー呼び方もあります

ナナカマドの木もイナウの材料になっていたようですね

アペニ(火の木)は秋には真っ赤に紅葉する姿から名付けられたぽいカンジする

 (*`・з・)









ブナ(橅の木)

アイヌ語名【ピラニ】


なぜピラニなのかは前々回に説明したんで省きます (´-ω-`)


我が青森県白神山地のブナ林は世界遺産として有名になりましたね

北限は北海道の西南部に位置する黒松内町歌才ブナ林だそうです

ジョニー思ったんだけど、トチノキとブナは生えてる範囲が北海道のごく一部…と狭かったんで 呼び名が一種類で統一出来てる…よーな気がする

(。-`ω´-)
むむぅ


調べたらば 木材としての価値は低いみたいなので その昔、本州のブナ林は片っ端から伐採され 杉などの人工林に置き代えられてしまったのだとか

( ゚ ▽ ゚ ;)
えーっ!



そして、白神山地に林道を通す計画が持ち上がった時には秋田側の写真屋の店主が一人で反対運動を続け 見事中断に至った…とゆー記事も見た事がある(その店主はかーなーりーの嫌がらせを受けたみたい)



ブナ林の土の質とゆーのは天然のスポンジと呼ばれるほどフカフカしてますよね?

(この写真のブナ周辺もフカフカだった♪)

保水力が大変高いので ブナ林があればそんなにダムは必要無いんじゃ?とか言われていますがジョニーも同感です

 (。・・。)(。. .。)


ブナ林切ってダムは作って…って意味分からんわいっ!

ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
ビシッ


いや失礼…意味は分かるよウンウン凄く( ゚ー゚)( 。_。) 全て金に変えるためでしょーっ?

(。-∀-)ニヒ♪




とゆーコトで画像貼り付け限度が訪れましたので また「その2」に続けたいと思います











あでゅ( ̄▽ ̄)/