今回の下げも強烈ですね~。年に2,3回はこんな下げはあります。私はもう慣れました(笑)。

 

前回の高値を抜けて落とされる、所謂だまし上げを記憶がある中で分析してみました。

 

現首相の自民党総裁選挙(2021年9月~)

この時は前菅首相が総裁選挙に出馬を取りやめ、新しい総裁に期待が高まって株価は上げて高値抜けしましたが、選挙前に下落。首相に選出されてからも下落が続き底打ちまで約6か月、下落率は高値から19.8%も下げました。

 

アップルショック(2018年10月~)

こちらも一旦高値を抜けたものの下落、2018年3月の安値を割らずに戻しましたが、12月のアップルの業績見通し引き下げを理由に年末まで大きく売られました。

底打ちまで約3ヶ月、下落率は23%。底打ちの時はセリングクライマックスで新安値銘柄が300~500もあったと思います。ちなみに本日の新安値銘柄は111なのでまだまだです。

この時は私も大きくやられたので今でもはっきり覚えております。

 

 

大きく下げる場合は下落期間も数か月~半年、20%程度の下落になる場合が大きく、その後の戻りも時間がかかります。

 

さて、今回は

4月の安値36,733円に向かって下落中。流石に下落のスピードが速すぎるのでこの手前ぐらいで一旦リバウンドが入りやすいと思います。

青色の25MAか黄土色の75MAまで戻して再度売られるパターンを想定しています。

最終的な目途は20%下落の33,800円前後くらいまでは覚悟が必要です。これからの時期は夏枯れ相場なので腰の入った買いは入りにくいのと結局混沌としているアメリカ大統領選が終わる(11月初め)までは上がりにくいと思います。選挙が終われば誰が大統領になろうがあく抜け感で反転しそうです。

 

大底は良い銘柄を仕込む絶好のチャンスなので、逃げ遅れた人(←自分も)は戻りでポジションを軽くするのが良いかと思います。