木曜日はイスラエル情勢を懸念してのリスクオフで大きく下げました。

金曜日は多少戻したものの、夜のアメリカ雇用統計を控え戻りは鈍かったです。

 

アメリカ雇用統計は市場の予想を上回り、インフレ継続が再燃し早期利下げ観測が後退しました。

 

アメリカ10年債金利日足

去年の11月から今年の利下げを織り込んで10年債の金利は下げてきたのですが、目先の抵抗線を上抜けし上昇局面に入ったように見えます。

 

NYダウ日足

11月の金利低下を起点に5か月間上げ続けてきましたが、

現在は25日移動平均線も割り込んでいるので直ぐに戻れないと25日線が下向きに転換し調整局面になりそうです。

 

ナスダック日足

ナスダックも同様で11月から上げてきましたが、ここにきて5日移動平均線と25日移動平均線がデッドクロスしており、調整入りの可能性が高くなっています。

11月からの相場を牽引してきた半導体株が崩れてきています。

 

日経平均先物日足

日経平均はアメリカに遅れて上がってきましたが、直近は同じようなチャート形状です。

こちらも月曜日に直ぐに反発できないと調整局面入りする可能性ありです。

 

4月は何とか相場はもつかも知れませんが、5月の決算発表で来期の業績見通しが出たタイミングで材料出尽くしで大きく崩れるようなイメージを持っています。

株価は来年の業績が良いことを見越して既に上がっているので、よっぽど良い見通しが出ないと厳しいかもしれません。

 

今年は秋にアメリカ大統領選挙があるので、この結果を意識されるので結果が出ないと中々上げてこないと思います。

日本の政局も今まで株価は反映されていませんが、調整局面になると悪材料として意識される可能性もあります。

 

既にブログに記載しておりますが、節税対策の為に

一般口座の利食いをしないといけないので丁度良いタイミングになると思っています。