ネットで株の取り引きが手軽にできるようになって20年余り、その間何度かの暴落も経験し毎回反省することは多いです。

普通の暴落は数年に1度、今回のような大暴落は10年に1回は必ず起きています。

記録して後で読み返すことで今後の売買に生かすことを目的です。

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今回は比較的上手くいった事例です。

 

定年が近くなると(何と65歳まで延長されてしまいました)、安定した収入を得るための手段として配当金・分配金を増やしていくポートフォリオが必要になると考えています。

 

高配当で安定した業績の会社は中々無いのですが、コロナ暴落以前より今まで一度も買ったことがなかった商社株に目をつけ色々調査しておりました。

 

銘柄を選べればマネックス証券のスカウターを使って比較するのが便利です。

今回、バフェットが買ったと言われている5大商社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、丸紅、住友商事)を比べてみました。

 

まず見ないと行けないのは株価と時価総額。

単位株での買い付けになるので、一番株価が高い伊藤忠でも1回最低28万円なので、手が届く範囲です。

成長株だと時価総額が重要ですが、バリュー株ならばある程度あれば問題ありません。

 

今期の業績予想はコロナ禍で業績悪化でPERは割高になっている銘柄も多い中、伊藤忠は10.4倍と適正水準。今までどれだけ割安で放置されていたのでしょうかね。

 

予想配当利回りは三菱商事の5.12%が最高。伊藤忠は3%強なので少し魅力には欠けます。丸紅は今期減配。

 

ROEは伊藤忠の16.9%は相当優秀です。(10%あれば良い方と言われている)

ROAは商社株全般に借金が多いのか低めですが、5%あれば良い方なので、伊藤忠の4.7%はまずまずではないでしょうか?

 

今期の業績予想(会社予想と市場のコンセンサス)を見ると伊藤忠が飛びぬけて良い数字なのです。

2020年度3月期もほぼ同様な傾向でした。

 

ここで重要なのは1株当たりの利益(EPS)で、これが配当金の原資にもなるし、株価にも反映されます。

伊藤忠は今期も286円予想、来期も319円と堅調予想で、2021年3月期のEPSからPER10倍で計算すると

株価は現在の2,800円から3,190円まで上がってもおかしくはありません。

 

三菱商事は2021年3月期のEPSが259円なので、PER10倍で計算すると2,590円。現在の株価の方が2,600円と高く割り高感があることになります。

 

もう1つ注意しないと行けないのは配当性向。

伊藤忠は1株当たりの配当金は今期88円予想なので、今期のEPS286円からすると30%強の配当性向です。

一方、三菱商事の配当金は今期134円予想なので、配当性向100%近いです。

来期業績が改善しても配当性向が50%超なので今後増配が期待しにくい状況です。

 

伊藤忠の方が余力十分で、増配と自社株買いも期待ができる状況にあります。

 

ファンダメンタル的に見れば伊藤忠一択で、三菱商事、三井物産はまあ買っても良いかなぁぐらいでしょうかね。

 

この状況は株価にも素直に表れていまして

伊藤忠商事20年月足チャート

2015年にはリーマンショック前の高値を更新し、下値を切り上げ、上場来高値を更新していく

上昇とトレンドのチャートです。

 

三菱商事20年月足チャート

下値は切り上げていますが、依然リーマンショックの高値を抜けていない状況。しかも目先は中期的な下落トレンド。

今回漸く青の上値抵抗線を抜けてきそうですが、戻ると売られます。

 

コロナ暴落前から伊藤忠の株の買い付けを狙っていました。

 

伊藤忠週足チャート(実際の売買タイミング)

↑が付いているところで買い付けました。

 

まずは25週線付近。次に前回高値付近。

あと2回は戻りから下落した4月に買い付け。

平均単価は2,227円(手数料込)なので含み益になっています。

 

こうしてみると7月の押し目でも買い付けのチャンスはあったようです。

 

先週のバフェット購入報道で、一気に上場来高値を抜けてきた状況です。

 

下落局面では予め目をつけていた良い銘柄を、複数回に分けて買い付けることが有効だと思っています。

 

今思うともう少し株数を沢山買い付けるべきでしたね。

コロナ暴落で他の銘柄も買いましたので資金がありませんでした。(汗)

 

今後、押し目があれば少し買い増ししたいくらいです。