ネットで株の取り引きが手軽にできるようになって20年余り、その間何度かの暴落も経験し毎回反省することは多いです。
普通の暴落は数年に1度、今回のような大暴落は10年に1回は必ず起きています。
記録して後で読み返すことで今後の売買に生かすことを目的にしようと思っています。
過去の何回かの暴落を経験し、その後の戻り相場で
あの時買っておけば儲かっていたのにと思うことは何度もありました。
今回は何に投資すべきだったかと言う観点でまとめてみました。
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日経新聞社では日本株の業種を以下の33分類に分けています。
業種別に株価がどのように変化したのか調べてみました。
サービス業の日足チャート
①2019年末の終値から最大下落(ザラ場)率のランキング
今回の暴落で下落が少なかった上位5業種
情報通信、精密機器の普段比較的強い銘柄は売られ方が少ないです。
電気ガス、食料品は生活に欠かせないものでディフェンシブな業種です。
今回は感染症が下落の発端になっているので医薬品も売られ方が少なかったです。
逆に暴落で大きく下落した上位5業種
海運、空運は3密の代名詞になりそうな業種で、壊滅的な打撃を受けました。
鉱業、鉄鋼は元々株価が弱い業種です。
②2019年末の終値から現在(2020年5月29日)の変化率のランキング
プラスまたは下落の少ない上位5業種
基本、最大下落が少なかった業種が現時点で株価が戻っています。
医薬品は既にプラスに転じていますし、情報通信、精密機械はほぼ全値戻し。
小売業が上位5社入っている点が違う点。小売業はイオンなどのスーパー、ドラッグストア等。
マスクや消毒液の需要でドラッグストアの売り上げは落ちてないことが理由。
下落の大きい5業種
最大下落が大きかった業種とほぼ一緒。
倒産する会社が続出する可能性で金融不安のある、銀行業の戻りが鈍い
③最大下落からの現在(2020年5月29日)までの値上がり率ランキング
上位5業種
医薬品がダントツで上昇。値下がりが大きかった鉱業や非鉄金属が戻っています。
サービス業は分類しにくく、エムスリーや楽天、メルカリ、任天堂など色んな会社があるのではっきりしません。
個別銘柄ごとに見ていく必要がありそうです。
下位5業種
卸売業は商社株が入ります。原油の下落で在庫の評価損が3月に大きく出てしまった影響かもしれません。
輸送用機械は自動車が含まれます。トヨタなど工場が止まっていたことがマスコミに報道された影響か。
こうやってみると、
下落の大きい業種は早く逃げるべきでしたね。
やはり情報通信は鉄壁です。
下落局面での医薬品、ドラッグストア銘柄の飛び乗りは短期的にはありだったのかもしれません。
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参考までにリーマンショックでの下落率を載せてみました。
意外や空運業が下落していません。この時は景気悪化で原油価格が下がった影響で燃料費が少なくなる影響で空運は売られなかったようです。
下位の方の銀行業や鉄鋼、海運はコロナショックと同じなので納得です。
卸売業も原油安の影響なのですね。
精密機器が悪いと言うのは意外。
情報通信やサービスが強いのはコロナショックと同じですね。
産業別利益推移(10年)
リーマンショック後から10年間で産業別利益の推移を見てみると
一番伸びたのは(4.2倍)建設業。これは公共投資が追い風になったようです。
運輸、情報通信も2倍以上の伸び。
アフタコロナの世界ではやはり、情報通信、建設(減災やスーパーシティ構想)、運輸(Eコマース)は伸びると思います。
情報通信の押し目を狙う、まだまだ戻りの少ない建設は狙い目かもしれません。









