松前でお蕎麦を食べた後は北に約75km車を走らせて、乙部町の滝瀬海岸まで行きます。
途中、昼食後で単調な車運転に眠くなったので、
上ノ国の道の駅で休憩しました。
道の駅の名前がもんじゅなのですね。
もんじゅと言えば核融合炉を一番に連想してしまいますが
調べてみると近くにある岩が文殊菩薩に似ていることからもんじゅ岩と呼ばれたことに由来しているようです。
たまたま、写真に撮ったこの岩らしい。先端が人の顔(目と鼻がある)ようにも見えなくはないです。
それから約1時間弱車を走らせて
滝瀬海岸の駐車場に到着
まずは歩いて展望台に行って見ます。
海から隆起し断面が削られて露頭した白い地層が見られます。
約500万年まえの火山活動で海底に積もった軽石などで作られているそうです。
白亜のシラフラとも呼ばれます。
車で走っていると周辺の山の崩れた斜面は同じ白い色をしているのでこの辺りはほぼ同じ地層のようです。
段丘涯から降りる坂道があったので海岸まで降りてみました。
くぐり岩と呼ばれるトンネル
これは漁師さんが向こうと行き来するために人工的に開けたものだそうです。
何層にも堆積した地層が斜めになっている方が気になりました。
くぐり岩を抜けると港の向こうの壁の
海食崖の露頭も凄いです。
斜めになった地層が幾重にも重なっており白亜の崖と呼ばれているそうです。
右と左で何十万年も違った地層が一緒に見れていることになります。
今度は海岸を南方面に歩いていくと
先ほどのシラフラが見えてきました。
この日は天気も良く良い風景を見ることができました。
(函館は天気悪かったのに随分違うものです)