ういろう考 | jonkotnabi店主 유ゆぅの韓国な日々

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ご訪問ありがとうございます。はじめまして。 유ゆぅです。
韓国のサイバー大学を卒業し、韓国に滞在中 韓国の伝統工芸に魅せられてしまいました。
現在も月に一度、渡韓しておりますので、韓国の素敵な情報などもこちらのブログを通じてお伝えしたいと思っています。

私にとってういろうは、いただきものを食べるもの、自分で買うものではないという立ち位置だったのですが、「期間限定 おはぎういろう」という、
「期間限定」と
「おはぎういろう」
という変わり種?にひかれて、初めてういろうを購入してしまいました。

※いや、よくよく考えたら、月見団子を先日購入したから初めてと言うのは語弊アリかも⁉️
 
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ういろうとういろうの間におはぎが挟まっているものなのですが、それがなんというか甘すぎず本当においしかったです。ラブ

9月末までの限定販売なので、あと一回は購入して食したいと思っています。チョキ

 

ところで!ういろうは漢字で「外郎」と書くのですね!?今回ブログ入力時に漢字変換してみて初めて知りました。

それで「はっ!」っと思ったのですが、「外」をなぜに「うい」と読むのか????

 

※「外」は韓国語で「외(ウェ)」と読むのですが、もしやそこからきているのかしらん?

ひょっとしてういろうは朝鮮半島から伝わったものなのか!!??と思ってしまい、

ういろうの語源をググってみましたら、、、

 

『もとは、中国の元の礼部員外郎(がいろう)である陳宗敬(ちんそうけい)が南北朝時代に日本に渡来し、博多で売りだした透頂香(とうちんこう)という薬のこと。
家名を「外郎(ういろう)」と称したため、薬も「ういろう」と呼ばれるようになった。「外」を「うい」と読むのは唐音。
その薬は痰切りや口臭消しに効能があるとされ、江戸時代になって、京や小田原で売りに出されて有名になった。菓子の外郎は、これに色や形が似ていることからの命名。
一説に、この薬を飲んだあとに口直しに食べたからともいわれている。』

語源・由来辞典より)

 

そうか、ういろうは中国からはいってきた音だったのね~~びっくり

外郎wailang(ワイラング)が日本語風発音になり、うゐらう→ういろう と表記されるようになったとのことです。

 

いやはや、おはぎういろうネタから思わぬ語源ネタになってしまいました。

トリビアがまた一つ増えましたわい。ひらめき電球