いつからだったか
鈍感なフリをするフリをしている。
鈍いやつには鈍いやつだと思われ、鋭いと思い込んでるやつには鋭いやつだと思われる。
結局のところ、理解されたくないだけなのかもしれない



お茶漬け
味噌バターコーンラーメン
グラタン



バカって言うやつがバカ
そう言うやつも当然バカなのだろう。
政治家ってバカじゃん、なんて言葉を耳にした。
彼は何を言いたかったのだろうか。
好意的に受けとるなら、「なんかイライラする。バカな政治家の悪口でも言って発散だ」とか「政治の話したら俺格好良いかも」というところだろうか。
いずれにしても、悪口しか言わない類いのワイドショーでも見たのだろうと思える話だった。



しかし、少しもバカでない人間はいるのだろうか。恥ずかしいからバカに見えないように努力しているだけに思える。
つまり、考えて話しているのだ。
言い換えてしまえば結局ただの見栄なのだけれど



そういう見栄を何枚も何枚も重ねて、何だかよく分からない塊が出来て、大人になったと納得する。
バカじゃんと言った彼も十年もすると、分からないことは口にしなくなるだろう。



最近、早く大人になりたいと言う子供が少なくなったように思う。
大人になるという言葉に込められた暗い意味を感じているのかもしれない。

まだ大人になりたくないと思いながらも、バカに見られたくない私は、きっと昔とは全然違った大人になっているのだろう。

本当の私を思い出すことは、二度とない。