前の記事から3週間も空いてしまいました。
申し訳ありません。
さて。
最近はインターネットの普及や流通の拡大で、様々な情報が簡単に手に入るようになりました。
しかし、その情報に踊らされてる状況もよく見かけます。
奏法に関するさまざまな情報に対する誤解も多いです。
先日、レッスンでこんなことがありました。
オクターブの跳躍をしながら上行していく。
ドード(オクターブ上)ー、ド#ード#(オクターブ上)ー、レーレ(オクターブ上)ー
こんな感じ。
私が先行して、生徒さんが続いて演奏。
あっさりと五線の上のレまで気持ちよく発音!
ハイトーンをどうやって吹くか、おそらくほとんどの人は情報として知っていると思います。
じゃあみんなそれで演奏できているかといえば、そんなことはありません。
じゃあなぜ生徒さんが演奏できたか。
文字や映像などの表面的な情報ではなく、先行して私が演奏する生の情報を取り入れたからです。
体や息の使い方は、なかなか情報として伝えるのは難しいです。
それには、生で触れてもらうことが一番だと思います。
息のスピードや圧をあげると言われても、具体的には伝わりません。
例えば。
50メートルを8秒で走るとします。
ある人は少し手を抜くくらいのペースで走らないといけないでしょうが、別の人は全力疾走に近いくらいで走らないといけないということになります。
私がレッスンで示したのは、この例えで8秒で走るペースを示したのです。
ハイB♭を演奏する息の圧は、ある人には全力かもしれませんし、ある人には少し余裕のある圧かもしれません。
これは、不特定多数を対象とした書き文字では表現できないと思います。
いろんなところに転がっている情報、頭の片隅に入れておいて、上手くいかなかったときに選択肢の一つとして汲み取ってみてはと思います。
トランペット講師 大倉