楽器の抵抗 | トランペット教室 鹿児島

トランペット教室 鹿児島

「トランペット教室 鹿児島」の講師、大倉章のブログです。

楽器を吹くうえでバランスは大事です。

 

それはいろいろなバランスがあります。

 

今回は楽器とアンブシュアの関連。

 

 

アンブシュアというのは、外見上の口、またはその周りを指すことが多いと思います。

 

しかしその形を作るのは、自分の力だけで作っているのではありません。

 

例えば、口にマウスピースを当てていることでリムで支えられます。

 

そして、楽器を吹き込んだ息の抵抗でもマウスピースの中で唇が支えられます。

 

唇だけのバズィング、マウスピースでのバズィング、楽器で演奏では、この順でキツイと思います。

 

それは、唇だけだとマウスピースや抵抗で支えられている部分を唇周りの筋肉だけで支えないといけないのでキツイのです。

 

 

そこで今日のお題は楽器の抵抗。

 

これを考えたきっかけは、コルネットの練習。

 

正直、コルネットは音は好きなんだけど、演奏するのは苦手というのは以前書いた通り。

 

キツイ印象しかないんですよ。

 

でも、土曜日のオケの練習では、思ったよりもいい感じだった。

 

で、どうしてそうなのか考えてみると、楽器の抵抗が関係しているように思えました。

 

抵抗というのは、管が長いほど、細いほど強くなります。

 

また、楽器重量が重いほど抵抗が強くなると言われています。

 

そして、主管等の支柱も影響しますし、管の巻き方なども関係してきます。

 

そうして考えてみると、コルネットはマウスパイプ自体はトランペットより細い。

 

しかし、管の形状が円錐管なので、主管辺りではすでに太くなっています。

 

そして、ヨーロピアンタイプのマウスピースを使っているのですが、それは普段トランペットで使っているものより深さがあります。

 

普段吹いているトランペットより、コルネットのほうが抵抗が少ないように感じます。

 

それを、トランペットと同じつもりで吹いていたので、抵抗による支えがないぶんキツくなっていたようです。

 

 

そういえば、私が学生のころ、Bachユーザーで抵抗のある楽器が好きで、抵抗が少ない楽器が苦手でした。

 

吹いていると、どんどん精気が吸い取られるような感じがして、音が良いと思っても、結局選択肢から外れていました。

 

それは、結局抵抗がない分を自分で補うことができなかったからでしょう。

 

そういうところが意識してコントロールできていれば、所有楽器も今とは違っていたかもしれませんね。

 

今回コルネットを担当することは、いい勉強になりそうです。

 

 

トランペット講師  大倉