私のモットーとして、音楽は楽しくないといけないと思います。
でも、この「楽」という字は、誤解も受けかねない字です。
以前、私の友人に、
「音楽は楽しいことが大事だと思う」
と言ったところ、返ってきた答えは、
「でも、楽をしてたら上手くなれないじゃない」
というものでした。
「楽しい」=「楽(らく)をする」ではないんです。
「楽(らく)をする」を言うと、ちょっと手を抜く感じがします。
友人も、難しいことはせずに出来ることを適当にする、みたいに感じたようです。
「らく」と「たのしむ」は違いますよね?
奏法で「楽(らく)に吹く」というのは、体に無理な力を入れないという意味ですし。
私が楽器を演奏する上で「楽しい」というのは、
上達する楽しみや音楽を表現する楽しみということです。
練習はキツいかもしれませんが、その先に楽しみを見出すということ。
自分で音楽を感じて、それを表現する楽しみ。
そういうことを「楽しい」ということが出来ると思うし、
「楽(らく)をする」とは全く違います。
私は、みんながずっと音楽を楽しんでいけるようになれたらと思います。
トランペット講師 大倉