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GoogleがGeminiとNotebookLMを融合!何が変わった?新機能と便利な使い方を初心者向けに解説

「GeminiとNotebookLMが融合したと聞いたけれど、具体的に何が変わったの?」
「これまで別々に使っていた2つのサービスを、今後はどう使い分ければよいの?」
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、今回の連携によって、Geminiで会話しながら情報を集め、NotebookLMで資料を整理・分析し、音声や動画、スライドなどに変換する一連の作業が、よりスムーズに行えるようになりました。
Googleは2026年4月、Geminiアプリに「ノートブック」機能を導入し、GeminiとNotebookLMのノートブックを同期できるようにしました。さらに2026年7月16日には、NotebookLMを「Gemini Notebook」へ名称変更し、GoogleのAIサービスとの連携をさらに強化すると発表しています。
この記事では、GeminiとNotebookLMの融合によって変わったこと、新しくできるようになった使い方、初心者におすすめの活用例を分かりやすく解説します。
GoogleがGeminiとNotebookLMを融合させたとはどういうこと?
GeminiとNotebookLMの融合とは、2つのサービスが完全に一つのアプリになったという意味ではありません。
正確には、GeminiアプリとNotebookLMの間で、ノートブックや資料、指示内容などを共有・同期できるようになったということです。
2026年7月16日からNotebookLMは「Gemini Notebook」という名称に変わりましたが、資料をもとに調査・分析する独立したサービスとして引き続き提供されています。
それぞれの特徴は、次のように整理できます。
Geminiの得意なこと
Geminiは、幅広い質問への回答や文章作成、アイデア出し、Web検索などを得意とするAIアシスタントです。
例えば、次のような作業に向いています。
・最新情報をWebで調べる
・ブログ記事の構成を考える
・メールやSNSの文章を作る
・アイデアを整理する
・資料をもとに企画を考える
・過去の会話を踏まえて作業を続ける
Gemini Notebookの得意なこと
Gemini Notebookは、自分が登録した資料をもとに、情報を整理・分析することを得意としています。
PDF、Webページ、Googleドキュメント、動画などの資料を登録し、その内容に基づいて質問したり、要約したりできます。
さらに、登録した資料から次のようなコンテンツを作成できます。
・音声解説
・動画解説
・インフォグラフィック
・スライド資料
・学習用クイズ
・単語カード
・レポート
・マインドマップ
Gemini Notebookでは、基本的に登録した資料に基づいて回答するため、「この資料の中に何が書かれているのか」を正確に調べたいときに適しています。
GeminiとNotebookLMの融合で変わったこと
今回の大きな変化は、GeminiとGemini Notebookを行き来しながら、一つのプロジェクトを継続できるようになったことです。
1.同じノートブックを両方のサービスで使える
Geminiアプリで作成したノートブックは、Gemini Notebookにも自動的に表示されます。
反対に、Gemini Notebookで作成したノートブックもGeminiアプリから確認できます。
一方で資料を追加したり、ノートブック名を変更したりすると、もう一方にも変更内容が反映されます。
これまでのように、同じPDFをそれぞれのサービスへアップロードし直す必要がありません。
2.Geminiの会話をプロジェクトごとに整理できる
Geminiのノートブック機能では、関連する会話や資料を一つの場所にまとめられます。
例えば「生成AI講座」というノートブックを作り、次のような情報をまとめて保存できます。
・講座の企画について相談した会話
・セミナーで使用するPDF
・参加者向けの案内文
・過去の講座資料
・ブログ記事の下書き
・Geminiへの個別指示
過去のGeminiのチャットもノートブックへ移動できるため、話題ごとに情報を整理しやすくなりました。
3.追加した資料が自動的に同期される
Gemini側で資料をノートブックに追加すると、Gemini Notebook側にも自動的に表示されます。
例えば、Geminiで市場調査をしながらPDFや資料を追加し、その後Gemini Notebookを開いて資料を詳しく分析する、といった使い方ができます。
一度登録した資料を両方のサービスで使えるため、情報収集から分析までの手間が減ります。
4.Geminiの会話をNotebookLMの知識として活用できる
設定を有効にすると、Geminiでノートブックについて話した内容を、Gemini Notebookの知識として参照できるようになります。
Geminiで話し合った企画案や考え方を、後からGemini Notebookで整理・分析できるということです。
ただし、Gemini Notebook側に表示されるGeminiの会話は読み取り専用であり、編集や削除はGeminiアプリ側で行う必要があります。
5.同じ資料でも目的に応じて回答を使い分けられる
GeminiとGemini Notebookでは、同じノートブックを使っていても、回答の作り方に違いがあります。
Gemini Notebookは、原則として登録された資料を根拠に回答します。
一方、Geminiは登録資料に加えて、Web検索やほかのツールも利用して回答できます。
例えば、過去の自社資料をもとに新しいサービスを考える場合、次のように使い分けられます。
・Gemini Notebook:「過去のアンケートで多かった悩みをまとめて」
・Gemini:「その悩みと現在の市場動向を組み合わせて、新サービスを提案して」
資料だけを正確に分析したいときはGemini Notebook、外部情報も加えて発展させたいときはGeminiが適しています。
融合によってできるようになった新しい使い方
GeminiとGemini Notebookの連携により、調査、整理、分析、コンテンツ制作を一つの流れとして進めやすくなりました。
使い方1.ブログ記事を効率よく作成する
ブログ記事を作る場合は、次のような流れで活用できます。
1・Geminiで記事のテーマや検索キーワードを決める
2・Geminiで最新情報をWeb検索する
3・参考になる資料をノートブックへ追加する
4・Gemini Notebookで資料を要約・比較する
5・Geminiで記事構成と本文を作る
6・Gemini Notebookで内容と資料の整合性を確認する
7・Geminiで初心者向けの表現に書き直す
これまでは、調査した情報をコピーして別のサービスへ移す必要がありました。
ノートブックが同期されることで、情報を集めた場所と分析する場所がつながり、記事制作を継続しやすくなります。
使い方2.講座やセミナー資料を作成する
講師やコーチの方は、過去の資料をまとめた専用ノートブックを作っておくと便利です。
例えば、次のような資料を登録します。
・過去のセミナースライド
・受講者からの質問
・アンケート結果
・講座の台本
・関連するWebページ
・自分のブログ記事
Gemini Notebookで「受講者がつまずきやすいポイントをまとめて」と質問し、その結果をGeminiに引き継いで、「60分講座のカリキュラムにしてください」と依頼できます。
さらにGemini Notebookでは、登録資料からスライド、音声解説、動画解説、クイズなども作成できます。これらの制作機能はGeminiアプリではなく、Gemini Notebook側で利用します。
使い方3.顧客ごとの情報を整理する
Web制作やコンサルティングでは、顧客ごとにノートブックを分ける使い方も効果的です。
例えば、顧客専用ノートブックに次の情報を登録します。
・ヒアリングシート
・会社案内
・既存のホームページ
・商品・サービス資料
・顧客から届いた要望
・打ち合わせ内容
Gemini Notebookでは、登録資料をもとに顧客の特徴や強みを分析します。
その後Geminiで、次のような成果物を作成できます。
・ホームページの構成
・キャッチコピー
・サービス紹介文
・よくある質問
・ブログの企画
・SNS投稿文
・提案書の文章
一つのノートブックに情報をまとめておくことで、顧客の情報を探す時間が減り、内容に一貫性を持たせやすくなります。
使い方4.YouTube動画や音声教材を作成する
ブログ記事や講座資料を登録して、音声や動画へ展開することもできます。
例えば、次のような流れです。
1・GeminiでYouTube動画のテーマを考える
2・関連資料をノートブックに登録する
3・Gemini Notebookで重要なポイントを抽出する
4・Geminiで動画台本を作成する
5・Gemini Notebookで音声解説や動画概要を作成する
6・Geminiでタイトルや概要欄の文章を作成する
一つの資料を、ブログ、動画、音声、SNS投稿などに再利用しやすくなります。
使い方5.学習内容を教材に変換する
Gemini Notebookは、学習にも活用できます。
講座資料、PDF、Webページなどを登録し、次のような教材を作成できます。
・初心者向けの要約
・用語集
・確認テスト
・単語カード
・音声による解説
・図解
・スライド
・練習問題
例えば、生成AIについて学ぶ場合、複数の資料を登録して「初心者が最初に覚えるべき用語を10個にまとめて」と依頼します。
その結果をもとに、Geminiで「7日間の学習スケジュールを作って」と依頼すれば、自分専用の学習計画を作成できます。
Gemini Notebookの進化でさらに何ができるようになる?
GeminiとNotebookLMの融合だけでなく、NotebookLM自体の機能も大きく進化しています。
2026年7月のアップデートでは、NotebookLMから名称が変わったGemini Notebookに、安全なクラウドコンピューターを搭載し、資料をもとにコードを作成・実行できる機能が発表されました。
これにより、文章を要約するだけでなく、データの分析やグラフ作成などにも活用できるようになります。
データを分析してグラフを作成できる
ExcelやCSVなどのデータを登録し、次のような依頼が可能になります。
・売上の推移を分析する
・アンケート結果を集計する
・商品別の売上を比較する
・地域別のデータをグラフにする
・数値の変化から傾向を見つける
AIが必要なコードを作成・実行するため、利用者がプログラミングを詳しく知らなくても、複雑な分析を進めやすくなります。
さまざまなファイル形式で成果物を作成できる
Gemini Notebookでは、資料の内容をもとに、次のような形式の成果物を作成する機能が発表されています。
・Word形式
・Excel形式
・PowerPoint形式
・CSV
・JSON
・PNGやSVGのグラフ
・画像ファイル
作成後に内容を編集できる機能も用意されており、調査結果をそのままレポートやプレゼン資料に発展させやすくなります。
資料を持っていなくても調査を始められる
従来のNotebookLMは、自分で資料を用意して登録する使い方が中心でした。
新しいGemini Notebookでは、漠然としたアイデアや質問から調査を始め、Google検索を利用して関連性の高い資料を探し、ノートブックへ追加できるようになっています。
追加する資料は利用者自身が選べるため、信頼できる情報を確認しながら知識ベースを作れます。
GeminiとGemini Notebookをどう使い分ければよい?
使い分けに迷ったときは、次の基準で考えると分かりやすくなります。
Geminiを使う場面
・最新情報をWebで調べたい
・新しいアイデアが欲しい
・文章を一から作りたい
・外部情報を加えて企画を発展させたい
・会話をしながら考えを整理したい
・Googleのほかの機能やツールも使いたい
Gemini Notebookを使う場面
・自分が登録した資料を正確に分析したい
・複数の資料を比較したい
・情報の根拠を確認したい
・音声、動画、スライド、クイズを作りたい
・大量の資料から必要な情報を探したい
・データを分析してレポートを作りたい
おすすめは両方を行き来する使い方
どちらか一方だけを使うのではなく、作業内容に合わせて行き来する方法がおすすめです。
基本的な流れは次のとおりです。
1・Geminiで相談しながら方向性を決める
2・必要な資料をノートブックへ追加する
3・Gemini Notebookで資料を深く分析する
4・Geminiで文章や企画に仕上げる
5・Gemini Notebookでスライドや音声などに変換する
この流れを作ることで、AIを単発の質問ツールとしてではなく、長期的なプロジェクトを支えるパートナーとして活用できます。
利用するときに知っておきたい注意点
便利になった一方で、いくつか注意点もあります。
すべての機能がGeminiだけで使えるわけではない
ノートブックは同期されますが、音声解説、動画解説、インフォグラフィック、スライドなどの作成はGemini Notebook側で行います。
Geminiアプリからすべての制作機能を利用できるわけではありません。
共有ノートブックには制限がある
Gemini Notebookで共有されているノートブックは、Geminiアプリには表示されない場合があります。
また、Geminiのチャットを含むノートブックは非公開となり、共有できません。
顧客やチームとノートブックを共有する場合は、どの情報を入れるか事前に整理しておく必要があります。
AIの回答は必ず確認する
Gemini Notebookは登録資料に基づいて回答しますが、資料の読み取り方や解釈が常に正しいとは限りません。
特に、医療、法律、保険、契約、金額などの重要な情報は、回答だけで判断せず、元の資料や公式情報を確認しましょう。
初心者が最初に試したい活用方法
初めて使う方は、いきなり大量の資料を登録する必要はありません。
まずは、興味のあるテーマで一つのノートブックを作成してみましょう。
例えば「生成AIの勉強」というノートブックを作り、次の資料を3つほど登録します。
・読みたいブログ記事
・セミナーのPDF資料
・参考になるYouTube動画
そのうえで、Gemini Notebookに次のように質問してみてください。
「この資料の共通点を初心者向けにまとめてください」
「重要な用語を10個選び、分かりやすく説明してください」
「この内容を学ぶための7日間の計画を作ってください」
「確認テストを10問作ってください」
次にGeminiで、次のように依頼します。
「このノートブックの内容をもとに、初心者向けのブログ記事を作ってください」
「この内容を30分のセミナー構成にしてください」
「この内容をInstagram投稿5本に分けてください」
小さなテーマから始めることで、GeminiとGemini Notebookの役割の違いを体験しながら理解できます。
まとめ
GoogleがGeminiとNotebookLMを融合させたことで、AIを使った情報収集から資料作成までの流れが大きく変わりました。
今回のポイントは、次の3点です。
・GeminiとGemini Notebookで、ノートブックや資料、指示内容を同期できるようになった
・GeminiのWeb検索や文章作成と、Gemini Notebookの資料分析やコンテンツ変換を組み合わせられる
・調査、分析、グラフ作成、レポート作成、スライド作成などを一つのプロジェクトとして継続しやすくなった
Geminiは幅広い情報を集めて考えを広げることが得意で、Gemini Notebookは選んだ資料を深く理解し、整理することが得意です。
両方を組み合わせることで、ブログ作成、講座づくり、顧客対応、学習、資料作成など、さまざまな仕事を効率化できます。
AIの進歩は非常に早く、一人で学んでいると、新しい機能や活用方法を見逃してしまうこともあります。
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