私が通っている病院では、抗がん剤治療をするオンコロジーセンターが別棟になっていて、かなり広い。らしい。
他の病院を知らないので、こんなものなのかと思っていたけれど、患者さんたちから聞いた話によると、そうらしい。
もちろん病院内の渡り廊下で繫がっているんだけど、移動するのに結構歩くので、毎回オンコロジーセンターに辿り着いた時には息が上がっている
しかも当日は主治医の診察→院内コンビニで氷や食べ物を買う→オンコロジーセンターへ移動。
この間、わずか30分しかないので、遅刻しないように必死に小走り
なので入室してすぐの血圧測定ではいつも脈拍が高くて、看護師さんに「走ってきたの?慌てなくていいからね!」と言われる・笑
他の方々のブログで抗がん剤治療は待ち時間が長い、という記事をちょくちょく目にするのですが、私は一度も待たされた事はなく、毎回予定時刻通りに始まり、終わります。
そして、看護師さんは担当制なのかな?
一番最初に見学に行った時からずっと同じ優しい優しい看護師さんがお世話をしてくれます。
大柄でふくよかで優しい笑顔の看護師さん。
余談ですが、私は昔からなぜか大柄でふくよかな女性が好きで、気が付けば大柄でふくよかな友達に囲まれてる事が多いんです。
本能的に安心するのかな。
そんなこんなで担当の看護師さんの事が大好きな私は、ついつい色々悩みを相談してしまうんです。
副作用で、毎回一週間ぐらいは全く使い物にならない自分が嫌。
体力も気力もなくなり、寝たきりで過ごす日が増えた。
治療中でも働いてる方もいらっしゃるのに、私は引きこもりのダメ人間。
何一つ頑張れない人になってしまった。
こんな泣き言を言う私に看護師さんは…
何言ってるのー
何も頑張らなくていいのよ、今は!
頑張っちゃダメなのよ、今は!
だってこんなに治療頑張ってるじゃない!
こんなに心身ともに大変な想いして、誰よりも頑張ってるじゃない!
他の事は頑張らなくていいの!
と言ってくれた
孤独に地味に頑張ってるワタシを認めてくれて、褒めてくれた
たくさん勇気と自信をもらって、またこの看護師さんが大好きになりました
そして、治療を始めてから5kgも太ってしまった私。
ジーラスタポッドをお腹に貼り付けてもらう時に「ポッコリお腹を出すのが恥ずかしいわ」
と言う私に…
治療中に太れるのは素晴らしい事よ!
ちゃんと食べられてるって事だからね。
痩せ細ると本人も周りも心配しちゃうでしょ?
だから少し太ったぐらいで気にしない!
と、すべてを肯定してくれる看護師さん
抗がん剤は嫌だけど、オンコロジーセンターに行くのは大好きな私です。
次回から新しい抗がん剤(ドセタキセル)に変わるので、入院して一般病棟の病室での投与となります。
大好きな看護師さんに会えるのはドセタキセル2クール目の1月になるので、ちょっと寂しいな〜