精神病院からの外出、開放病棟と閉鎖病棟 | 壮絶体験記!精神疾患オヤジの躁鬱病雑記

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精神疾患を発症して30年のオヤジの雑感。
もしかして役立つ情報があるかも。

 

 

入院を考える人によっては外出の可能性を考える人も少なくないとも思う。外科などの場合であれば、そもそも動けないだろうから、外出などとは夢にも思わないかも知れないが、相手は精神だ。躁状態になれば、身体は一般人以上にピンピンしているし、場合によっては下半身だってビンビンかも知れない。だから、そのモヤモヤを発散すべく、外の世界に憧れる……のでは、と思う。


では、実際のところはどうだろうか。

 

自分の体験からで申し訳ないが、参考までに書き記したいと思う。ただ、ここに書くのは、あくまでも1つの例だ。他の病院には当てはまる訳ではないので、その点は注意願いたい。

開放病棟の外出範囲

自分は開放病棟と閉鎖病棟への入院経験がある。どちらも1回だけなので、参考にはならないかも知れないが、ゼロの状態よりはいいだろう。とりあえず書いておこう。



さて、まずは開放病棟だ。

こちらは外出にも自由度が高かった。夕方にも外出は可能だったと思う。食事とのブッキングもあっただろうが、その部分は連絡することによって何とかなった。実際、アルコール依存症の自助会への参加を目的にした外出も多かった。ドサクサに紛れての外出も大丈夫だったはずだ。

外出先に関しても自由度が高かったと思う。実際、自分は都市部の病院に入院したが、その気になれば遠出は可能だった。病院への申告だって誓約書を伴わなかったので、相当な距離だって行けたはずである。東京であれば、宇都宮あたりに行って餃子を食って来ることも可能だったのではないか、とも思う。まぁ、「銭湯に行く」と称して吉原ソープランドへの出陣となると、別な病気のリスクがあるから分からないが……もしも自分に十分な予算があったならば行ってたかも知れない。
 

閉鎖病棟の外出範囲

次に閉鎖病棟の外出範囲についてだ。
こちらは結構厳重だったと覚えている。入院に対して何日間過ごしたとか、医師はどのように言うかなど、面倒臭い点が多かった気がする。だって、おとなしくしていた人物が危険人物に豹変したらどうだろうか。……本人の責任も問われるだろうが、病院側もゼロでは済まないだろう。特に凶悪な事件を起こしたならば、院長は責任を問われるかも知れない。テレビカメラに向かって土下座をすることまではないと思うが、厳しい立場に立たせられることは間違いない。まぁ、交番に立ち小便をして公務執行妨害程度であれば問題にはならないと思う。……それくらいでカンベンして欲しいと病院側も望んでいるに違いない。

ちなみに風俗は……と言うと、これは結構意見が割れた。冗談半分で「風俗に行っていいですか?」と聞いたところ、女性看護師はNGを出したが、ある男性看護師は「いいんじゃないか?」と言ったからである。残念ながら、その時は予算が無かったので、その計画は未遂に終わったが、カネさえあったなら実行に移したことだろう。

ちなみに、その看護師は若い頃には風俗中毒だったらしい。「カネさえあればピンサロに行ってた」とのこと。看護師の給料を考えたならば、ねじ切れるくらい舐めてもらったはずである。まったく仕方ねぇなぁ。

 

終わりに

結局のところ、外出の範囲はケースバイケースのようだ。キツイ病院であればガマンしなければいけない。ブサイクな看護師相手にメシを食わなければいけないだろうが、ユルイところであれば、昼キャバにでも行けるかも知れない。雲泥の差……と言うと、看護師側からクレームが来るかも知れないが、まぁ、そんな



ただし、極めて危険なケースもある。例えば、性病をもらって病棟に帰ったり、酒臭い息をプンプンさせながら帰る場合だ。これらは病院を追い出される可能性すら出て来る。ま、そこは自己責任で頼む。
 

 

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