なんか気になったし、人に説明できるようになりたいので書いた。
相変わらず読み手のことを考えてないのはご愛敬。
銀行は新規の貸し出しを抑制し、貸出の満期が到来すると、借り換えに応じないようになる。こうした銀行の貸出の抑制は、「貸し渋り」と呼ばれる。
Q.貸し渋りが起こるとなにが起きるか?
そもそも貸し渋りの相手は①個人②企業と分けられる。個人に対しての貸し渋りが起こると何が起こるのか。
まずどんな時に銀行に融通を頼むのか。思考の出発点はそこからだ。すると家計は車のような耐久消費財や、住宅を購入する際に銀行からローンを組む。
従って、銀行が貸し渋りを起こすと、個人は住宅や車が買えなくなり、それらの新規売買数が減少する。景気の動向を知るには車と住宅着工数を見るというのはここから由来する。
次に企業だが、日々の資金繰り(ファイナンスをかじったことがある人はワーキングキャピタルを考えてほしい。)、工場など設備投資にも必要だ。だが貸し渋りによってこれらの活動ができなくなる。
こうして、消費・投資が減るとモノが売れなくなる。企業の設備投資も減り、生産も減る。このようにして景気が減退していくのである。
Q銀行の国有化って何で起きるの?
まず基本的な銀行の業務を見てみることにする。
一般に、銀行などの金融機関は、満期の短い資金を借りて、比較的満期の長い証券(国債や社債)を保有したり、貸付を行うことで利益を上げる。銀行の資金源である預金はいつでも引き出せる普通預金など、比較的満期の短い資金が中心である。
このように、資金の多くは満期が短いので、金融機関は常に借り換えて資金を調達しなければならず、毎日お互いに資金を融通し合っている。
以上からわかるように、銀行の資金源は預貯金である。こいつと銀行間での借りたお金を使って融資を行うのが銀行の基本業務だ。しかし、今回のスペインのバンキアのように、不動産関連投融資の焦げ付きが多く、特損を多く計上するハメになる。そうすると資金ショートが発生し、貯金をおろしたい一般国民や、日々の業務をこなすためにお金を借りたい企業、また銀行にお金を貸している銀行などにとんでもない迷惑がかかる。従って、お金がないので国がお金を融通することによって、周囲に迷惑がかからないようにするのだ。