マクドナルドが私の街に来たのは、小学校6年生くらいだったかな。
ハンバーガー屋さんが町に出来た。
フライドポテトと、コーラのセット。
こんな魅力的な組み合わせが世の中にあるのかと感動した。
和食の文化から、手軽な洋風の食卓へと変わっていく。
そんな時代の空気の中にいた頃だったのかもしれない。
まだ私の頃は、洋食屋さんに憧れがあった。
デパートのお子様ランチの時くらいしか、クリームソーダや、ケチャップライスを見ることはそうそうなかった。
和食から洋食へ。
正座の食卓から、テーブルでの食卓へ。
色々なものが変わり始めた時代。
その刺激を、身体は覚えてしまったのだろう。
今、私の周りにはその何倍ものファストフード店や、コンビニ、コーヒー店や、スーパー。
24時間、欲望を満たしてくれるもので溢れかえっている。
そして、それと比例して、健康情報も、ダイエット情報も山のようにあふれている。
情報という世界の中で、何が本当なのか。
上白糖がダメで三温糖ならいい。
いやいや、元は一緒でしょ。
そういう問題じゃなくて、甘いものは全て良くない。
黒砂糖だろうが、蜂蜜だろうがという人もいる。
何時間ファスティング、〇〇制限、ネバネバ食品、水は何リットル。
年齢や、性別、既往症や、国籍。
みんな同じじゃないのに、正解は1つかのように語られる。
ましてやインフルエンサーや、有名健康番組で流れると、絶対だと思ってしまう。
正解が1つなら、こんなにたくさんの説が並ぶこともないはずだ。
でも、これだけたくさんの正解が並べられているのに、辿り着けない人がいっぱいいる。
結局、答え合わせは自分でしていくしかない。
これを食べると眠くなっちゃうとか、
これを食べると便秘が解消するとか、
乳製品は自分には合わないとか。
誰かに合う正解が、そのまま私に合うとは限らない。
本当に必要なのは、情報に振り回されることより、自分の身体の声を知っていくことなのかもしれない。
私の身体が喜ぶ正解探しを少しずつ。
慣れ親しんだ好きな味が、正解ではないと気づいてしまったとしても、その大好きな味はなんで必要なのかまで掘り下げてみたら、欲しいものは違っているのかもしれない。