20年ほど前にフィルムカメラに熱中していたが、いま手元にあるのはこのローライ35 だけになった。
自分とほぼ同年代に誕生したこのカメラには特別な思い入れがある。
日本製カメラが世界を席巻しだした頃、起死回生を図るべく、ローライ社が世に発表したのがこのカメラでした。
掌に収まるコンパクトサイズのボディにレンズはカールツァイスの名玉テッサー、コンパーのシャッターにゴッセンの露出計を搭載して登場したのだ。
コンパクトカメラの域を超えた描写力に魅了されて良く持ち歩いたものでした。

しかしこのローライ35 純正ケースが使いにくい。
さっと取り出して写すには不向きなだけに、最近始めたレザークラフトで速写ケースを作ってみようと思い立ったのです。

カメラを採寸してアクリル版で型紙を作りました。
型紙どおりにに切り出した皮革を縫製します。
今回は1.8㎜のサドルレザー を使いました。
ネックストラップの作成です。
ベルトも切り出しから作りました。


ローライ35 を入れてみました。
収まりは良好です。



細かいところはまだまだの出来映えですが、使い勝手は良さそうです。
またこのカメラ持って出かけてみよう。





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