侍日記

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年もみんなで初詣に行って来ました。

元旦が過ぎても、神社にはまだ2列の行列ができていました。

姫と坊は俺の前を歩いていました。人混みを掻き分けてくれて、たくましいお姫様ですが、姫はどんどんどんどん進んで行きました。

俺が参拝の行列に辿り着いた時には、姫達の姿はありませんでした…。

人が多くて俺ははぐれてしまった様です。

どこに行ったのか探しながら、俺は参拝の左側の列に並びました。
そして右側の列を見てみましたが、姫達はやはりいません。

ちなみに2列の行列の真ん中では、お百度回りをしている人達がいました。

そこで俺は目を疑いました。
なんと!姫と坊はお百度回りに参加して歩いていました。

一体、何をしているのでしょうか。

姫達は先頭の石の前でやっと、その列がお百度回りだと気付いたようです。

石の前でどうしたらいいのか分からなくなっている姫と坊を、俺はすぐに迎えに行きました。

姫は
「この列だけどんどん進んだから並んだの!そしたらお百度回りやった!」と笑っていました。

どうりでその列だけ、どんどん進む筈ですね…。
みんな真剣にお百度回りをしています。

その後、姫はおみくじでなんと1番の札をひき、大吉で大喜びでした。

俺は末吉でした。
坊は中吉でしたが、全く意味は分かっていませんでした。

神社では線香も供えました。
姫の分の線香に火を付け渡しましたが、俺の線香に火を付けている間に、線香の火が落ちて消えてしまいました。

「お線香の火が消えた!りんに先に渡したから、こんなんなった!どうしたらいいの!」
と姫が泣きそうになって、怒って来たので、俺の線香と変えてあげて落ち着かせました。

その事件の最中、坊は横にあった悪霊退散の太鼓を叩きまくっていました。

悪霊がとりついたように怒っている姫の悪霊を、坊なりに取り払おうとしていたのでしょうか。
しかし、坊の太鼓はうるさくて迷惑になってしまいました。

姫は騒いでいて、坊の太鼓もうるさくて、まわりにいた方々ごめんなさい。

大変な初詣でした。

そんな今年も良い年になりますように。
今日は姫と不動産屋に行きました。

物件を見に行こうと駐車場を出た瞬間、大変な事が起こりました!

なんと不動産屋は自転車のおじいさんを車ではねてしまいました!

不動産屋は慌てて外に出て、おじいさんを助けに行きましたが、おじいさんは一度普通に起き上がったのに、その後、わざとらしく転がる瞬間を俺は目撃してしまいました。

姫は「大丈夫なの?」と心配していましたが、明らかに演技でした…。

不動産屋とおじいさんは外で話し合いを始めました。

心配していた姫も苛々し始めました。
「もういいって!違う人に案内して貰ってよ!いつまで待つんよ!早くディナーに行きたいの!」
ついに本音が飛び出しました…。

物件よりも事故よりも、姫はディナーの事で頭がいっぱいの様です。

姫の声が聞こえたのかは分かりませんが、不動産屋はおじいさんに軽く頭を下げて車に戻って来ました。

「いや~ビックリしましたね。酔っ払いでしたよ」と笑って車を出発しましたが、笑っていたのは不動産屋だけでした。

酔っ払っていても、事故は車の責任です。あんな示談で大丈夫なのでしょうか。

そして一件目の物件を見ました。綺麗な家でした。しかし山の上にありました。

「どうですか?」と不動産屋が言いましたが、姫は無言でした。
その後「素敵なおうちですね~」と猫を被っていました。

2件目も綺麗な家でした。しかし横に川が流れていました。

「どうですか?」と不動産屋が言いましたが、姫はまたも無言でした。
その後また「素敵なおうちですね~」と猫を被りました。

しかし、不動産屋は帰りの車の中で
「奥様面白いですね!めっちゃ分かりやすいですよね!もうぶっちゃけ何が駄目かゆうて下さい」と言われた姫は、ついに本音で駄目出しを始めました。

「山が無理!」「川が無理!」「あれはお庭じゃない!」「中を見る気はしない!」「却下ですね!」姫と物件を見ると、いつも不動産屋は困り果てます。

今迄何回か引っ越しをしていますが、姫はいつも不動産屋を泣かせています。

今回も姫のお目に叶う物件は出て来るのでしょうか?

多分、出て来ません。

姫の理想の城を建てるには大阪を離れるしかないと思いますが、頑張ってもう少し探してみたいと思います。

不動産屋さんも安全運転で頑張って下さい。

今日は姫の本音と、不動産屋のモラルと、おじいさんの演技について考えさせられた一日でした。
今日は、姫と坊と3人で買い物へ行きました。

そしてふと、キーケースが無い事に気付き、姫に恐る恐る「キーケース持ってる?」と聞いてみました。

姫は「持ってないよ!だって、りん今日手ぶらだもん!」と言いました。

その瞬間、恐れていた事が現実になりました。

俺は、キーケースを失くしてしまいました!!

車の鍵も城の鍵もキーケースの中です。しかもそのキーケースは姫が大切にしているブランドの物です。
俺の顔は真っ青になっていたと思います。

「まさか…?」姫はそう言って、俺は案の定こっぴどく怒られました。

俺は慌てて、来た道を戻り今日行った店を一件づつ探しましたが、どの店にもありませんでした…。

姫の元に戻り誤りましたが、姫様は諦めませんでした!

「手芸屋さんは?」
そう言えば、一番長くいたのが手芸屋でした。姫様の買い物には、とにかく時間がかかります。
俺と坊は手芸屋で一時間ぐらいワッペンや生地を何度も見ていました。

俺は手芸屋の店員さんに事情を話し、一緒にキーケースを探してもらいました。

姫と坊も珍しく協力して、手芸屋の中を探してくれました。

俺と店員さんチームは残念ながら見つかりませんでした。
姫と坊チームも見つからなかった様でした。

しかし!ある事に気付きました!!

姫は最初に「手ぶら」だと言っていたのに、姫は何故かバッグを持っていました。

俺が「あれ?バッグどうしたの?」と聞いてみると、姫は
「なんかここにあったの!」と笑っていました。

もしや…と思い、バッグの中を見せてもらうと、その中にはキーケースも入っていました…。

必死に探し続けた俺は何だったのでしょうか。
俺がキーケースが無いと気付いた時点でも、姫は自分が持っていたバッグが無い事にも気付いていなかった様です…。

今回はバッグもキーケースも見つかったので良かったですし、俺は大人なので姫みたいに怒ったりもしません(笑)

今日は忘れるという事について考えさせられた一日でした。
近所のスーパーの店員の名札には何故か「○○ 弟」「○○ 姉」「○○ 母」と書かれている人達が働いています。

中でも○○弟は完全に子供でした。労働基準法等は大丈夫なのでしょうか?
○○家のみなさんは家族で働いているのでしょうか。「○○ 父」がいない事が少し残念でした…。

近所のマクドナルドでは、何故か深夜になると店員の年齢層が急に上がり出します。
ドライブスルーのレジにいた店員は完全におばあさんでした。ビックリしてしまいました。

近所のホームセンターでは、おじいさん達がたくさん働いていました。

おばあさんは夜マクドナルドに、おじいさんはホームセンターへ仕事に行く世の中を、ふと不思議に思いました。

この人達は何の為に働いているのでしょうか?
年金だけでは生活が出来ないのでしょうか?
少し不安になりましたが将来、おばあさんになった姫がマクドナルドで働かなくてもいいように、俺も仕事を頑張ります!

もしも年金だけではお金に困ったら、俺は頑張ってホームセンターに働きに行こうと思いますが、姫はマクドナルドに働きに行ってくれるでしょうか?
もしくは坊と一緒に「○○母」と言う名札を付けてスーパーで働いてくれるのでしょうか?
答えは…、




絶対に有り得ません!
俺が頑張るしかありません。
だからこそ、今日も休日返上で仕事を頑張りましたが、姫様は俺の仕事が気に入らない様でよく「仕事を辞めて!」と言って来ます。

一体、どうやって生活をしていく気なのでしょうか?

姫に聞いてみると「なんとかなるんじゃない?」と適当な事をいつも言うので、お姫様には分からない世間のしくみを誰か教えてあげて下さい。

働かずになんとかなる事はありません…。

今日は働くという事について考えさせられた一日でした。
姫が新しい事を始めました。
俺が奉公で忙しく曲を作れないので、姫は自分の曲を打ち込んでくれたり、曲を作ってくれる人をネットで募集したのです。

姫は誰にも会うつもりはない!と言い、全てを完全にネットのみで音楽を作り出すと考えました。

募集記事も上手く作り、日本全国から姫の為に曲を提供してくれる人達を集め、俺の代わりに姫の曲をアレンジする人も出て来ました。

全ては上手く軌道に乗った様に見えました。

中でも姫のお気に入りは、還暦もとっくに過ぎたおじいさんでした。

おじいさんは姫にたくさんのメールを送り、姫の心をつかみ取りました。
そして曲についても姫の我儘を全て聞き、頑張って姫のややこしい曲達をアレンジし始めました。

俺も姫の曲をアレンジしていたので、その苦労は痛い程よく分かります。

当時は、姫が適当に弾いたコードも音も合っていないギターに、適当に歌をのせただけで、テンポもめちゃくちゃのテープを俺に渡して、姫はそれをよく
「綺麗にして来て!」と言っていました。

しかも正確には、俺がそのテープをわざわざ姫の元に貰いに行き、俺は一人でドラムを打ち込み、ギターとベースを弾いて、また姫の家まで届けに行くという作業を毎週していました。

姫の曲は小節数が不規則です。キメも多く、かなりややこしいです。

そんな自分の曲を姫はおじいさんに先ず、「ジャズ風のピアノを入れよ」と命じました。

おじいさんも数日頑張った様でしたが、ある日「どうしても曲が難しいので、譜面を下さい。もしくは違う曲にして下さい」 と姫に懇願して来ました。

姫は願いを直ちに却下しました。

「なんで違う曲にせなあかんのよ?最初に自分が出来るって言ったんやから、違う曲は渡さんよ。しかも譜面なんかある訳ない!」
と姫は言い、音楽に対しては頻繁に鬼の顔を見せます。

俺は鬼の姫を何度もバンドで見て来ているので、今回の事も予想がつきましたが、おじいさんの懇願も虚しく、俺はおじいさんが少し気の毒になりました。

しかし俺もその壁を乗り越えたので、おじいさんを影ながら応援しました。

おじいさんは「逃げる様な事ばかり考えてしまいました。もう一度頑張ります」と姫に謝罪のメールを送って来ました。

その後、数週間たちますが、おじいさんからの連絡はありません。
おじいさんは大丈夫でしょうか?

姫はおじいさんが「やっぱり裏切った!」と怒りをあらわにして、それからは「ネットなんか信用出来ない!」と言い出しました。

連絡を取り合っていた他の提供者達にも、音信不通を貫いています。

そして、また俺が曲を作って、りんの曲を綺麗にしてよ!そしたら、誰も必要無い!と言い出しました。

姫の為に沢山の人達が巻き込まれた今回の惨劇でしたが、姫はそそくさと幕を閉じる様です。

そして、全ての責任を俺に取らすようです。

姫の気まぐれな提案で、みんなが迷惑しました。
ごめんなさい。
最近、デートDVと言うものを雑誌で知りました。
DVは暴力だけでは無いようです。

例えば、相手が断れない事を言って、自分がしたい様にコントロールする事は暴力だそうです。

他にも嫉妬や束縛。相手の気持ちを無視し、一方的に行動を制限、禁止するのは、相手の自由を奪う暴力だそうです。

また、依存し過ぎる事も対等な関係では無く、「何をするにも一緒でないと嫌」「別れるなら死ぬ」と言う背景には依存があるそうです。

勿論、暴力や大声で怒鳴る等、何度も繰り返す内にエスカレートする傾向もDVの特徴です。

交際相手を怖いと感じたり、一緒にいて辛いと感じた時は、DVに発展すると考えられる事を知りました。

姫はいつも「何でも一緒がいい」と言います。別れ話を自分から持ち出した上に、「別れてどうするの?」と俺が聞くと、「関係無い。死ぬ」等と俺を困らせます。

俺の行動は姫に制限、禁止もされています。

そして、姫に怒られる事は頻繁にあり、俺は姫が怖いです。
一緒にいて辛くなってしまう事も、たまにはあります。

これはデートDVなのでしょうか?

だけど姫は、
じゃあ、なんでも自分でできて全く依存しない子の方がいいの?それなら俺は必要無い!と言われてしまいました。

俺は必要とされたいと思いました。
依存されている方が嬉しいです。

ですが、加減があると思います。姫には加減がありません。
だけど、姫が俺を必要としてくれているんだと思って、頑張りたいと思いました。

しかし最後に雑誌には、決して頑張らないで下さいと書いてありました…。
女性が「ダサい!」と感じる男性のファッションアイテム9パターン


以前、こんなショッキングな記事を見つけました。

これについて書くつもりはありませんでしたが、姫に書く様に言われたので書いてみる事にしました。

【1】シルバーのウォレットチェーン
チャラ男ではありませんが、ずっと付けていました。

【4】ファーが無駄についた服
コート等、無駄にファーが付いていますが暖かいです。

【5】先が尖った靴
9割がナルシストなら、俺は残りの1割だと思います。
そしてヘビ柄の先が尖った靴も持っています。最悪ですみません。

【6】ドクロやロザリオのアクセ
何を目指そうかは、俺達の勝手じゃ無いでしょうか。

【9】用途不明なサングラス
有名人でも無く、眩しくもない所でかけて、すみません。

あまり書く事もありませんでしたが、半分以上当てはまっていた俺は女性の皆さんから、ダサいと思われていたのでしょうか?

ショッキングな記事でしたが、俺は女性からモテる為にオシャレをするのでは無いと思います。

自分が好きな格好をするのは、そんなに悪い事でしょうか?

バンドマンは多分ほとんどがアウトだと思いますが、この記事を書いた方はバンドマンがそんなに嫌いなんでしょうか?

少し悲しい気持ちになりましたが、俺は先の尖った靴を履き続け、ドクロやロザリオのアクセを付け、用途不明のサングラスをかけ続けます。
冬はファーの付いたコートも着ます。

シルバーのチェーンは、そろそろ外した方がいいのかもしれない。と少し弱気になって外してみたりしました。

そんな俺ですが、俺は俺の好きな服を着たいと思います。

今日はオシャレについて考えさせられた一日でした。
今日は姫とケーキ屋さんに行きました。

姫が「ケーキが食べたい」と言うので、
「クリスマスケーキがまだ残っているよ」と言うと、
「りんは、ふわふわなのが食べたいの!」と言い、
固くなったクリスマスケーキは冷蔵庫の俺の段に入っていると言いました。

いつの間にか、また俺の段に食べ物が投入されたらしいです。
俺の段には姫や坊が食べなくなった物や、賞味期限の切れた物がどんどん入って行きます。

そしてケーキを買い、駐車場に戻ると、箱に入った花が沢山置いてありました。

見てみると、少し枯れたり痛んでいたので、店で飾った花を捨てたのだと思いました。

姫はその花を、「まだ咲いてるから欲しい!」と言うので、「じゃあ少し貰って行く?」と俺が言うと、姫は花を真剣に選び出しました。

綺麗な花を選び、「一人じゃ持てない!」と言い、俺にも花を持つ様、指示して来ました。

そして花を持って帰ろうとした瞬間、花屋らしき人が
「すみません。花の回収に来たのですが…」と申し訳無さそうに言って来ました。

姫は花があると癒されるそうなので、俺はクリスマスにも薔薇をプレゼントし、毎月花束を姫に贈っているにもかかわらず、姫はもっと花が欲しいと欲張り、花選びに時間をかけ、少しだけなら貰えたかもしれませんが、姫は両手に花を抱えていたので止められてしまいました。

こんな事が東京でもありました。
姫は花屋の前で、菜の花をたくさん貰い、後の世話は何もしてくれない姫の代わりに、俺が花の世話を始めたのが侍日記の始まりでした。

姫は5年前と何も変わっていません。
もっと言うと、多分25年ぐらい前からも変わっていないと思います。

姫は5歳ぐらいの幼稚園の女の子となら話が弾みます。幼稚園に行った際や、デパートなどでも、よく話かけられています。

この前は姫の服を触ろうとしていた女の子もいました。

しかし同年代の女の子とは、あまり遊ばないので、みんなも姫と友達になって遊んであげて下さい。
姫はあまり世間の事を知りません。

坊にタンクローリーを教えていたので、
「タンクローリーに何が入っているか知ってる?」
と聞くと、ビックリする様な答えが返って来ました。

「うん!ペンキ」

ペ、ペンキ!?俺はすぐに、
「全部のタンクローリーがペンキなの?」と聞くと、姫は
「う~ん…。後は、インクとか絵の具かなぁ?」

と言いました。どうしても結局ペンキ類が入っていると思っている様です。

俺は、
「ぢゃヒント。ガソリンスタンドのガソリンはどこから来るの?」
と聞いてみると、やっと察してくれた様ですが、またすぐビックリする様な答えが返って来ました。

「え?タンクローリーん中ってガソリンなん?それでガソリンスタンドの箱ん中入れるんや!」

と言って感心していましたが姫は、あの箱にガソリンが入っていると思っている様です。

あんな小さい箱に、どれだけのガソリンが入るのでしょうか?

俺はガソリンは地下にタンクがある事を教えてあげました。

姫はビックリして、
「すごい!なんで、なんでも知ってんの?」
と、俺を褒めてくれましたが、姫が世間を知らな過ぎているだけだと思いました。

姫はほとんどの事を知りません。
例えば他にもキャンプの時の飯盒を姫は「飯盒スイサン」と言って聞きませんでした。

「スイサンって何?どんな字書くの?」
と聞いても、そこまでは知らないそうで、一体何を言っているのかも分かりませんでしたが、なんと、飯盒で米を炊く事を、飯盒炊爨(飯盒スイサン)と言う事を俺はネットで知り、姫に少し驚かされました。

只、飯盒スイサンは知っていた姫ですが、キャンプをした事はないそうです。

そしてまたビックリした事を聞かされました。
「キャンプなんかして熊出ないの?」
と姫は、真剣に聞いて来ました。

熊なんかが出る所に、キャンプ場が出来る訳がありません。
そんな怖いキャンプ場で誰がキャンプを楽しむのでしょうか。

でも、もし熊が出たとして、姫にどうするかを聞くと、
「ほんとに死んだフリなんかで大丈夫なんかな?」と言うので、俺は答えてあげました。

「死んだフリなんかしてたら、熊に殺されるからね」と…。

そして最後に「熊には勝て無いからね…」と俺が言うと、
「でも熊と戦った人とかいるでしょ?」
と言われ、それが誰なのかを聞くと
「そんなん知らんけどね」
と適当な事を言われました…。

飯盒スイサンを知っていた様に、熊と戦った人をあやうく信じる所でした。

結局、姫は飯盒スイサン以外何も知りません。

今日は知らないという事について考えさせられた一日でした。
先日、朝から大変な事が起きました。
なんと俺の枕が血まみれになっていました。

姫に起こされた後、俺もビックリしてしまいました。

俺の頭から出血したのかと慌てましたが、血の主は、坊でした。
坊の両鼻から血が出た形跡がありました。

姫は「大丈夫かな…」と心配していましたが、もう血は止まっていて、寝ている坊の両指には血が付いて固まっていたので、寝ながら鼻くそをほじったんだな…と思いました。

しかし、その後が大変でした。

坊が目覚め、血まみれの枕を見た瞬間、坊がわあわあと言い出しパニックになりました。

そして、自分の両指も血まみれになっている事に気付いてしまい、号泣してしまいました。

その時、既に姫は朝からお風呂に入っていました。しずかちゃんのつもりなのでしょうか。

俺は泣き止まない坊をなぐさめながら、姫がお風呂から出るのを待ちました。

お風呂から出た姫の元に、坊は一目散に走って行きました。

俺では何の役にも立たなかった様です。

鼻くそをほじるのは辞めましょう。