アリイ ベレット1600GTR製作記:その5 | YBR125で行こう!

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ブラジル産まれ、中国育ち、欧州向けの世界戦略車、YBR125!,
22台目のマシンに選んだYBR125に関するあれこれを書き込むブログです。

その4からの続きだぞぅ!
↑前回記事で約1ヶ月間の完全乾燥期間に突入することを宣言しておきながら…
ついつい、はやる気持ちを抑えきれず、1週間程乾燥させて、窓枠やフロントグリルの一発塗りをしようとマスキングゾルを塗り始めてしまったのだ…
エメラルドグリーンの液体がマスキングゾルだ。
乾燥すると薄い被膜となるので、デザインナイフで不要部分を切り取ってマスキングするのだ。
マスキングゾルが古くなっているのか…?
デザインナイフを当てても上手く切り取れない。
全てのマスキングゾルを剥がして、やり直そうと思ったら…
窓枠周辺の塗料ごと持っていかれた!?
うむ、乾燥が足りなかったようだ。
関西圏ではこういう人の事を「いらち」と呼称するらしいな?(笑)
塗料3層、クリア3層位は吹いているので、塗装面は結構厚い。
塗料を持っていかれた箇所は結構な段差が出来てしまっている。
塗料の剥がれが、窓枠だけで収まっていれば、上からシルバーを塗ってしまえば良いだけのことなのだが…
一部、窓枠の近辺の塗料も持っていかれてしまっているではないかっ!?
となると、ボディ全体のやり直しとなるのだが…
既にデカールまで貼ってしまったボディ。
そう簡単に全塗装は出来ないのだ。
しかもこのオレンジ…
缶スプレーだけのラインナップで、タッチアップできるような瓶入り塗料は販売されていない。
手持ちの別なオレンジ色を使ってしまうと、色味まで合わなくなってしまい、傷が目立ってしまうのだ〜
そんな時はこうする…
プラモデルの部品が入っていたビニール袋に缶スプレーを吹き付け、袋の中に溜まった塗料を面相筆で、ボディのタッチアップ修正を行うのだぁ〜!

まぁ、剥げた所はごく僅かだ。
今回はこの修正で良しとしよう。
窓枠に出来た段差を完全に消し去ることは出来ないが、#1000のペーパーで均しておいた。
ここで終わっってしまうと、前回からの進捗が無いどころか、品質を落として終わってしまうぞぅ!?
もう少し進めておこうか…
前回の教訓を活かし、マスキングゾルではなく、マスキングテープを使用してボンネットを型どって貼り付ける。
ちなみにマスキングテープはダイソー製なんだぞぅ!?(笑)
Joker、この作業嫌いなの…(笑)
更にマスキングテープで新聞広告をボディに貼り付けたら…塗装開始だ!
ボンネットはつや消し黒で塗装するのだ。
塗った直後は艶があるが…
完全に乾燥すればこの通り!
ボンネットがつや消し黒になるだけで、随分とベレットっぽくなるのである。
ツヤッツヤのオレンジボディに、漆黒のボンネットが映えるのだっ!(笑)
このつや消し黒のボンネットにも意味はあるんだぞぅ?
ボンネットの太陽光の反射からドライバーを守り、長距離での疲労軽減を狙った物なのだ。
お次はリア周りのつや消し黒の塗装を実施する。
この様に、ボディ至る所の塗り分け箇所を1つずつ、マスキング→塗装→乾燥の工程を繰り返さねばならない。

つや消しブラックをエアブラシで吹き付けて…

マスキングテープを剥がせば…
ホラッ!この通り〜!(笑)
駄菓子菓子!
ベレットの特徴である、リアのオーナメントが省略されているでは無いかっ!?
それなのに…
そのオーナメントに貼るデカールは付属してくると言う謎の仕様(笑)

ここ迄、お膳立てされてしまっては「オーナメントを自作せよ」と言う、メーカーのメッセージなのだろう…(笑)

で、0.5mm厚のプラバンで、サクッと自作してみた。
このオーナメントをメッキ塗装し、ベレットのロゴのデカールを貼り、ナンバープレートとトランクの間に接着するのだ!

切り出して両端を細く加工したオーナメントの完成だっ!(笑)

キットのままだとナンバープレートの上部がツルンとしているが…

オーナメントはこの位置に接着されるのだ!
このオーナメントこそ、ベレット・オーナーの誇りなのだぁ!(笑)

それにしても…
コンビネーションランプが、ブラックアウトされたリアパネルからはみ出しているではないかっ!?
…これはカッチョ悪い。

テールランプ裏のダボを削り取って、テールランプユニットをナンバー側に寄せて接着するか?
ブラックアウトされたリアパネルを塗装表現で左右に拡張するか?
全体のバランスを確認しながら、最後まで悩むとしよう。
そうしよう。

今回は、この辺までにしておこうか…
次回はフロントグリル周りをやっつけようと思うぞぅ!?

「その6」に続く。