トランスジェンダー女性の公衆浴場利用について、公衆浴場の許可権限を有する47都道府県知事あるいは実務を担う庁に問い合わせた。
世界には、女性や子供に欲情し、かつ、ペニスを備え射精が可能な女性を妊娠させる能力を備えた生物学的男性でありながら、申請さえすれば公的な「女性としての権利」が得られる国がある。
現在、日本はこの者たちの入国を禁止していない。さらに、日本における戸籍の性別変更の要件を満たさない「女性」に、日本国内における「女性としての権利」を認めている。
今後、訪日外国人の増加に伴い、日本国の主権下における日本国民や、生物学的な男性の性別変更を認めていない国から来日した女性や子供の権利が侵害されるトラブルの発生が予見される。各国からは「自国の『女性の人権』保護」が要請されるだろう。
各都道府県の最高責任者である知事には、末端の弱い経営者や担当者に責任を押し付けることなく、風紀を維持し、都道府県民および来訪者の安全を守っていただきたい。
トップは判断し、責任を取るためにいる。
1.問い合わせ原型*
2.回答(総論)
3.資料(返信集)
4.資料(都道府県別公衆浴場法施行条例・細則)
5.資料(公衆浴場法 総合)
6.資料(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合への問い合わせ20200827)
7.資料(全国共同浴場組合への問い合わせ)20210615
8.【お薦めします!】天然温泉 蓬莱湯 (追記あり 2022.05.27)
9.資料(公衆浴場 法 扇動)2021-06-21
10.【比較】トランスジェンダー女性の女性用施設利用について(トイレ)
11.旧版
1.問い合わせ原型*
*注:送付先のフォーマットにより文字化けや文字制限があり、微調整している。
2.回答(総論)
Q1.公衆浴場におけるトランスジェンダーの利用についての決まりがあるか
A1.ない
Q2.日弁連などの弁護士会や弁護士個人から問い合わせがあったか
A2.ない(無回答2件含む)
「トランスジェンダーの権利」なるものは日本国の法に存在しないが、「人権」を掲げ、「日本人女性と同様の処遇」を権利として主張するトランス女性の登場が予想される(既に何件も事件が発生している)。
事前に対応マニュアルの作成を勧める。
3.資料(返信集)
東京都を除く、全道府県から回答をいただきました。
ご協力ありがとうございました。
原本(加工)は⇒こちら
赤で表示した道府県には是非目を通していただきたい。
4.資料(都道府県別公衆浴場法施行条例・細則)
北海道(条例,細則),青森(条例,規則),秋田(条例,細則),岩手(条例,細則,参考),山形(条例,細則),宮城(参考),福島(条例),栃木(条例,細則),茨城(条例,細則),千葉(条例,細則),埼玉(条例,条例 細則 抜粋),群馬(条例,細則),東京(条例,細則),神奈川(条例,細則 新旧対照表),新潟(条例,細則),富山(条例,規則),石川(条例,施行規則),長野(条例),山梨(条例,細則),静岡(細則),岐阜(不明),愛知(入浴施設衛生管理推進協議会),福井(条例,規則),滋賀(条例,細則),三重(条例,細則の一部改正について),京都(条例,細則),兵庫(条例,公衆浴場法の一部改正について),大阪(条例,細則),奈良(条例,細則),和歌山(条例,細則),鳥取(条例,細則),岡山(公衆浴場について),香川(公衆浴場法施行細則の一部を改正する規則),徳島(条例,細則),愛媛(条例,一部改正について),高知(不明),島根(条例,細則一部改正),広島(条例,施行規則),山口(条例,細則),福岡(条例,細則),大分(条例,公衆浴場における衛生等管理要領等について),宮崎(条例,細則),佐賀(条例,施行規則),長崎(条例,細則),熊本(条例,細則),鹿児島(条例,細則),沖縄(条例,細則)
*注1:リンクは 2022.07.10 時点のもの
*注2:適切なものが見つからず、暫定的にリンクを貼ったものあり
*注3:埼玉県「また、入浴についてはおおむね7歳以上の男女を混浴させないこととしています。これにより、制限年齢の戸籍上の男性は女湯で入浴することはできません。(埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例施行に伴う県の考え方Q&A)」(20230308)
但し、戸籍の性別さが変更済みなら、生物学的男性が「女湯に入浴する権利がある」とは記載されていない。
リンク先 詳細
1.公衆浴場法(昭和二十三年法律第百三十九号)
2.公衆浴場における衛生管理要領等について(平成12年12月15日 厚生省生活衛生局長通知)
別添2 公衆浴場における衛生等管理要領
3.公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について(令和2年12月10日 厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官)
4.法務省法務局見解(日本国において女性としての法的権利を有する者)
5.資料(追加 20220705~)
6.資料(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合への問い合わせ20200827)
リンク先 詳細
「男性器を切除する手術をすれば女湯が利用できる。公衆浴場が定めた基準がある」と主張するトランス女性がいたので、東京公衆浴場組合に真偽を確認した。
1.東京都公衆浴場業生活衛生同業組合への問い合わせ
2.添付資料①②③④⑤
3.法務省への問い合わせ
リンク先 詳細
女性に性的興奮を覚えても性別適合手術と呼ばれる男性器切除手術を受け女性に擬態すれば「女性」と認められると主張するトランス女性に恐怖を覚え、全国公衆浴場組合(東京公衆浴場組合 住所同じ)に訴えたもの。
1.全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会(全浴連) (m@p)
2.資料(スザンヌみさきの該当ツイート)
8.【お薦めします!】天然温泉 蓬莱湯 (追記あり 2022.05.27)
リンク先 詳細
「LGBTの利用を認める蓬莱湯」に詳細を問い合わせたもの。
通常営業では利用不可との回答。かつ、兵庫県浴場組合の方針を表明。
1.新聞記事(LGBTの温泉利用について)
2.問い合わせ(Q子)
3.蓬莱湯 代表の稲里美さんからの返信
4.法律や経営の上位にいらっしゃる、バイの雲上人 森奈津子様 (追記 2021.11.30)
5.その後 マスコミによる「蓬莱湯事件」の利用のされ方 (追記 2022.05.27)
リンク先 詳細
トランスジェンダー女性であることを公表している弁護士仲岡しゅん(戸籍の性別は男性 大阪府弁護士会登録は女性)による「トランスジェンダー女性の公衆浴場利用の現実」による世論への反論に対し、私ががこれまで体験し調べてきた現実との乖離がはなはだしかったため反論したもの。
1.法律実務の現場から「TERF」論争を考える(前編) (後編) 仲岡しゅん
2.仲岡論文の問題個所指摘 (Q子)
3.法務省法務局見解(日本国における「女性」)
10.【比較】トランスジェンダー女性の女性用施設利用について(トイレ)
経済産業省 職員と松山市 議員(愛媛県)
♦訂正修正その他
(20230526)
・*注3(4.資料(都道府県別公衆浴場法施行条例・細則))…追記。これに伴い埼玉を赤字に加工した。
(参考)
蓬莱湯(兵庫尼崎)は、女性が安心して利用できる温泉です。
蓬莱湯
1.新聞記事(LGBTの温泉利用について)
2.問い合わせ(Q子)
3.蓬莱湯 代表の稲里美さんからの返信
4.法律や経営の上位にいらっしゃる、バイの雲上人 森奈津子様 (追記 2021.11.30)
5.その後 マスコミによる「蓬莱湯事件」の利用のされ方 (追記 2022.05.27)(追記② 2022.10.03)
6.トランスジェンダーが入れる銭湯イベントを行う女将の想い「虹色銭湯」開催に至った意外な理由 2022.09.20)(追記② 2022.10.03)
7.「犯罪者と同じにしないで」“トランス女性”投稿が物議に…銭湯やトイレはどう対応すべき? 当事者に聞く(追記③ 2023.01.18)
8.最近の蓬莱湯(追記④ 2023.12.12)
1.新聞記事(LGBTの温泉利用について)
2021年11月16日付の神戸新聞NEXTに、LGBTの温泉の利用についての記事が載りました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202111/0014846430.shtml
2.問い合わせ(Q子)
トランスジェンダー女性の共同浴場利用につき、報道機関をはじめ、トランスジェンダー女性当事者や学者や弁護士などの社会的地位にある者による、現行法や実際のトラブルを無視した発言が繰り返されてきたので、蓬莱湯に現状を問い合わせました。
3.蓬莱湯 代表の稲里美さんからの返信 2021.11.21 (加工はブログ主)
メールを拝見してこの問題はとても奥深いものがあると痛感しております。
兵庫県浴場組合で申し合わせで男性は男湯、女性は女湯のみの入浴で中間層には対応してません。電話でそのような方の入浴の問い合わせがありましたがお断りしました。通常では入浴NGです。
蓬莱湯女将としてはLGBTのNPO法人ミックスレインボーの方と共に貸し切りでお風呂に入ってもらうだけのイベントでございます。
これをきっかけに権利を彼らが主張することはありません。
代表の方にもお伝ええしましたがLGBTの方々の権利の主張のためにこのお風呂に入るイベントをするのではなく、ただ誰にも迷惑をかけずに心地よく入浴してもらうのみです。
私も知識を十分身につけていなくてメールにていろいろな資料をいただき大変参考になりました。まだまだ読み込めていないので時間のある時に熟読させていただきます。
蓬莱湯ではいろんな方々にご入浴いただいておりますが男女以外の方々のご利用はこれからも通常入浴ではお断りしていく所存です。
これからも彼らに対して差別はしませんが区別をしていく取り組みを静かにしていくつもりです。
今後もお気づきの点がございましたら是非ご教示いただきますようお願い申し上げます。
蓬莱湯 稲里美
端的に、嬉しかったです。
これまで様々な責任ある組織に問い合わせをしてきましたが、まともな対応がされませんでした。無視が通常運転。直接電話をかけて確認しても責任を伴った具体的な対応策まで語られることはなく、日和見主義と逃げ腰が伝わってきて不安でした。訴訟までもっていかなければ握り潰されるのではないかとの疑いが晴れませんでした。(浴室内でペニスの付いたトランス女性と遭遇し受付に訴えたが笑って終わりにされたとの話があった。ただし、真偽不明)
もとよりトランスジェンダーの共同浴場利用に反対する女性はいません。
ただ、「分けてほしい」。
その最低ラインが法的な境界の戸籍の性別であり、これまでのように身体本来の性別による区分を希望する女性もいます。
それぞれの希望が反映されることに感謝します。
蓬莱湯は、女性が安心して利用できる温泉です。お薦めします。
4.法律や経営の上位にいらっしゃる、バイの雲上人 森奈津子様 (追記 2021.11.30)
日本は法治国家(の筈)です。公衆浴場法はこちらをどうぞ。
5.その後 マスコミによる「蓬莱湯事件」の利用のされ方 (追記 2022.05.27)
(以下、抜粋。ナンバリング、太文字、着色などの加工はブログ主による)
立場によって見解が異なる中、尼崎市の銭湯「蓬莱湯」が性的マイノリティーに周囲の目を気にせず利用してもらえるイベントを開くと、反響は大きかった。
「当事者の苦労を知った」と賛同の声が寄せられた陰で、根拠なく犯罪者と同一視し「問題を起こす人々なのに」と批判する電話やメールが相次いだ。「なんで目立つことを」と当事者から不安の声も上がった。
「荒れるかもしれない」と主催者たちも正直思っていた。それでも性自認が女性のトランスジェンダー、ゆめかさん(32)=仮名=は言う。「私たちは特権がほしいわけではない」
そして願う。「お互いに歩み寄り、同じラインに立てる社会になってほしい」
→Q子見解
主張通りに、生物学的女性への一方的な譲歩の強要はやめていただきたいものである。
現在は、生物学的な差異の認識や分類の必要性、性犯罪被害者の恐怖心無視を筆頭に、「傷ついて死んじゃうんだぞ!」等(つまり社会的に殺人犯として扱うという)恫喝が横行している。
男性からのクレームに配慮するなら、性差別せずに、女性からのクレームにも配慮されるべきだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d33328b50cbda19b96e1dc9e7e445c64a87c6487 (追記② リンク張り直し)
https://secret.ameba.jp/jokerquestion/amemberentry-12767502778.html(追記②)
6.トランスジェンダーが入れる銭湯イベントを行う女将の想い「虹色銭湯」開催に至った意外な理由 2022.09.20)(追記② 2022.10.03)
(以下、抜粋。ナンバリング、太文字、着色などの加工はブログ主による)
イベント自体は成功だったが、賛否はあった。そして稲さんも現時点では全てを受け入れられないという。
「世の中、まだまだLGBTを理解できない人も多い。大多数のお客様の居心地を損なうような方法では開催したくないです」(稲さん)
本来、銭湯は全ての人を受け入れなくてはならない商売。一方で、既にいる人たちの居場所も守らないといけない。バランスを取るのが困難だった。
告知後には「男が女になって、女が男になるイベントをするのはけしからん!」「差別に絶対屈しないで下さいね!差別は許しません!私はあなたを応援しています!」という正反対の意見の電話があった。
「応援はうれしいのですが、攻撃的という意味ではどちらも同じような雰囲気でした。こういう問題は、時間をかけて慎重に行わないといけない。偶然出会った人たちが穏やかに話せる人たちで良かったです」(稲さん)
今、虹色銭湯は日本でただ1ヶ所、蓬莱湯で年1回しか開催されていない。
「尼崎の人が蓬莱湯ではじめた乙女温泉(乳がん患者がお風呂に入るイベント)も、今は全国に広まっています。トランスジェンダーの虹色銭湯も時間をかけて、広まるかもしれませんね」(稲さん)
→Q子見解
乙女温泉を始めたのが蓬莱湯というところからもわかるが、稲さんは全ての人の福利を考えているのであり、自分の思想を押し付ける方ではない。ましてLGBTを中心にしたルールを強要する方ではない。「通常では入浴NG」(いただいた返信より)のトランスジェンダーと、その賛同者のみが利用できる機会を提供しているだけである。
事前の予約申し込みは身元の把握でもある。社会の一員であることを望む仲間や、何より好意を示してくださった稲さんの信頼を裏切ることにもなるようなTwitterやブログなどのSNSで横行する性的倒錯者の利用は難しいだろう。むしろ、トランス女性の女湯利用を歓迎するアライの皆さんは参加してみてはいかがだろうか。
ちなみに「LGBT」とはいうが、公衆浴場の利用に問題が生じるのは「T」のトランスジェンダーのみである。L(レズ)もG(ゲイ)もB(バイ)も門前払いはあり得ず、取り立てて素行が悪い者がいたら出入り禁止になるだけだ。記者の誤記でなければ、稲さんは今なお良く分っていないと思われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0dcdf808d2cff995d1e017ea8c0b6f057de4a58
https://secret.ameba.jp/jokerquestion/amemberentry-12767503094.html
→2 7.「犯罪者と同じにしないで」“トランス女性”投稿が物議に…銭湯やトイレはどう対応すべき? 当事者に聞く(追記③ 2023.01.18)(♦追記)
♦訂正・修正・その他
(20230330)
・冒頭もくじ部分「7.「犯罪者と同じにしないで」“トランス女性”投稿が物議に…銭湯やトイレはどう対応すべき? 当事者に聞く(追記③ 2023.01.18)」に意図せぬマーカー処理を確認、マーキングを削除。