とある塾長の呟き -3ページ目

とある塾長の呟き

日々指導をしている中で感じていることや、
置かれている業界の環境など、とても多岐にわたる内容ですが、書いていきます
興味を持ってもらえれば、幸いです


誰しも、「どうなってるの?」と気になることっていうのはあると思うのですが、ここ最近代ゼミの話を聞かれることがほとんどです
私も真相はわかりませんが、実際起きていることとは異なる、私なりの感想をお伝えするようにはしています

現在予備校界で一番隆盛を極めているのは、なんといってもナガセが運営している東進衛星予備校でしょう
有名講師はテレビに引っ張りだこ。他塾の有名講師も引き抜いて実施される授業に魅了される人が多いのも、なるほど、戦略としては素晴らしいなと感じています

実際代ゼミの有名講師も引き抜き(とは表立っては言われていませんが)に近い状況であったこともあり、近年の生徒数減少は自明の理であると言えます

さらに、関西圏では代ゼミよりも河合塾・駿台の2ブランドが現役生をターゲットに絞った校舎展開を加速させており、代ゼミもSAPIXと連合を組んで攻めてはいましたが、中学受験や高校受験で知名度がいまいちなSAPIXブランドではなかなか太刀打ちできなかったことも原因の1つになっているでしょう
(実際、伊勢丹や三越も関西では大苦戦であることは周知の事実で、なかなか関東流のイメージが強い企業は生き残りにくい土壌なのでしょうが)

ただ、ここでは他塾が優れている、などというつもりはありません
実際、東進衛星予備校はそのほとんどがFC経営で成り立っています
つまり、そこに在籍しているチューターや教室責任者の質が悪ければ、劣悪な学習環境でしか勉強できません
また、セット割引を多様化していて、たくさんの講座を受講させようとしますが、半年一括納入などの金銭管理を行うので、金さえ払えばあとは来ようが来なかろうが関係ないという状況のところもあります
(もちろんそうではないところのほうが多数でしょうが)

つまり、集客・集金プランとして成功する塾もあれば、そうではなく利益は出なくとも自身の信念を貫いて指導をしている塾もある、ということです
もちろん利益が捻出できなければ存続は厳しくなるでしょうし、利益ばかり追い求めては、いつしか悪評ばかりが先行して先細りしていくことでしょう

大切なのはその両輪を上手にコントロールできる塾であるということ
そういった塾であり続けることに、こだわっていきたいですね

8月も終われば、教育業界では一番重要な「秋」の時期にと突入します
何が重要なのかと言われれば、
・小学生:最終的な受験校を決めるための偏差値からの予測
・中学生:学校の成績の向上(内申点の最終決定)
・高校生:推薦入試による滑り止めの確保
という風に、各ステージにおいて、油断できない時期となるからです

さて、今回の話題は服装の話でしたが、我々の業界でも色は結構こだわります

ピンク、と言われれば合格の桜を思い浮かべますし、
緑の文字はリラックス効果があると言われています
(別れの文字ということもありますが…)

色の効果も含めて、勉強の指示を出すことがあるのですが、どうせやるならモチベーションがあがるようなことを行っていきたいですね
ちなみに今私は子供たちが明るくなるような服を意識して着るようにしていますが、どうも珍奇な目で見られているような気がしてなりませんが(笑)


私も激しかった方ではあるのですが、このような原因があったんだと改めて認識
運転している人は、予測できるから酔いにくいことは、なるほどなと感心しました

なんでも便利なものには不便なものも付随しているものです
子供が「いろいろな景色を見ることが好き」「いろいろなところに出かけるのが楽しい」となることができるような、旅行などの計画を立ててほしいものです
そういった刺激は、必ず子供の知的好奇心の醸成に役立つと信じています


昨今、様々な病気やケガなどで欠席を余儀なくされるケースが多数存在している
成長期の子供たちは、我々では想像できない範疇のところから、苦しみを持ってきたり、またそれを抱えて助けを求めていたりするわけです

そういった子供たちに、等しく教育を与えることは、大人の設定する義務であると思います
今回は高等学校というフィールドですが、それであっても「教育を受けさせる義務」を進学させたからには負うべきものだと思っています

ただし、それが特定の生徒への贔屓になっていないか、ということもまた必要なことかと思います
酷く穿った見方ですが、「苦手な科目」「苦手な教室の空気」からうまく逃げ出し、単位取得や科目の理解のために制度を悪用することも、考えられるわけです
経済学では「ただ乗り」という現状に近いケースになるかと思います
(本来のただ乗りは、対価を支払っていない・または対価に見合う以上のサービスを享受することですが)

元来そういう制度があることを表明していくか、もしくはその制度の活用の限度を設定することが、また求められていくのではないでしょうか

少子化の問題が取りざたされる中、個別に対応を行う文化が少しずつですが形成されてきている現代
私たちの善意が、きちんと善意として取られるようにすることと、それを享受する側の子供たちが、早期に学友たちと同じ机を並べ、切磋琢磨できるようになれることを目的として、制度の拡充・確立に取り組んでほしいと切に願います


何か凶悪犯罪が起きると、「アニメが悪い」「ネットが悪い」という風評被害が出てくると思いますが、数値的な観点で冷静に分析しましょうね、というのが私の主張の大きな柱です

さて、少年犯罪は減少傾向にあるという今回の発表です
少年の人数も減少していますが、1,000人当たりの検挙数も掲示していることから、非常に親切な分析資料だなという感想です
一方で、性犯罪の増加については、少年たちの心と体の成長が加速度的に早くなっていると言えるのではないでしょうか

情報化社会になって、またアニメやドラマなどの影響で、犯罪が増えているのか
私はその一方通行的な論議は非常に暴論だと感じています
ただ一方で、子供たちが大人にアクセスする方法の多様化は、非常にまずい方向にも進んでいます

LINE、ソーシャルゲーム、SNSなど、子供と大人のコミュニティは、日本でいえばMixiが盛況な時からどんどん多様化をしています
その中で何が生まれるか
おそらく、ビジネスが生まれるでしょう
上に挙げた各社は、莫大な利益を生み出している会社が多くあることも、昨今のニュースを見ていればわかることです
ガチャに代表される課金や、ワンクリックで購入できる音楽・映像など、手を伸ばせばすぐにサービスを受けられることは明らかです

では、そのお金を生むビジネスの一番の根幹はなにか
それは「頭脳」か「肉体」かとなります
自分が少し周りからちやほやされるほどかわいい
ネット配信で自分の事を売り込めば、そこにビジネスが生まれます
人と出会って、コミュニケーションを取れば、お金が生まれます

あまり書くと不快になるのでここまでにしておきますが、上記の犯罪傾向は、ただただ情報化社会になって情報を入手できる年齢が低くなったことだけが問題ではなく、そこにつながる「ビジネス」の適切な運用にも問題が発生しているわけです

だから、「こうすべき」とか「規制だ」と言うつもりはありません
このような社会になったのであれば、どのように自分で自分を守っていくのか
そのことを考えることが一番の近道になるわけです
裏を返せば、そういった情報へのアクセスそのものを、コントロールできるような親子関係や教育関係が必要なのだろうと思います

漏れる子はでてきます
それはどの時代でも等しくでてきます
であれば、最大公約数的に守るしかない
それが私の持論です

今通っている子供達が、笑顔で社会に出ることができるよう、頑張りたいと思います