《ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE》 | 馳夫の暴想映画ブログ。

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何だかんだ言って、「ミッションインポッシブル」シリーズは全部観ています。幾つかブログにも書いてます。しかし、確かに観ているのにほとんど忘れている。「3」までは、なんとか覚えているのですが…。さすがに記憶力が衰えてきたのかなぁ? と、それではいけないので「ゴースト・プロトコル」からマラソンしようとしましたが…。途中で寝てしまいました。
そうか、「ミッションインポッシブル」は、俺にとって寝てしまう映画だったんだと! 再確認できました。(バッサリ)と言うことで。「デッド・レコニング」もそんな映画です。こんな脚本ならストライキしてもねぇ~(笑) テーマもAIを扱ってるだけにね。逆効果でしかない気がするのは、私だけでしょうか?

まぁ、今回の「デッド・レコニング」2時間45分と長い。しかもパート1です。そりゃあ、生成AIなんかよりも素晴らしいストーリー展開がまってるはず。ダメでした。まともな脚本家なら1時間で収まるストーリー。それを、なんでまぁ、こんなにムダが多いのか。トホホ。

と、さすがにツッコミどころ満載の映画なのであげたらきりがないのですが。1つだけ。
今回の1番の見どころ、イーサン・ハント(トム・クルーズ)がバイクでアルプス山脈からダイブする生身のアクションシーン! さぞかし、魅力的な展開で1番盛り上がるシーンのはず。
「イーサンそこから列車に飛び乗るんだ!」
「バカかベンジー、こっから飛びこむなんてできるわけねぇだろ!」
「俺だって苦労して仕事してるだよ!」
いったん悩むイーサン
「わかったやろう」

バカなんですか? 他に作戦あるだろうが。
仲間の逆ギレに負けてしまったイーサン・ハント。“はい、よろこんで”とアルプス山脈からダイブするのであった。
一方、オリエンタル急行内では。女スリ、グレースが銃口を突き付けられ絶体絶命のピンチ。「君の命は、俺の命より大切だ。」と、グレースはイーサンの言葉を信じ。(さすがにイーサンまだ、パラシュートで上空にいるしな)と、その時“神風”が…。はい、飛びこんでぇ! とイーサン列車にクラッシュ!(笑) 銃口突き付けている悪漢に突撃。グレース「イーサン♡」事故、事故。偶然ですから、あなた一歩間違えれば吹っ飛ばされてるから。グレース「イーサン♡♡♡」こんな感じで2時間45分(笑)
ここまでにしときます。

まぁ、一応今回。デ・パルマ監督の「1」を意識したサスペンス風に作られていますが。あくまで、サスペンス風ですので。ミステリー作家がYouTubeで絶賛するのも、どうかと思います。ノーラン監督の『ダークナイト』が、ジャッキー・チェンの「香港国際警察/NEWpoliceSTORY」を下敷きにして大ヒットし、サム・メンデス監督の「007」でジャンルが確立したのですから。トム・クルーズの「ミッションインポッシブル」が、生身のアクションにこだわるのもわかりますし。ノーラン監督ばりのただ長い映画を作りたいのもわかります。
ってことで。次回でトム・クルーズの「ミッションインポッシブル」は終了して。今度こそ『スパイ大作戦』を配信ドラマでリブートしてもらいたいです。俺、25年前から言ってる気がする。と、ちゃんとした『スパイ大作戦』のリメイクが、本当に観たいです。
では(^_^)/