正直な感想として。僕はダメでした。
前作「クリスタルスカルの王国」もダメでしたので、今回のインディも(すみません。)今年ののワースト映画に入る作品でした。
じゃぁ、ブログに書かなければいいのに?
と、思われる方もいるが。
“インディ最高!”。“ありがとうインディ”とか絶賛している方もおられるので…。
えっ! ちょっとまってよ。どこがありがとうなのよ。どこが、最高なわけ?と、疑問に思ったので書きました。
と、賛成派の方にキツイことを言ってしまいましたが。インディ・ジョーンズが、あの当時画期的だったのは、生身のアクションとSFX(特撮)の融合だったと思うんですよ。それが、「クリスタルスカル」にしろ、「運命のダイヤル」にしろ。驚きがないんですよ。VFXが、これほど進歩していながら。はっきり言ってつまらない! バカみたいなことを言っているかもしれないけど。それこそが、インディ・ジョーンズ シリーズの魅力だったと思います。スピルバーグも「ジュラシック・パーク」で見せたVFXが。続編の「ロスト・ワールド」では、もはや物足りない。あの時に、映画評論家は駄作と言っていました。僕もそうです。しかし、「ジュラシック・ワールド」では、それをふまえた(ストーリーは最低でしたが。)VFXの面白さを見せてくれたところが、シリーズを復活させたのですから。(続編は、トホホです。)今回のインディ・ジョーンズもそれぐらいのことはやってくれるだろう。監督も「ローガン」「フォード&フェラーリ」のジェームズ・マンゴールドなんだから…。
トホホ
賛成派のみなさんの意見は。オールドファンは懐かしさに感動し。新しいファンは、劇場でインディ・ジョーンズを見れた感動が、今回の賛成の主な理由だと思いますが。僕は、「最後の聖戦」と“ヤング・インディ・ジョーンズ”のテレビシリーズと小説で、すでに満足しているんです。おやぁ? と、お気づきの方もいられるでしょう。そう!
「スター・ウォーズ」と同じですよね。旧三部作とディヴ・ファロニー監督のアニメ「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」(イウォーク・アドベンチャー、エンドア、マンダロリアン)しか、「スター・ウォーズ」を認めてない私は、「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」を見ながら、スマホで多摩ク○スタルの女の子の出勤確認をしてしまうありさま。(笑) シャイア・ラブーフがお猿さんとターザンなみに飛び交う姿をみながら。“野猿”で、デリバリーな女の子と“うっばぁーいぃつつ”。と、私生活の下ネタバレ全開でお送りします。(笑)
と、大変失礼しましたが。やはり、インディ・ジョーンズシリーズの魅力は、いままでにない冒険活劇だったんですよ。それこそ、インディ・ジョーンズがヒットして作られた。リチャード・ドナー監督「グーニーズ」、ロバート・ゼメキス監督の「ロマンシング・ストーン」シリーズや、リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーンの「キング・ソロモン」のシリーズと「運命のダイヤル」は大差ない気がしてしまうんですよ。パチモンと同じことやったらいかんだろう!? って、「運命のダイヤル」観ながら思ってたんですけど。あるんですよ! インディ・ジョーンズシリーズの魅力を最大限いかした映画が!!
それが、『キャプテン・アメリカ/ファーストアベンジャーズ』および、シリーズ「ウィンター・ソルジャー」「シビル・ウォー」これを見た時は、“これこそ、新しいインディ・ジョーンズだな!”と思ったものです。ジョー・ジョンストン監督も「ファースト・アベンジャーズ」の時に「レイダース」を参考にしている、と言ってましたが。その通りだと思いますし。なにより刺激をうけました。こういったアメコミヒーロー映画で、インディ・ジョーンズをやるんだと。
まぁ、ジョー・ジョンストン監督はルーカス・フィルムの特撮監督なので、わかっている人です。「ロケッティア」なんて、最近だと女の子の「プリキュア」みたいなアニメなので、わかっていらっしゃる!
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、『シン・仮面ライダー』と争う僕の今年のワースト映画ですが。両作品とも、何故にそうなった!? と、映画を作りたい人にはオススメの作品であります。(笑) 今年は、面白い映画の当たり年なのにねぇ。(だからこそ、つまんない映画が見るべきなのかも)
では、(^^)/