5月に「Pō Mālie🌙」として、

Zoomにて、夜10:00に生徒さんに向けて読んだ

10冊のハワイの絵本。


積んでおくだけで、読んでなかった絵本、「積読」の中で、


こんなに、いーいお話しだったのねーと

感動したのが、こちらです。



漁師のロノが、折れてしまった釣り針を追って

海に潜っていくと、そこは、見たことのない、

豊かな実をつける植物で溢れた不思議な国。


あー、なんだか、浦島太郎の竜宮城みたいです。




そこにいたのは、その国の王さま・クム ホヌアとその娘。


ロノがいる間、クム ホヌアは、その地の植物、

タロやバナナやサツマイモなど、


古代ハワイの主な食生活を担う植物たちの

育て方、増やし方、食し方、薬に使う方法を

ロノに教えてくれるのです。



そして、ロノが帰ろうというときには、

そのたくさんの植物を両手いっぱいに持たせてくれて


それが世代を超えて、ハワイの人々の食をささえ、

ハワイの人々は成長し、栄えました、


というお話しです。


ハワイの人たちの「伝えたい・伝える」の精神が詰まった、

だから、いま、ハワイの人々はここにいる、

といった、ルーツへの感謝の気持ち、

植物への敬意の想いが、溢れる絵本でした。



ちなみに、ロノといえば、ハワイの四大神のお一人

平和や収穫の神さまですが、

この絵本では、神さまのロノと漁師のロノが

同一人物か、そうでないかの言及はありませんでした。


でも、もしかしたら、植物に溢れた豊かさや

食に困らない平安など、

そうした象徴としてのお名前として、

ロノがあるのかなー、、、なんて思ったりもして。。。


あー、読んでよかった、

読む機会に恵まれて、よかったーな絵本でした。



夜な夜な、ゆったり絵本、いいものですね✨

何より、生徒さんとの、夜な夜ななお時間が

安らぎを与えてくれました。



『Pō Mālie、十夜、おしまい』最初の緊急事態宣言延長を受け、スタジオレッスンがお休みになりその代わりにできること、として始まった「Pō Mālie🌙」。5月いっぱい、夜10:00にzoo…リンクameblo.jp