ガールズバンドクライを最後まで見たんですけど、涙無しには見られませんでした。はあ。最高でしたね。ずっと現実の悲しさがあるんですけどフロントマンであるニナの狂ったような怒りと正しさと間違いと強烈な熱量が、ももかの大人的悲しさと諦めを切り裂いて奮い立たせて救ってさまざまな思いを抱えるバンドメンバー全員前を向けて、ロックをロックと口にするかどうか問題を無視さすていただきますけど、ロックでした。中指改め小指が立ちまくりでしたね〜。ももかのJK時代の底抜けに明るい笑顔と現在のクールな所作の対比がずっとキツかったですね。かあ〜〜。舞城の、ある種の真実は嘘でしか語れないをまた思い出しました。当時あまりピンとこなかった「ある種の真実は嘘でしか語れない」がここ数年言葉でなく心で理解できている。東映とキー局のメジャールートに載せた美少女アニメでしか語れない真実がもしかしたらあるのかもしれないっすね。悲しいことですけど。俺もド初心者のお遊び程度ではあるがバンド文化と楽器を触った経験はあり、周囲にはガチのバンドマンもいたので文化面で全く知らないわけじゃなく、僭越ながらちょっとは感じ入ることにブーストがかかったように思います。はあ〜〜。騙されたと思って一度見てみてほしいですね。どういう経緯で創作されたのか知らんけど製作陣のロックンロールも感じますよ。さすがにこれは本気の本気でしょう。置きにいってこの品質になるわけがない。いやあマジで良かったですよ。すごいね。魂が絶対にあったはずだ。こんな大きな土俵でこんな仕事をする人がいるんだ、と思ったよ。見てみるもんだな。2周目見てまたアホみたいに泣いてますからね。何なら1周目より来るものがある。楽曲色々ありますが運命の華がストーリーも込みで圧倒的に至高でした。ちょっと信じられないぐらい良いです。