努力が報われるんじゃなくて正しい努力が報われるとか間違った方法で努力をしても結果は出るわけがなくて正しい努力をすることが大事とかあってそれはある程度そうなんでしょうけどその「正しい努力」が確立されていない未開の分野では正しい努力の情報がない。あるいは情報があったとしても有象無象の情報で溢れている場合はその中から正しい情報に辿り着き判断する能力が別途必要になる。とは言え正しい情報の判断などその分野の初心者として参加した初期段階ではほとんど無理で、そして詐欺とかインチキとか悪意はないけど間違いを啓蒙するアホとかがこの世にはたくさんあり、誤ってそういうのを採用すると大きなコストを支払って正しくない努力をすることになるので損失が甚だしい。ふむ。嘆かわしいものである。何でもかんでも正解が用意され自分は考えずに実行するだけみたいな状態は果たして?みたいな問いも浮かぶが、アスリートが自己流トレーニングなんかしないで栄養や筋力やメンタルや技術などそれぞれの分野のコーチに項目ごとに管理されて質を高めていくのは適切だろうから、分業とも言えるし言いようだ。全て自分で及第点まではできるようにみたいなアベレージ型よりも得意なものを伸ばす専門型にして個々が特技を磨いて、その代わり手付かずの苦手な分野は得意なやつに丸投げしあうのを集団でやるのがパフォーマンスが高いと今でも思っている。核家族や単身世帯がどんどん進み隣の住人の顔すら知らないみたいな昨今とは完全に逆行している。