📕✨書籍<人はなぜ学ばなければならないのか~あなたが学ぶことの『意義』を語ろう>
~学ぶとは『深い呼吸をする』ことである~
齋藤孝著
【感想文】
まず、『学ぶとは<深い呼吸をする>ことである』はまさに名言だ。
非常に深く重い意味が込められている。
その<深い呼吸>とはどのような意味であり、何を指し示すものであろうかまで含めた意味で、
<~あなたが学ぶことの『意義』を語ろう~>
では、
いかんなく語らせて頂くことにしよう😆
🍀【結論】
『物事の本質を学ぶため、また見極めるため』である。
そして、自ら考えること。
考える力が養われることによって、
より正しく賢い知恵ある
『思考力』『判断力』『洞察力』『識別力』
これらが養い育てられる。
そのためには自分と向き合うひとり時間をより多く確保すること。
そのこと抜きには、なかなか成し得ないのである。
つまり、
物事の本質を見極める
見抜くために必要なキーワードは、
『Purpose(目的、なんのために)』と『Mean(その意味)』
『Why(何故、いかに)』と『How(どのように、どのようにしたら)』
という悩みや問題の解決力に繋がる。
そのような関係性・関連性である。
そして、自己解決・完結能力がより身につくと、
<精神的心理的自立の人間力の向上にまで飛躍させてくれるのに有益である。>
『自立』の意味においても、
<誰にも頼らず助けを求めず、
なんでも自分ひとりでなんとかしようとする>
という意味として巷では考えられている風潮にある。
しかしながら、
物事にはそれぞれことごとく、
その自立の意味においても
<一長一短・表裏一体>
なのである。
自立の意味は、つまり、
ネガティブな意味において
<誰にも頼らない>
であり、
ポジティブな意味においては
<問題・課題察知能力(リスクマネジメント)・
問題解決能力・自己完結能力>
という表裏一体性があるのである。
このことをちなみに、心理学用語では、
<リフレーミング>
と呼ばれている。
その言葉の意味は、
『物事の視点を様々な角度・側面からポジティブに考えること』
である。
カウンセリングの現場ではもちろんのこと、
ビジネスでも用いられる心理学的技法である
そして更に次に、
何故、学ぶ必要があるのか
人生にとって最も大切で重要な
『人間関係または人間について』を学ぶため。
人間関係は人生で起こる問題の常に最も上位に近い位置を占めている。
そのことにおいて、
より良い人間関係の実現をもたらすために、
<知識と教養>が必要であり、
<知恵と真理>が必要であり、
また、
<生涯学習>社会なのである。
学ぶとは、更に更にどのような意味であるのか?
『富』『成功』『名誉』『地位・立場』
『肩書き・役職』
『野心・野望』
『トレンド入りしてより有名になる』
『承認・賞賛』
の類のものを得るためではない。
<学ぶ>とは、
このようなこれらの言葉より遥かに上回る、
心と魂を養い育てる、
<安らぎと平安>が常に抱きつつ、
この世の混迷極まる激動の厳しい荒波時代にあって、
<より安定感のある・正気を保った>
生き方に繋がるのである。
すなわち、それが、
齋藤先生の仰られる『深い呼吸をする』ことにより人生の幸い、豊かさではないだろうか。
そのように私は考え感じたのであります。
改めて、そのキーワードは、
『本質と真理』
である。
☪️人間関係上手くいかない理由。
それは良くも悪くも<人間から学ばない>からである。
つまり、
まず自分という人間について、
次に相手について、
次に宗教について。
学ぶというのは真理まで含めたものである。
そして正しい真理は正しい宗教観、
正しい宗教観は正しい人間観との繋がりにおいて比例する。
ちなみに人間関係上手くいかない理由となる上位を占めるのは以下の通りである。
1、まず自分の目の『梁』から取り除けようとしないから。
2、結果、人を容易に裁きやすい。
3、日本人は特に、バウンダリーやパーソナルスペースに対する認識や考え方の意識が浅く低い。
4、本音と建前の極端化、人との比較文化が根強くあること。
5、人間の『不機嫌』
人間の不機嫌は最大の<環境破壊>である。
この世の中はスピード社会である。
(特にインターネットAI時代にあって、サービス業において)
そのスピード社会は、
常識や価値観の有り様・在り方の変化のスピードもより非常に早いため。
この世の中のニュースの事件・事故で起きている事の大抵の場合、このような、
<『不機嫌』『気短さ』『不寛容』>
そのような社会に繋がっていると各界の著名な専門家・有識者の間で既に叫ばれているのは周知の通りである!
以上です。