NHK Eテレ <100分de名著>『新約聖書 福音書』レビュー | 日々のMyblog

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私はこれまでの人生、様々な激動人生、試練の連続、一難去ってまた一難、私の健康面で何よりも私にとって辛い苦しい体験多々。だからこそこのアメブロが孤独の中生きる上でのモチベーション楽しみとなっていた。一言プロフに残しておきます。

NHK Eテレ <100分de名著>

『新約聖書 福音書』レビュー
(2023/4/4(火)購入4/11(火)読了)

まず初めにこの四月という時期にTV放送された事にも意味がありますね。
『キリストの復活祭シーズン』
ですから。

【レビュー】

今日一日で読了したと言っても過言ではないくらい
先のことを知りたくて知りたくて連続ドラマを見ているかのように勢いよく読んでしまい読破!
また文字の大きさも私には快適でとても読みやすかった。

これまで聖書通読習慣で様々な聖書の教え学び理解をしてきた中で私にとって『復習』として改めて学びました。やはり物事どのような分野においても何より<基本>が重要ですね。そのことを再び教えられました。これまで触れてきた基本的な聖書用語の意味について新たに『このような意味や捉え方考え方もできるのか!』とか本書にあってまだ知らなかった『キリストに関わってきた登場人物の紹介』だったり、ますます私の知的好奇心は煽られ彼らの登場人物についても詳しく様々に学びたくなりました!そして凄く楽しく読む事が出来、熟読して、あっという間に読破してしまいました!

本書全体のその他の感想・印象として、
『福音書』を解説されたこのお方は、
『カトリック教徒』である事も踏まえて読まれるのも良いかと思うし楽しいものだと読みながら私は感じました。
何故ならカトリック教理や思想が反映されたりしているのかな?と感じさせる解説が読みながら私の目に留まったからです。ところどころで『え?なんかそれは違う』と感じられる面が一部ありまして。
(私はプロテスタント/特に福音派と呼ばれる立場にあると私個人的に考えていてその立場で聖書を学んできました。ちなみに福音派は聖書の御言葉に忠実に読むという特徴が特に強い教派なのである。)

 ちなみ、私の復習も兼ねて、再度、新約聖書と福音書について、整理して振り返りまとめてみます。

【聖書解説】

🍀聖書全体を通しての<キーワード>

[コトバ]

<初めに、コトバがあった
コトバは神とともにあった
コトバは神であった>      (ヨハネ伝1章1節)

<この方(主イエス)は、
初めに神とともにあった>   (ヨハネ伝 1章2節)





造られたものだから、

すべては生かされている。

このコトバが、

唯一の<道/真理/いのち>  

このコトバを通してでなければ、
<だれひとり父のみもとに来ることはありません> (ヨハネ伝 14章7節)


🍀豆知識
 
『聖書』は単なる宗教本ではありません。

『聖書』とは<History>[歴史]という意味もあります。

その<History>の英単語を深掘りすると、

『His Story』

<His=彼の(イエス・キリストの)>

<Story=話/物語/経緯/口伝>

まとめると
 
『聖書』とは、
 
1、神の歴史的物語

2、イエス・キリストの話/物語/経緯/口伝

すなわち、
 
『聖書』とは単なる宗教本ではなく

[神の愛の壮大な歴史的世界観]であります。

わたしたちは、

その神様の

<壮大>で

<Amazing Grace>の中で

<生きている/生かされている>のです!

これでもう『聖書』の取り扱いについて、

<自分とは全く関係のない話だ>

などとは言っていられなくなったのではないでしょうか?


✝️『福音書』とは?

神であり人である 

<イエス・キリストの生涯>

が記されている書物。

四つの福音書で構成されており、
それぞれ立場の異なる四人の著者が
それぞれ執筆したものを
ひとつにまとめて表現したのが、
『福音書』と呼ばれている。

今回は『福音書』がテーマでありますが、
福音書での読み方に重要なポイントがある。

<福音書>は
『新約聖書』に含まれる一部分であり、
福音書含め新約聖書全体を連なる重要な本質と核心となるキーワードがある。

それを先ず抑え踏まえなければ、
福音書も正しく読む事認識する事理解する事も難しいのであります。

✝️新約聖書<キーワード>

『<律法>の時代(旧約聖書)から<恵み>の時代(新約聖書)へ』

つまり新約聖書が分からなければ旧約聖書が分からない、また旧約聖書が分からなければ新約聖書が分からない、という聖書全体の構成となっています。

✝️福音書<キーワード>

『福音(よき知らせ/喜びの知らせ)』『コトバ』『神の子』『救い主』『十字架』『愛』
『罪/(ハマルティアギリシャ語(的外れ)』
『罪人』『受難』『死』『復活』『罪の赦し』『赦し』『永遠のいのち』など。