眠れない夜がありました

ムクッと起き上がり
ベッドから出て
クローゼットを開けました
手放すモノを探すため

しかし、もう
手放してもいいと思えるモノが
ありません
既に、服はずいぶん減っています
服と一緒に心のモヤモヤも
手放したかったんだけどな。。。


それから
毎日クローゼットを覗きました
やっぱり手放せるモノはありません

目が慣れてしまっていたのです
これは取っておくモノと決めつけて...
じゃあ、いつまで取っておくんだろ
死ぬまで?
死んだら誰が処分してくれるの?


そんな思い込みメガネを外して見ると
ありました、なくても困らないモノ

昔買った高級スーツ
高かったお気に入りだったコート
高かった派手なピンヒール
そんな
高価で、思い出も思い入れもあるモノ
ぜ〜んぶ手放しました

コレもう着ないんじゃない?
ハイ、要らない
これもこれもポイポイよける

そうなるともう見る目が違ってくる

まだあまり着てないから
キレイだから
良いモノだから
こういう概念を取っ払うと
コレを着たいと思うかどうかだけ
一瞬の判断
「着たくない」
ハイ、要らない

そもそも、あまり着てないってことは
着たくないんだよね
ときめいてないんだよ
ときめく服なんて本当に少ない

もう捨てる服なんてない
もう着るものない
って思ってたのに

出るわ出るわ
ありました。。。

今までのお礼を込めて
きれいに洗濯して
きれいに畳んで
ありがとうと手放しました
バッグや靴も断捨離
大きな袋5袋にもなりました

もうこれで
こだわりの衣服はなくなりました
この先は楽です

なんだか、守らなきゃと
ガチガチに固まっていたものが解けて
楽になりました


さようならあの頃...
「いま」必要なものしか要らない
ここには「いま」しかないから

ただモノが減るより
思い出のモノや大切にしていたモノを手放すと
より一層、解放され軽くなります
執着がなくなるからでしょうね