恥辱、屈辱の棒体操 | あいのこジョージのブログ

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躁鬱病とてんかんの持病をもつカナダと日本のハーフが病気のことや趣味のことについてだらだら書いてきます
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どうも、明け方に謎の叫び声が隣からして目が覚めました。うるさくて迷惑よりも怖さの方が先にきました。まぁシャブかなんかのフラッシュバックでしょう。

隣人に貴賎なしジョージです。

なんかオリンピックが延期か、中止か、毎日テレビで言うとりますが極私的には中止して欲しいです。

経済的にどうのこうのは正直どうでもいいんです。もちろんそれを言う人を否定する気はさらさらないです。ただただ経済に関しての教養があまりにもないんで語る言葉がないんです。

僕はいわゆる「スポーツ信仰」が嫌なんです。スポーツは大好きです。ただそれが信仰レベルに行くとちょっとついていけないんです。健全な魂はうんたらかんたらとか言ってスピリチュアルに話を持っていく輩には反吐が出ます。例えば清原なんてスポーツマン代表みたいな人物であの有様です。個人的には人間臭くて大好きなんですが…

ニュースやワイドショーで「オリンピック開催は正直難しい」みたいなことを言っておきながら直後のスポーツコーナーで選手にオリンピックへの熱い思いを語らせる。狂っている。一貫してない。

やつがれなんぞは運動神経が生まれてからずっと失調症なんで学生時代の体育教師には蛇蝎の如く嫌われていました。

それは運動ができないことよりも運動的精神に欠けていたからだと思います。軍隊的精神と言ってもいいかもしれません。

いわゆる「元気ハツラツ」ではないと、

捻くり返っていると。

別に元気ハツラツで素直な人を否定してるわけやないですよ。いいことやと思います。

ただそれだけで迫害される覚えはねぇよと



僕が徴兵されていた某本山中学校は体育祭で伝統的に3年生の演目として棒体操というものがありまして、これが酷いものでして、どんなものかというとデッカい棒に三人が群がってその棒を持ちあげて演技をするという代物でした。

何が酷かったかというとこの演技をするときに上半身裸でやるわけです。

もちろん男子のみの演目です。いまならセクハラと言われてたかもしれません。

しかし20年前の男子中学生の人権はイボイノシシ程度のものしかなく

「セクハラだ!」と告発しようもんなら異常者扱いです。

これの練習が嫌で嫌で…毛深い、または太っている男子はみな憂鬱で、両方兼ねている僕には生き地獄の日々でした。
棒体操に感動して涙を流す人はきっといないでしょうが傷ついて涙を流した男子は少なくはないと思います。

そんな折りに事件は起こりました。

ある練習の時間、地べたにねっ転がって棒を持ち上げるときに僕は寝る方向を間違えて真逆になってしまい、監督をしていた体育教師が

「何しとんじゃ、ボケ!!」とよく通る怒号が9月の青空に吸い込まれていきました。

もうこの時点で心が折れていたんですが、練習終わりに全員集合して体育座りで体育教師のありがたいお話を拝聴してるときに

「おい、ブレナン、お前ふざけとったらいてまうど!」ともうほとんどヤ○ザです。
心はもう骨折状態。周りは半笑い&憐れみの表情。

そして解散となって教室に戻る道すがらにダメ押しで

「お前の精神構造サッパリわからんわ!」

もう心は粉末。もう自尊心もヘッタクレもありません。

この棒体操で得られたものは体育教師への憎悪と偏見だけでした。

おかげさまで不健全な魂でおかしい精神構造のまま今日まで生きてきました


まぁ棒体操はスポーツではなく体育ですがどちらも軍隊由来ということでルサンチマンをぶちまけてみました。



がんばれニッポン