さくらいです。
全仏オープン男子決勝を観ました。
DVDを持ってきてくれたNさん、ありがとうございます。
そういえば、
神奈川のテニスクラブでも、来るたびにビデオテープを持ってきてくれる生徒さんがいました。
スカパーで録りまくって。
頼んではないのに、1回に何本も・・・
ありがたいことです。
たくさん勉強できました。
最近、プロのプレーを観る機会が少なくなってしまったので、久しぶりに観てまた確認できたことがありました。
ぼくは試合の勝敗には、あまり興味がありません。
自分の試合でも、ひとの試合でも。
試合を観るときは、その内容を観ます。
技術や心理や試合の流れなどなど。
生で観るときは、純粋に試合を楽しんで、録画されたものを観るときはそんな風に。
今回の全仏決勝は、
ナダルが勝つことは決まっていました。
ぼくのなかでは、です。
フェデラーがクレーでナダルに勝つところを見たいですが・・・
クレーコートらしい、ナダルの試合運びだと思いました。
試合全体の感想はそれだけ。
ナダルが勝つと決まっている理由通りであり、エンターテイメントとしてはおもしろくない試合。
ぼくにとっては、です。
でも、
久しぶりに見たフェデラーの技術の高さには、感動しました。
ささやかな感動。
負けたので、ささやか・・・。
ナダルのショットの変化は普通ではありません。
そのショットに対し、はやいテンポでとらえ続けるフェデラーのストロークも、これまた普通じゃない。
ライジング、ショートバウンド、高い打点でのショット、どれもストレスを感じるショットになるのに、かなり高い確率で成功させる技術。
自分の技術のチープさを感じさせられます。
筋力不足と、判断のちょっとした遅さ、それから一歩目の遅さとスイングの精度の悪さ。
その辺を練習しないとまだまだまだまだくらいだと思います。
それから、攻撃にいくときのプレッシャーが強い。
やっぱり強い。
打つ!という態度が力強いくせに、力みがなく、当たり前ですが、そのボールの精度が高い。
さらに、切り返されてやや不利な状況でのしのぎのショットの精度も高い。
打って切り返されたら、エラーか、しのぎのライジングは浅くなるかするのに、深いんですね~。
そこからナダルのショットが厳しくなければ、またイーブンに戻せそうなラリーの仕方。
動きの速さはほとんどなくなったように感じました。
年齢のせいでしょうか。
苦しいラリー戦になるとポイントが取れそうな気がしない。
それから、ナダルの苦しいところからのパスに対してのボレーがきわどくネットを超えない。
オープンコートに入れればいいだけのボレーが相手コートに落ちないというのは、昔はありえなかった・・・。
精神力もなくなってしまいました。
大事なポイントをあっさり失います。
ピンチでも、チャンスでも、どちらもこういうところは良いプレーをしてくるはず、というところがあまくなったように感じます。
理由をいろいろ考えています。
体力の衰えから、そういう集中力が出せなくなったのか。
自分の状況が、貪欲さをなくしてしまったのか。
勝てない相手だということを、深層心理が感じているのか。
ナダルがそのタイミングでフェデラーを上回るプレーをしているからなのか。
心技体。
どれも、ナダルが上です。
結果もたまたまその通り。
フェデラーが勝てる要素はありません。
つまり、
もう2度とナダルには勝てません。
これが、一ファンとしてのぼくの意見。
でも、指導者目線ではそうは見れません。
フェデラーのプレーヤ―としての能力は疑う余地もなく、勝てない、とは思えません。
条件と、やり方次第ではまだまだチャンスがある、と思います。
試合というのは、勝った奴がそのとき強かったということです。
そのとき弱ければ負けるのです。
弱くなる原因は、いくつもあります。
ナダルがなにかの原因で最低の調子のときに勝てるかもしれません。
問題は、
そのチャンスが来た時、フェデラーは好調でなければならないということ。
フェデラーは、安定して持ってる技術を出せる能力が高い選手だと思います。
だから強いと思います。
それは、
多彩な技術があることと、その精度がどれも高すぎることからくる自信ではないかと思います。
試合で使えるものが多いので、なにかがおかしくてもほかのものでポイントが取れる。
そう思うと、悪いものもすぐ良くなると。
好循環ですね。
世界No1です
ナダルに勝つには体力がネックだと思いますが、ナダルが調子が悪くてトーナメントをひたすらフルセットで勝ち上がって、へろへろの状態で決勝!
なら、フェデラーにチャンスがあるかなぁ、とか思っています。
このあとすぐのウィンブルドンが楽しみですね
芝でのフェデラーの優位というのはすでにありません。
単純に力比べです。
トーナメントの途中、波乱がないことを祈っています。
波乱もおもしろいですけど
フェデラー、ナダル以外の選手も力があると思いますが、総合的にこの2人が世界のトップ2だと思います。
決勝で、2年前のような過去最高のプレーに期待したいです。
それから、自分の技術の足りなさを埋められることにも期待したいです