【擦れっ枯らし】
今日、電車に乗ってて、目の前に座ってきた、見るからにすれっからしの女性。(推定23歳位)
少しぽっちゃりで色白、化粧濃いめ、口紅は眩しい程の赤でプルプル、アイラインしっかり、付けまつ毛派手、シャドーは深いオレンジ、ボディコンシャスで白いブラウス、タイトな黒いスカートは短くパッツン、パッツン。健康そうで、しっかりとした太腿を肌色のパンストに包んでいた。
正直、俺の好きなタイプ。
女性は、少し影が見える方が魅力的。
正面に彼女が座ったので、ついついチラチラと見てしまう。
そのうち、お互いの視線がランデブー。
その時、彼女が脚を組み直した。
ドキッ!
恥ずかしくなり、携帯を弄る俺。
しかし、俺のタイプの女性。
俺は誘惑に負け、またチラっと見てしまう。
またもや目線が合い、また彼女が脚を組み直す。
俺は完全に彼女に遊ばれていた。
しかし、美しい花を愛でるように、俺の視線が彼女の脚に移る。
「イカンっ!イカンっ!」ととっさに携帯に目をやる俺。
3度位繰り返すと、彼女に対する恋に似た感情が薄っすらと芽生える。
頭の中で、どうしてこの女性が気になるかを考える。
どこかしら、顔が若い頃の女房に似ている。
女房がすれっからしだったらと想像すると、何か笑える。
最近の女性は脚が長く細い。
俺の好きなタイプは、どっちかと言うと、しっかりとしたボーン、ボーンって感じの女性。
女房に言わせると、俺の好みは昭和らしい。
目の前の女性は、メイクは昭和では無いが、確かに、身体のラインは昭和。
俺が勝手な脳内タイムスリップをしてる間に、彼女の駅に到着。
彼女は降りる時に俺を見て、クスッと微笑んだ。
俺は心の中で呟く。
「幸せになれよ」(昭和…)
すれっからし【擦れっ枯らし】
何度もひどい目に遭って素直でなくなり、ずるがしこくなること。苦労して人柄が悪くなること。また、その人。
少しぽっちゃりで色白、化粧濃いめ、口紅は眩しい程の赤でプルプル、アイラインしっかり、付けまつ毛派手、シャドーは深いオレンジ、ボディコンシャスで白いブラウス、タイトな黒いスカートは短くパッツン、パッツン。健康そうで、しっかりとした太腿を肌色のパンストに包んでいた。
正直、俺の好きなタイプ。
女性は、少し影が見える方が魅力的。
正面に彼女が座ったので、ついついチラチラと見てしまう。
そのうち、お互いの視線がランデブー。
その時、彼女が脚を組み直した。
ドキッ!
恥ずかしくなり、携帯を弄る俺。
しかし、俺のタイプの女性。
俺は誘惑に負け、またチラっと見てしまう。
またもや目線が合い、また彼女が脚を組み直す。
俺は完全に彼女に遊ばれていた。
しかし、美しい花を愛でるように、俺の視線が彼女の脚に移る。
「イカンっ!イカンっ!」ととっさに携帯に目をやる俺。
3度位繰り返すと、彼女に対する恋に似た感情が薄っすらと芽生える。
頭の中で、どうしてこの女性が気になるかを考える。
どこかしら、顔が若い頃の女房に似ている。
女房がすれっからしだったらと想像すると、何か笑える。
最近の女性は脚が長く細い。
俺の好きなタイプは、どっちかと言うと、しっかりとしたボーン、ボーンって感じの女性。
女房に言わせると、俺の好みは昭和らしい。
目の前の女性は、メイクは昭和では無いが、確かに、身体のラインは昭和。
俺が勝手な脳内タイムスリップをしてる間に、彼女の駅に到着。
彼女は降りる時に俺を見て、クスッと微笑んだ。
俺は心の中で呟く。
「幸せになれよ」(昭和…)
すれっからし【擦れっ枯らし】
何度もひどい目に遭って素直でなくなり、ずるがしこくなること。苦労して人柄が悪くなること。また、その人。