気になる美しい手
ずっと、ずっと前に働いてた会社にて。
その会社は社員が多く、事務の女性も沢山いました。
男性社員は
「あの娘は可愛い」とか、
「あの娘が綺麗だ」とか、噂し、
人気のある事務の女性はチヤホヤされてました。
自分は営業部でしたが、
昔はセクハラとか緩く、
男性の営業は、ボーナスが入ると、
事務員を誘い飲みに出掛けました。
人気のある娘は毎日、何かしらご馳走にあやかってました。
地味な娘は誘われないし、
誘ったとしても断わるケースが多かったです。
自分が入ってから少しして、
何人かの新しい事務の女性が入ってきました。
明るくて可愛い娘は、瞬く間に人気が出て、
暗く地味な娘はみんな誘われたりはしませんでした。
職場での恋愛が好きではない自分は、
たまに同僚の飲み会には出ましたが
率先して飲みに行く事はありませんでした。
他の社員が目をかけない、
パッとしない地味な娘の中に、
おれの気になる娘がいました。
その娘は朝、机を拭いてくれてたのですが、
その手が余りにも美しかったからです。
ある日、忘年会とかの全員参加行事で、
その娘と飲む機会があり話しました。
話すと、その娘は明るく、
印象に残る程、笑顔が素敵でした。
彼女は、
自分の容姿に対するコンプレックスを話してくれて、
自分は「全然、気にならないよ。」と伝えました。
それから、その娘は毎日、僕の机を綺麗にしてくれて、
前とは違い、明るい笑顔で朝の「おはよう」をくれました。
やはり、その手の美しさに惹かれてた自分がいました。
ある日、同僚の飲み会に誘われ、
自分はその娘を誘いました。
今程、女性が平均して化粧が上手ではなかった時代、
他の男性社員は
地味な彼女には興味が無いみたいでした。
自分は彼女がいたし、
彼女に対して恋愛感情はありませんでしたが、
純粋に好きな人でした。
ある日、彼女が会社を辞めるという噂を聞きました。
他の仕事を掛け持ちしてて、
そっちをメインにするという事でした。
彼女の最後の日、
相変わらず彼女は自分の机を綺麗にしてくれました。
その時、彼女は自分の耳元で、
「あなただけに教えますが、自分はバン◯エイドの手のモデルなんです。」
と、ポケットからバン◯エイドの箱を見せてくれました。
見比べてビックリ!
それはまさしく彼女の手でした。
帰り際、自分は彼女と握手をしました。
本当に美しい手でした。
携帯の無い時代で、
それ以来、彼女とは音信不通ですが、
目を瞑ると、
彼女のピカピカの手が浮かんできます。
その会社は社員が多く、事務の女性も沢山いました。
男性社員は
「あの娘は可愛い」とか、
「あの娘が綺麗だ」とか、噂し、
人気のある事務の女性はチヤホヤされてました。
自分は営業部でしたが、
昔はセクハラとか緩く、
男性の営業は、ボーナスが入ると、
事務員を誘い飲みに出掛けました。
人気のある娘は毎日、何かしらご馳走にあやかってました。
地味な娘は誘われないし、
誘ったとしても断わるケースが多かったです。
自分が入ってから少しして、
何人かの新しい事務の女性が入ってきました。
明るくて可愛い娘は、瞬く間に人気が出て、
暗く地味な娘はみんな誘われたりはしませんでした。
職場での恋愛が好きではない自分は、
たまに同僚の飲み会には出ましたが
率先して飲みに行く事はありませんでした。
他の社員が目をかけない、
パッとしない地味な娘の中に、
おれの気になる娘がいました。
その娘は朝、机を拭いてくれてたのですが、
その手が余りにも美しかったからです。
ある日、忘年会とかの全員参加行事で、
その娘と飲む機会があり話しました。
話すと、その娘は明るく、
印象に残る程、笑顔が素敵でした。
彼女は、
自分の容姿に対するコンプレックスを話してくれて、
自分は「全然、気にならないよ。」と伝えました。
それから、その娘は毎日、僕の机を綺麗にしてくれて、
前とは違い、明るい笑顔で朝の「おはよう」をくれました。
やはり、その手の美しさに惹かれてた自分がいました。
ある日、同僚の飲み会に誘われ、
自分はその娘を誘いました。
今程、女性が平均して化粧が上手ではなかった時代、
他の男性社員は
地味な彼女には興味が無いみたいでした。
自分は彼女がいたし、
彼女に対して恋愛感情はありませんでしたが、
純粋に好きな人でした。
ある日、彼女が会社を辞めるという噂を聞きました。
他の仕事を掛け持ちしてて、
そっちをメインにするという事でした。
彼女の最後の日、
相変わらず彼女は自分の机を綺麗にしてくれました。
その時、彼女は自分の耳元で、
「あなただけに教えますが、自分はバン◯エイドの手のモデルなんです。」
と、ポケットからバン◯エイドの箱を見せてくれました。
見比べてビックリ!
それはまさしく彼女の手でした。
帰り際、自分は彼女と握手をしました。
本当に美しい手でした。
携帯の無い時代で、
それ以来、彼女とは音信不通ですが、
目を瞑ると、
彼女のピカピカの手が浮かんできます。