今、明かされる高部知子の真実

おれがガキの頃、高部知子さんというアイドルがいました。

萩本欽一さんの、"欽ちゃんのどこまでやるの？"で、"わらべ"というアイドルグループのメンバーで、

幼い頃からドラマの初出演で主役を張るような天才俳優でした。
ドラマ"ガラスのうさぎ"

ドラマ"我が子よ"

そして、日本で大ブームだったドラマ
"積み木くずし"に出演されます。

このドラマは、視聴率45.3%を記録！
しかし、このドラマに出演した事で、当時15歳の彼女の運命は大きく変わります。

フォーカスに載り、世の中を動かす程のきっかけとなった一枚の写真がこちら。

その記事には
「ベッドで二人仲良くニャンニャンしちゃった後の一服である」と。
これが世に言う"ニャンニャン事件"です。
これにより、彼女の仕事のスケジュールは白紙に。

自分も、このニュースを見て、色々想像をし、高部知子さんのイメージをマスコミが伝える通りに受け取っていましたが、事実はそうでは無かったみたいです。

あれから28年、高部知子さんは真実を語りました。

15歳の当時、雑誌に写真が載る三カ月前に、彼女は友達と遊んでて、その中の一人が、「積み木くずしの写真を撮らせてよ♡」と言う事で、皆で写真を撮って遊んでいたらしいです。

だんだん友人の要求もエスカレートしてきて、

そして、この写真が。

彼女が真実を伝えられないまま、
写真を撮ったとされる友人が自殺。

更に、高部知子さんの大親友のトップアイドルが自殺。

マスコミ、世間からの誹謗中傷、友人の自殺。
落ち込んだ高部知子さんは四回自殺未遂を繰り返しました。

そんな彼女を救ったのは堀越学園高校の北村先生。

北村先生は、高部知子さんと反省ノートのやり取りにおいて、高部さんと本音で語り、高部さんを励ましました。

北村先生のお陰で、高部知子さんは自分を取り戻し、人生に前向きになります。

その後、結婚され、子供に恵まれますが、その子供は心臓病で、今まで自殺をして命を軽んじてた自分を恥じ、子供に生きて欲しいと願う自分を見つけ、命の尊さを学びました。

現在は、精神保健福祉士の資格を取られ、人々を救う側で活躍されています。

そんな彼女に、萩本欽一さんからこのようなメッセージが。

この事実を聞いて、マスコミの情報を鵜呑みにするのは改めて良くないと感じました。

芸能人も人間なので、人を抹殺してしまう情報の恐ろしさを改めて感じました。

人を救うのは人ですね。

失敗した人、落ち込んだ人に、チャンスのある世の中を望みます。

PEACE！