女の弱さ | ジョイントツリー(joint tree)の『よおきたね』ブログ

女の弱さ

どうも。joint treeヴォーカルタケです。


おれ、広島県呉市出身なんだけど

おれの生まれた土地柄として悪い言い方をすれば男尊女卑の強い所なんだよね。


実際、今の現状は解らないけど

少なくともおれはそういう環境で育った。


良い言い方をすればお父さんのしっかりした土地柄とか

お父さんが強い土地柄とかになるんだけど

逆に言えば 女が尽くす土地柄なんだよね。


女の涙をよく見てきた気がする。

そうはいっても、みんながみんな不幸ではないけど。


東京に来て こっちの土地柄的な見方をすると

割合だけど 女性が強く思えたんだよね。


いい意味でしっかりした女性が多いし

悪い意味では 自分の分を弁えていない女性も多い。


基本的に 人それぞれなんだけど

おれの考え方としては どちらでもいいと思うんだよ。

本人が幸せを感じて生きていけるなら。


じゃぁ、東京では あんまり泣いた女性がいないかというとそうでもなくて

実際の女の立場から言えば まだまだ弱い部分があるから

泣いてる女性の声を聞くのも事実。


みんながレイチェルカーソンや、マドンナや、強い女ではないので

やっぱり、おれは女性の悲痛な涙を見てしまう。


彼女達も 見えない弱い部分はあると思うけど

強い女性のイメージの方が先行してる。


おれは女が泣くのがあんまり好きじゃない。

言い換えれば 女が泣いてる姿が好きじゃない。

悲しくなるし 世界がねずみ色に見えてしまう。


おれのイメージする平和な世界では女性は笑ってる。

女性の笑い声は 世界を楽しくさせる。


女性の幸せを考える時、単純に笑っていられる環境を作ることが大切だと考える。

そうはいっても、相手が理不尽な事を言えば怒るし、

人としての最低限の戒めに関してはお互いに話す必要はあると思うし

甘えてばかりの女性もあんまり得意ではない。


 ”女性の弱さ”について考え、また、”男性の弱さ”を考える。

どちらも弱いけど どっちかというと まだまだ女性のほうが弱い。


一般的にそう考えると 男性側から提供できる優しさを与えていきたいと思う。


女性の弱さを 涙を 男性が払拭するには 思いやりが必要。


年を重ねれば 男も女も無くなっていき、唯の人間になる。


最初に述べたけど おれの生まれ育った土地柄は男尊女卑が強く

おれの爺ちゃん達も、例外なくそういう人だった。


父方の婆ちゃんが亡くなった時、残された爺さんは物凄く寂しそうだった。

爺ちゃんは婆ちゃんに厳しかったけど 一人になって何を考えたんだろう?


母方の爺ちゃんが亡くなった時、婆ちゃんは爺ちゃんの御棺に向かい手を合わせ

「今までありがとう」と言った。


おれから見て 徳島県生まれの爺ちゃんは映画”鬼龍院花子の生涯”の仲代達也のように

怒らすとなんとも言えないヤクザさながらの空気で 怒鳴り散らしていた記憶がある。


破天荒な性格で その部分では人に迷惑をかけたし 特に婆ちゃんには厳しかった。

晩年になると 落ち着いて婆ちゃんにも優しくなり おれとも笑って酒を酌み交わしていたけど

それでも 婆ちゃんが 最期に爺ちゃんに発した「今までありがとう」という言葉はおれの胸を打った。


世界はどんどん変わってる。

おれの爺ちゃん達の性格さえ変えるほど変わってる。


いつかおれの理想の 女性が心から笑って過ごせる世界が来たらいいな。          タケ。