お正月でゆっくりとお過ごしかと思います
今日は、運動とアルコール摂取時の体内の変化
どんなことが起こっているのか。お話ししてみたいとおもいます。
運動をすると筋細胞が壊死しその後回復することで筋の量を
維持・増量しています。また筋力も増強していきます。
しかし、運動後にアルコールを摂取するとこのような正常な反応
は破たんしていきます。
まず、テストステロン
は男性ホルモンの一種でステロイドとして
も知られています。男性、女性の体内で自然に合成されます。
テストステロンの主な合成場所はライディッヒ細胞です。
この細胞は男性の精巣にのみ存在し、男性が女性に比べて最大
10倍の血清(血中)テストステロン濃度をもちます。
それより量は少ないが、テストステロンは卵巣や副腎皮質でも
合成されております。
テストステロンの生理学的効果は、精子生成のコントロール、
髭や体毛の発育、頭髪の後退、男性の尿生殖路の発達、窒素
の貯留と筋の成長の促進などがあり、筋タンパクの
合成を刺激する効果を持
つと考えられています。特に筋の再生の促進につながるものです。
エクササイズやスポーツなどの運動後には、コルチゾールが
分泌され筋肉は分解され、その後続いてテストステロンが分泌
され筋肉の再生が起こります。
このテストステロンが分泌されると筋量と
筋力が増加します。
しかしながら、よく運動後に一杯と言ってアルコールを飲む
ことがよくあると思います。
この際、アルコールはテストステロンの分泌を抑制しコルチ
ゾールを分泌します。それによる急性効果としては、運動制
御能力の低下や身体パフォーマンスの低下などがあります。
急性効果に加え、アルコールの過剰摂取を長期にわたって続け
ると、身体パフォーマンスの慢性的な低下も起こってきます。
さらに、アルコール依存症に陥った場合には、筋萎縮と筋衰弱
も見られるようになります。
テストステロン濃度を抑制する効果は、男性の場合でアルコール
摂取後、最大数時間持続します。
アルコール度数5%のビールを摂取した際は、アルコ
ール量が1g/kg を超えた場合、結果として、アルコール摂取後は、
テストステロン分泌が抑制されコルチゾール分泌が促進される
ことで、運動能力の全般的な低下につながります。
ではまた
